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HD PENTAX-DA 35mmF2.8 Macro Limitedで足助町を撮る part.2

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 前回に引き続き足助町の写真。まあ単なる観光写真のアルバムです。  この日は末日とはいえ4月だというのにずいぶんと暑く、川辺では水遊びする子供たちがたくさん。小学5〜6生くらいの女の子が、水着(?)で遊んでましたからね。え、その子たちの写真?あるわけねーです。通報されかねない(笑  他、私と同じようにカメラぶら下げた人たちが数名。 巴川  水辺を離れて山側へ。香嵐渓の紅葉の始まりである香積寺へ。小さいけれど由緒あるお寺です。寺から続く飯盛山中には十六羅漢像等も。ごく小さな山なので、散策にはうってつけ。 香積寺正門  この手の緑っぽい色が好きなのでよく撮ります。相変わらずカスタムイメージをリバーサルフィルムにしているので彩度爆上げですが、このくらいやったほうが好み。  それとやはり遠景よりもこの程度の距離感の方が、DA35mm Macro Limitedには無理のない描写な感じ。 香積寺十六羅漢像  緑色ばっかりでもアレなので、人工のものも。こちらは巴川沿いにある 三洲足助屋敷 。機織りやら紙すきやら炭焼きやら鍛冶やら……、そういった昔ながらの工芸を今に伝える、生きた民族資料館。 桶屋  上の写真は桶屋さん。桶の修理をしているところです。なんかすごい"職人"って風情。  下の写真はランプシェードですが、これは傘屋さんが和傘の製法で作ったもの。洋風のも良いですが、こういう和風のもので家をコーディネートしてみたい。  なお桶屋の写真はISO1600、傘屋の写真はISO800です。ともにF2.8。ISO800はともかく、ISO1600だと等倍にするとノイズが乗ってるのがわかります。とはいえ、このくらいなら問題ないレベルでしょう。 傘屋  母屋に行くと機織を実演しています。目の前で織ってくれるのですごく興味深い。一反織るのに数週間かかるんだとか……。  ただ母屋は囲炉裏から出る煙で服が煙臭くなるのが難点(笑。 母屋  これは飾り物のかぶと。他にも日本人形やらが飾ってありました。こどもの日が近かったので、端午の節句用でしょうね。 母屋

HD PENTAX-DA 35mmF2.8 Macro Limitedで足助町を撮る part.1

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 明治村に続き、DA 35mmF2.8 Macro Limitedを持って足助町に行ってきました。愛知県外の方には、香嵐渓といった方が通りは良いかもしれません。  昔は香嵐渓ヘビセンターなんていう珍スポットもありましたが、基本的には紅葉の名所として知られている場所。紅葉で売っている観光地はたいがいそうだと思いますが、新緑の季節には見事な緑色を見せてくれます。4月末日の快晴に誘われて、リフレッシュがてら自然風景の試し撮り。  まずは定番の待月橋。巴川にかかる赤い橋で、これをフレーム内に収めた紅葉写真は枚挙にいとまがない。  あ、それと今回はFlickrではなくGoogleフォトです。全て署名を入れただけの撮って出し。MCプロテクターのみ使用、サーキュラーPLは未使用。カメラ設定では、カスタムイメージで「リバーサルフィルム」、シャープネスを「エクストラシャープネス」にしています。 通常撮影  ISO100、F8、1/320での撮影。ピントは待月橋の向かって左端くらい(つまり画面中央)に合わせてます。  遠景でキレがないと言われる本レンズですが、意外に健闘。  真ん中あたりを等倍で見るとこんな感じ。ディテールも良好に保っています。 中央部切り出し  もう少し上の山の木々を等倍切り出し。 中央やや上部切り出し  山と空の境界線。まあ普通。かすかに見える線は電線ですね。 境界線切り出し  右上隅の切り出し。中央に比べると、ここはちょっとモヤっとしてます。 右上隅切り出し  左上隅切り出し。色が濃く暗いのでわかりづらいですが、やはり少しモヤっとしているかも? 左上隅切り出し  左端切り出し。ここはそこそこ。隅に比べると良いです。 左端切り出し  右端。ここもまあまあ。 右端切り出し。  中央が最も良く、四隅は甘め、他はそこそこというところ。つまり ごく普通 の傾向です。  万能なレンズらしく、風景でもなかなかクリアに写るので、旅行のお供とかにはうってつけ。画面全域でビシッとシャープに!キレッキレで!というのだと、少し物足りないでしょうが、必要充分の性能はある。本気の本気で!という際には、風景専用のお高い大口径広角を使うとか、使い分けしてい

