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5月, 2015の投稿を表示しています

FUJIFILM X-A1を導入する

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 一眼レフカメラ界隈では、最大手二社CanonとNikonのAFの挙動について、速度のCanon、精度のNikonなんて言われたりします。いわく、Canonは動いている対象にも即座にピントを合わせるべくスピードはとても速いが精度は大雑把、逆にNikonはきっちり精度を合わせてくるけど少し遅い、というような感じ。  どこまで本当かどうかわかりませんが、現在の私の主力機 Canon EOS 70D についていえば、まぁ、そういうこともあるかなぁというような、そんな感じ。背面液晶の小さい画面で見ているとジャスピンに見えても、うちに帰ってPCに取り込んで見てみるとなんかネムかったり。もともと同じ被写体に対して何度も繰り返しシャッターを切る癖が付いているので、少なくとも静物・風景については問題となることはそうそうありませんけれど。ただメイン被写体のモータースポーツだとそういうわけにもいかず、「これだ!」と思って切った写真のピントが眠いと、ちょっとがっかり。 Canon EOS 70D + EF-S 18-135mm F3.5-5.6 IS STM これはライブビュー撮影なので精度に問題はなし 精度問題はあくまで位相差AFの話  と言っても、それは買う前から織り込み済みの話で、多少の精度を差し引いても「とにかく動いているものにAFがついていってほしい」という期待を込めて買ったのが70D。動体最優先なら7D系買えよという声も聞こえてきそうですが、万能性も捨てられないところが甘いところでしょうか。まぁ予算的な問題も大きかったですけど。 EOS 70D + SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM Contemporary 動きものにはめっぽう強いCanon。 でも実はモータースポーツ程度ならCanonでもNikonでも大した差はないという話  ともかく、動体方面では最近シグマの150-600mmを導入したこともあって、当初の目的は達成されているし、70Dに文句を言いたいわけではありません(Canon機に対する文句はそういうとこより、操作性についての方が……)。今回のエントリの主題は、新たに導入したもう一台のカメラについての話題です。

鈴鹿でSIGMA 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM Contemporaryを使ってみる

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 昨年末に主力機をPENTAX K-5IIsからCanon EOS 70Dに乗り換えたわけですが、その際に資金的な問題で揃えていなかった焦点域が、換算450mm超の超望遠域。APS-Cで250mmまでの望遠しか買っていなくて、普段使いではともかく、そもそもの主眼用途となる鈴鹿サーキットでは長さがかなり足りない。 200mm・ ISO100・F16・1/125 角度調整済み 250mm・ISO125・F5.6・1/640 トリミング済み  いちおう、ヘアピンに張り付いてれば上の写真程度までは寄れるものの、一日中ここにいて同じ構図でばかり撮ってるわけにもいかないですしね。資金が貯まればK-5IIsの時に使っていた400mm(換算600mm)超の望遠を買う予定でいました。ちなみにPENTAX時代に使っていたレンズはSIGMA APO 120-400mm F4.5-5.6 DG OS HSM です。付き合いは短かったものの、写りの良いレンズで重宝したものです。  で、先月の鈴鹿2&4の開催に合わせて購入したのが、前と同じくSIGMA社製の 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM Contemporary 。CanonのAPS-Cは他社よりセンサーサイズが少し小さいため、換算では1.6倍になる960mmの超望遠(他社だと1.5倍の900mmですね)。これだけあれば、かなり遠いところからでもマシンを寄せられるため、撮影の場所が広がるぞと期待して買いました。  出たばかりのレンズでレビューがほとんどなかったため、購入には若干のギャンブル要素もありましたが、使ってみたところ、期待以上のレンズでたいへん満足です。今回は鈴鹿2&4で撮影してきたものを何枚か作例としてアップしてみます。