夏の思い出たち 高山観光編 part.2
前回からの続きで、高山観光編。
鍛冶橋を渡ると宮川朝市が並んでます。大黒さんが笑ってる角から鈴なりに連なるお店と屋台にはたくさんの観光客。活気溢れる商売の匂いが宮川沿いを賑やかして、歩いているだけで気分が高揚します。
郷土の野菜果物お漬物を買うもよし、みたらし団子を買い食いするもよし、昼頃までやっているようなので、ゆっくりと見て回れます。冬の早朝はつらそうだ。
歩き疲れたら階段を降り、宮川を眺めながらしばし休憩。天気が良ければ、公園も兼ねた河川敷に腰を下ろしてぼーっとするのも、旅の楽しみになりそうです。
そういえば高山はアニメ「氷菓」で知られる推理小説・古典部シリーズの舞台でもあるそうで、この河川敷も作中に出てくるらしいです。あいにく筆者はこれらを読んだこと・観たことがないのですが、高山市のいたるところに氷菓とコラボしたポスターを見かけましたので、やはり「聖地」になっているんでしょうね。
宮川を後にして、次は高山陣屋へ向かいます。古い町並み……のあえて裏手を通って、人混みを避けてゆっくり歩く。表通りは復路で通ればいいし、なんか変わったものないかな〜と思ってたら、案の定あった。
なんだこれ? 幸福あなご? 「うな信」さんといううなぎ料理屋さんの脇に鎮座していたものですが、うなぎじゃなくて何故あなご。いえ、あなごと落書きしてあるだけで、実際はうなぎかもしれませんが、なんにせよ妙な存在感です。
そしてしばらく歩くと、高山のシンボル高山陣屋に到着。若き日の山岡鉄舟像が精悍です。
しばし「入ろうかな?」と逡巡。実は過去に2回も見学しているので、なんとなく来てみたはいいけど、そこまで入りたいわけではなかったりする(笑。
まぁとりあえず今日はいいかな、来たければまた来ればいいし、近いし、と考えてこの日は別の場所に行くことに。あてもなくぶらぶらと周辺を散策。
中橋を渡ってすぐの角を、古い町並みとは逆方向、右に曲がってお散歩。宮川沿いに続く道は閑散として、それがなんとも言えない風情です。
賑やかな場所もいいですが、こういう人通りの少ない静かな場所の息遣いにこそ、その土地の匂いが染みている。裏の顔、というほど大げさではなく、かといって表の顔でもない。平常時の、リラックスした表情がそこにあります。
そうやってぐるりと付近を歩いていたら、やがて古い町並みの方に戻ってきて、高山市政記念館の前まで来ました。そういえばここは入ったことなかったな、と気づいて、さっそく玄関をくぐります。入館料無料なのもステキです(笑。
高山陣屋が江戸時代の役場なのに対し、高山市政記念館は明治時代の町役場。和洋折衷の特徴的な建物は、歴史好きの人たちにはやっぱりピンとくるものがあるのでは。
でも、私のような歴史素人には、当時の建築物や行政資料もさることながら、2階の展示資料の数々の方に心惹かれます。だって昔のカメラやらオルガンやら、80年代のパソコンだのワープロだのが置いてあるんだもん。マニアックな一品を探す楽しみがこんなところで。
これなんか文豪ですよ。ワープロの文豪。懐かしいなぁ! 家庭用のワープロは今でいうノートPCのばかでかい版(プリンタ一体型!)みたいな形で、業務用のはデスクトップPCみたいな形。フロッピーディスクがでっかーい!
我が家では富士通のOASYSでしたが、文豪を使ってた人も多いのでは?
