小さくて可愛いは大正義
初めてデジタル一眼レフカメラを買ったのは2011年の2月のことで、これは現在の愛車・フィッたん(HONDA FIT RS)を買ったのにあわせてのこと。ちょうど東日本大震災の1ヶ月前ですが、もちろんそれは関係ありません。あったら怖い。 それ以来、元々の目的だった「F1を綺麗に撮る」を超えて、写真撮影そのものが趣味といえるくらい好きになりましたが、それでもまぁ不満というのはあって、それは何かというと「重い!」ということ。 最初の一眼はPENTAX K-rですし、今のメイン機もK-5IIsなので、他社製の一眼(特にフルサイズ機)に比べれば軽いんですが、それでもコンデジに比べれば重い上、どうにもレンズを何本も持ち歩く癖があり、その上10インチのiPadもカバンに入ってるので、一日かかるイベント時などは、数日間は肩の痛みに悩まされる始末。リュック型のカメラバッグなら多少いいかもしれませんが、ショルダーバッグが好きなこともあって、特に左肩が悲惨な状況です。 サーキットに行くと巨大なフルサイズ機にこれまた巨大な大砲をくっつけたカメラを肩に担いで歩いてる人がいますが、自分には真似できんです。あんな重そうなものを一日持ち歩きたくない。値段も高いですし。 そんなだから、機材は軽ければ軽いほど良い、と考えています。小さいは正義。もちろんカメラですから、それなりに画質も良くなければいけませんが、そこさえ合格点ならあとは小さく、とにかく小さく。ちなみに車も小さいほうが良いです。7人乗りのデカいミニバンを好きこのんで乗ってる人がいますが、自分には理解の範疇外です。大家族で使ってるならともかく……。 で、そういう嗜好を満たしてくれるカメラが、PENTAXからリリースされているQシリーズ。「手のひらサイズ」なんて言葉ありますが、まさにそれ。 本体の小ささだけならLUMIX GM1の方が小さいですが、レンズを含めたカメラ一式としては、やはりQシリーズの小ささは群を抜いてます。 もちろん左側がQです(Q10)。Qマウントで一番大きなレンズを付けてすらこれ(換算200mm)。デジイチとしてはコンパクトなK-rと比較しても、この小ささ。このミニマムさがQの魅力。 センサーサイズが、一般的なデジイチのAPS-Cでもマイクロフォーサーズ規格でもなく、更に小さい1...