夏の思い出たち 高山観光編 part.1

 更新が滞っていた理由は幾つかありますが、ほぼ「Splatoonに熱中していた」で間違いありません。仕事が忙しかったというのは確かにありますが、些細なことです。Splatoonが原因です。あれはいけない、時間食い虫……もとい、時間食いイカにもほどがあります。
 でもまぁ、そんな中でもちょくちょく出かけては、風景を見たりモータースポーツを観たり、そして撮ったりしてました。ずっとイカになってばかりではさすがに不健康ですし、人間、陽の光を浴びに外に出ないといけません。外出するとそれはそれで「ぜんぜんインク塗ってないな、これでは勝てない」とか頭に浮かぶこともあります。あっ、筆者は.96ガロンがフェイバリットです。スーパーセンサーはロマンです。でもスプラシューター使ってた方が強いです。ダイナモローラーもステキ。ダイナモーの人たちは振り下ろす時に「ダイナモー!」と叫ばなければいけないと思っています。

 さて、そんなこんなで何度か表に出て撮ってきた写真をもとに、この夏の思い出ブログでも書いてみます。期間は7月と8月の間から。うちのブログはリアルタイムという言葉に反旗を翻している気がしますが気にしない。

 まず、7月12日に高山に日帰りで遊びに行ってました。前日の夜に「そうだ、高山行こう」と唐突に思い立ち、良く晴れた夏の日差しの下、せせらぎ街道を愛車フィッたんで流しながら、マイナスイオンをひたすら浴びてくる旅路。我が地元はどこに旅行するにも、たいへんアクセスが良いのが自慢です。
 なお、この日の機材は、さおりんことFUJIFILM X-A1 + XC16-50mm F3.5-5.6 OISと、ミキ1号ことPENTAX Q10 + Qマウントレンズ群。どちらも風景の色が綺麗なブランドなので、今回の写真は、一部でトリミングがあるほかは色の調整などは一切無し。

麿墨の里公園(道の駅 明宝)名馬麿墨之像
X-A1 + XC16-50mm F3.5-5.6 OIS

麿墨の里公園の裏手の眺め
X-A1 + XC16-50mm F3.5-5.6 OIS


 まずは自宅から名古屋を経由して岐阜に入り、せせらぎ街道の中間辺りに位置する道の駅明宝で小休止。正式には麿墨の里公園というそうで、由来になった名馬麿墨の像がお出迎えしてくれます。また、明宝ハムのお里なので、明宝ハムが直売所を出店してます。
 ここは設備も普通に良いですが、周辺環境もとても良いです。裏手に回ると緑いっぱいで眺めが良く、吉田川のさらさらという音が涼しげで、いかにも「ああ休んでるなぁ」という気になります。

水の溢れるバケツ
X-A1 + XC16-50mm F3.5-5.6 OIS

 新しめの道の駅だと、すごい豪華な設備があったりして、なんだか硬質な印象を受けたり、周辺から浮いていたりすることもありますが、この施設は周辺環境に溶け込んで、いい感じに素朴さが残っているところが好印象。道中の休憩所としてのみならず、地元にも愛されてる感じがします。

 さて、道の駅明宝を出たら、その後は高山まで突っ走ります。せせらぎ街道の素晴らしい景色を写真に収めるべきだったとは思いますが、写真趣味に染まる前から車で走ることを趣味としているので、ここはもう眼前に現れては流れていく風景を目いっぱい満喫しながら、ひたすらずーっと走ることに没頭。
 こういう時は音楽もかけません。開けた窓から入る風の音と、アクセルに応じて響くエンジン音とロードノイズ、そしてさざなみ街道の名の通りに澄み渡る川のせせらぎをBGMにして、右へ左へ伸びゆく道にステアを切っていく。オン・ザ・レールで駆け抜ける街道には、ひたすらいっぱいの緑。青空広がる午前の日差しは木漏れ日となって路面を描き、葉間を通してきらきら光る陽光に目を細めながら、ドライバーは走る車と一体になる。これぞドライブの愉悦、至福の時間。

 だからつまり写真を撮ってなくても仕方ないんです、許してください。

 まぁそういう感じで高山に到着。高山中央駐車場に車を駐めて、ここから先は徒歩で高山観光です。まだ午前10時ですが、さすが夏だけあってすっかり陽は高い。


スナック飛鳥の軒先に飾られた瓶と花
X-A1 + XC16-50mm F3.5-5.6 OIS

 ついでに観光客もすでに大勢歩いてます。日本人もそれなりですが、海外の人が多いですね。アジア系の人が最多ですが、欧米らしき人たちもそこそこいます。自分は日本人の上に、お隣の県に住んでいるせいか、海外の人が飛騨観光に来るという感覚がよくわかりません。京都とか富士山の方が知名度高そうなのにな、などと思ってしまいます。あるいは旅慣れた人は京都や富士山はもう行ってるとか?

鍛冶橋の標識
X-A1 + XC16-50mm F3.5-5.6 OIS

 こういう標識とか見ても、ピンと来るんでしょうか……。「飛騨国分寺」は「Hida Kokubunji Temple」と、まぁ「お寺だよ!」とがんばって説明しようとした努力がうかがえますが、「高山陣屋」は「Takayama Jinya」です。もはやどうしようもなかったんでしょうか、説明を放棄してます(笑)。まぁでも「Takayama Government Office」とか書いちゃうと、それはそれで誤解されそうだし何か違うような気もするし。観光地も大変だ。

手長
X-A1 + XC16-50mm F3.5-5.6 OIS

足長
こういう変な像は海外の人に人気ありそう
実際に写真を撮ってる人多数
X-A1 + XC16-50mm F3.5-5.6 OIS


 ただ、雨の日以外は猛暑酷暑の夏の日本にあって、周辺が緑に囲まれている高山は比較的過ごしやすく(暑いことは暑いですが)、夏の日本旅行先としては良い選択なのかも。過ごしやすい気候の中で日本の歴史に触れて、山の緑や川の水を見て、美味しい水や食べ物をいただいて、疲れたら近辺には数え切れないほど温泉がある。海外でもそんな風に宣伝してるのかもしれませんね。

宮川の風景。川沿いに並んでいるのは朝市の屋台。
川べりは市民の憩いの場でもあります。
X-A1 + XC16-50mm F3.5-5.6 OIS


 今回はここまで。続きは次回に。

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