HD PENTAX-DA 35mmF2.8 Macro Limitedで明治村を撮る

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 K-3IIに乗り換えて、まずは試し撮りとして明治村に行ってきました。K-5IIs買った時にも行きましたが、物撮り・テーブル・建築・遠景となんでも一通り被写体が揃っているので、試し撮りにはもってこいです。衣装レンタルもやっているので、その筋の仲間がいればハイカラなコスプレ写真も撮れます。  このとき持って行ったのはHD PENTAX-DA 35mmF2.8 Macro Limited。スペックは最大撮影倍率1倍、換算53.5mmのいわゆる標準マクロです。  とはいえ、本格的なマクロレンズというよりは、寄れる標準レンズというのが一般的な認識のようです。寄ってよし離れてよしの標準単焦点。そう考えると、Macroという名前から連想するよりも万能なレンズで、これ一本でたいていのものが撮れる。器用貧乏にならないように気をつけないといけませんが、いろいろ考えながら撮影する楽しさのあるレンズでもあります。  さて、まずは猫……の置物。リンク先のFlickrに表示されるEXIF情報にもある通り、絞り開放で撮っています。  あ、それと、今回掲載している写真について特に記載がない場合は、撮って出しJPEGに署名を追記したのみの無調整です。 森鴎外・夏目漱石住宅  ついでに等倍切り出しも。 等倍切り出し  Macroと冠するだけあって、開放からなかなかシャープだと思います。まあいまどきのレンズは、開放から(少なくとも中央部は)シャープというレンズが多いですが。なおこのレンズは、リニューアル前のオリジナル版は2008年の発売。  続いてもうちょっとマクロっぽいのを。明治時代の新聞紙。こちらも絞り開放。 西郷従道邸  前後にほどよくボケてます。こういう感じで撮ると、やっぱりMacroというだけあるなあという印象。最短撮影距離0.139mなので、ほんとよく寄れます。  カスタムイメージを変えて一枚。「銀残し」。これも絞り開放。 ミーレ式活版印刷機(鉄道寮新橋工場(機械館))  金属っぽいものは銀残しで撮りたくなります。こういう重厚感のある色は好き。  でもPENTAXはもっとカラフルな色を撮るべきかも。印象的な記憶色が綺麗なので。というわけで、今度はカスタムイメージ「リバーサルフィルム」で。相変わらず

なぜかまたペンタックスに出戻ってるという話

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 1年半くらい前に元いた国に見切りをつけて出奔し、その後 Canon合衆国 と FUJIFILM王国 のお世話になっておりました。  たいへん幸せな日々を送っていたはずですが、なぜか手元にこんなものが。  えー、どういうわけか血迷って再びPENTAX共和国に戻ってきてしまいました。  なぜだろう、自分でもよくわからない。  動体のCanon、静物のFUJIFILMで完璧な布陣だったはずで、特になにも不満はなかったんですが、それでもいま手元にあるのは、そのどちらにもなんだか微妙なPENTAXのK-3II。人生ってよくわからないね!  まぁ強いて言えば、ペンタ機が出力する、一種独特の深みのある色から離れられなかったってことでしょうか。モタスポ撮影で苦労を強いられることを覚悟してでも。  でもFUJIFILMの抜けるような爽やかな色も、それと同じくらい好きだったんですよ。初めて味わった時は、もうPENTAXとかどうでも良いやー、とか思ったものなんですが。  あれですね、デジイチを覚えた最初の4年間がPENTAXだった、ってのがイカンのですね。なんでも最初に付き合った人のことって忘れないものですしね……。  ともかく、出戻り組として今後はPENTAX共和国に骨をうずめる所存でございますハイ(とかいってまたCanonになびいたら大笑いだ。いや笑い事じゃない)。  で、ボディは先に書いた通り K-3II 。こないだPENTAX初のフルサイズデジタル「 K-1 」が発売されましたが、メイン被写体がモータースポーツなのでフルサイズは必要ない。今後もずっとAPS-Cで行きます。  まあK-1はAPS-Cレンズで撮影すれば、勝手にAPS-Cサイズにクロップされるので、大は小を兼ねる類のボディではありますけど。いいの、K-3IIはK-1の1/3くらいの値段で買えたので。  同時に買ったレンズは2つ。  一つは、これはK-r〜K-5IIs時代からずっと使ってみたかった、 HD PENTAX-DA 35mmF2.8 Macro Limited 。何気に自身初のリミテッドレンズ。かつてはコーティング違いで、HDではなくsmcという名前でしたけど。 明治村にて  で、もう一つが、PENTAX唯一の換算600mm超の超望遠ズーム HD P