今回はここまで。続きはまた次回に。
鍛冶橋を渡ると宮川朝市が並んでます。大黒さんが笑ってる角から鈴なりに連なるお店と屋台にはたくさんの観光客。活気溢れる商売の匂いが宮川沿いを賑やかして、歩いているだけで気分が高揚します。
大黒さん FUJIFILM X-A1 + XC16-50mm F3.5-5.6 OIS |
野点傘 X-A1 + XC16-50mm F3.5-5.6 OIS |
郷土の野菜果物お漬物を買うもよし、みたらし団子を買い食いするもよし、昼頃までやっているようなので、ゆっくりと見て回れます。冬の早朝はつらそうだ。
歩き疲れたら階段を降り、宮川を眺めながらしばし休憩。天気が良ければ、公園も兼ねた河川敷に腰を下ろしてぼーっとするのも、旅の楽しみになりそうです。
そういえば高山はアニメ「氷菓」で知られる推理小説・古典部シリーズの舞台でもあるそうで、この河川敷も作中に出てくるらしいです。あいにく筆者はこれらを読んだこと・観たことがないのですが、高山市のいたるところに氷菓とコラボしたポスターを見かけましたので、やはり「聖地」になっているんでしょうね。
宮川の風景 PENTAX Q10 + 05 TOY LENS TELE PHOTO スマートエフェクト:Auto110 |
![]() |
宮川の雀。人馴れしているのか、 ずいぶん近くまで平気で近寄ってきます。 Q10 + 06 TELEPHOTO ZOOM |
宮川を後にして、次は高山陣屋へ向かいます。古い町並み……のあえて裏手を通って、人混みを避けてゆっくり歩く。表通りは復路で通ればいいし、なんか変わったものないかな〜と思ってたら、案の定あった。
幸福あなご?うなぎ? X-A1 + XC16-50mm F3.5-5.6 OIS |
なんだこれ? 幸福あなご? 「うな信」さんといううなぎ料理屋さんの脇に鎮座していたものですが、うなぎじゃなくて何故あなご。いえ、あなごと落書きしてあるだけで、実際はうなぎかもしれませんが、なんにせよ妙な存在感です。
そしてしばらく歩くと、高山のシンボル高山陣屋に到着。若き日の山岡鉄舟像が精悍です。
若き日の山岡鉄舟像 X-A1 + XC16-50mm F3.5-5.6 OIS |
しばし「入ろうかな?」と逡巡。実は過去に2回も見学しているので、なんとなく来てみたはいいけど、そこまで入りたいわけではなかったりする(笑。
まぁとりあえず今日はいいかな、来たければまた来ればいいし、近いし、と考えてこの日は別の場所に行くことに。あてもなくぶらぶらと周辺を散策。
中橋を渡ってすぐの角を、古い町並みとは逆方向、右に曲がってお散歩。宮川沿いに続く道は閑散として、それがなんとも言えない風情です。
木々の下を歩く Q10 + 05 TOY LENS TELE PHOTO |
主を待つ自転車たち Q10 + 05 TOY LENS TELE PHOTO スマートエフェクト:Auto110 |
賑やかな場所もいいですが、こういう人通りの少ない静かな場所の息遣いにこそ、その土地の匂いが染みている。裏の顔、というほど大げさではなく、かといって表の顔でもない。平常時の、リラックスした表情がそこにあります。
そうやってぐるりと付近を歩いていたら、やがて古い町並みの方に戻ってきて、高山市政記念館の前まで来ました。そういえばここは入ったことなかったな、と気づいて、さっそく玄関をくぐります。入館料無料なのもステキです(笑。
夏の陽射し X-A1 + XC16-50mm F3.5-5.6 OIS |
高山陣屋が江戸時代の役場なのに対し、高山市政記念館は明治時代の町役場。和洋折衷の特徴的な建物は、歴史好きの人たちにはやっぱりピンとくるものがあるのでは。
でも、私のような歴史素人には、当時の建築物や行政資料もさることながら、2階の展示資料の数々の方に心惹かれます。だって昔のカメラやらオルガンやら、80年代のパソコンだのワープロだのが置いてあるんだもん。マニアックな一品を探す楽しみがこんなところで。
Cine-Kodak 日本語表記だとシネ・コダックになってなんとも物騒に X-A1 + XC16-50mm F3.5-5.6 OIS |
NEC NWP-13N パソコンじゃないよ、ワープロだよ X-A1 + XC16-50mm F3.5-5.6 OIS |
これなんか文豪ですよ。ワープロの文豪。懐かしいなぁ! 家庭用のワープロは今でいうノートPCのばかでかい版(プリンタ一体型!)みたいな形で、業務用のはデスクトップPCみたいな形。フロッピーディスクがでっかーい!
我が家では富士通のOASYSでしたが、文豪を使ってた人も多いのでは?
今回はここまで。続きはまた次回に。
コメント
コメントを投稿