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夏の思い出たち 鈴鹿8耐編 part.4

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 前回からの続きで、鈴鹿8耐編。  モータースポーツというと主役はほぼ男ですが、だからといって女の見せ場がないかといえばそんなことはない。あんまりいないだけで女性レーサーはちゃんといますし、エンジニアとしても活躍しているでしょう。クレア・ウィリアムズやモニシャ・カルデンボーンなんてF1チームのトップです(クレアはいちおう副代表の肩書きですが)。  そして今も昔も、サーキットを彩る花として、レースクイーンは真夏の熱気に笑顔を振りまきます。他の仕事は男女どっちでもできますが、レースクイーンだけは、少なくとも見た目は女性じゃないとできません。  ま、細かい話は無しで、今回は写真を並べるだけに。なお撮影はすべてFUJIFILM X-A1にXC50-230mm F4.5-6.7 OISです。 SUZUKI ENDURANCE RACING TEAM F.C.C. TSR Honda PLUS ONE MCRT & TOM FLYBOARD JAPAN

夏の思い出たち 鈴鹿8耐編 part.3

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 鈴鹿サーキット最大のイベントと言えばF1日本GPであることは論を待たないと思われますが、鈴鹿で初めて開催されたのは四輪ではなく二輪のレース。そもそもホンダが最初に作ったのはオートバイでもありますから、むしろ二輪レースこそ鈴鹿本来の姿かもしれません。  四輪、特にトップフォーミュラでは、そのチャレンジングなレイアウトこそドライバーたちから絶大な支持を受けているものの、ことオーバーテイクとなると「抜きどころがない」という評価なのが瑕に疵。  しかし二輪であればコース全域がオーバーテイクポイント。S字だろうとスプーンだろうと、隙があればガンガン抜いていく。目まぐるしく変わるレースの状況は、参加者数の多さもあって、初心者にはなかなか把握しづらいほど。 Team KAGAYAMA / SUZUKI GSX-R1000 Canon EOS 70D + SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM Contemporary 400mm(トリミング有)・ ISO100・F10・1/200  まぁ、耐久レースというのはスプリントレースと違って、疲れたら席から離れて食事したり昼寝したりしながら、のんびり観戦するのが似合うイベントですから、四六時中ずっと把握している必要はあまりないんですけどもね。

夏の思い出たち 鈴鹿8耐編 part.2

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 前回からの続きで、鈴鹿8耐編。  土曜日のレースはつつがなく終わり、翌日日曜もまた炎天下のサーキット。土曜はまだ4時間ですが、日曜はイベント名の通りの8時間耐久。ライダーの技量、マシンの性能をそれぞれ心技体の「技」と「体」とするなら、照りつける太陽が奪っていく体力を補うものが「心」でしょうか。観ている方はまだ水分補給も木陰で休むも自由ですが、ライダーは交代するまでの間は集中し続けないといけませんからことさら大変です。GTレースなら最近はエアコンを搭載したマシンとなりつつありますが、二輪にそんなものなさそうですしね……。  さて、この日の機材はこのみんことCanon EOS 70Dに、メインレンズのSIGMA 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM Contemporary。最長600mm(換算960mm)ともなると、観客席のどこからでもサーキット上の被写体を寄せられるので、たいへん便利です。まぁ最短150mm(換算240mm)だと、ヘアピンあたりで窮屈になるので、一長一短と言えなくもないですが……。  でもまぁ、長いことはいいことだ、と言わんばかりに目いっぱい伸ばして撮影です。大きなレースならだいたい2〜3日(場合によってはそれ以上)はイベントをやるので、広角で撮りたければ別の日に撮ればいい。この日はひたすらテレ端を使って撮影。 YamashinaKawasaki&BusinessRalliartKAWASAKI ZX-10R Canon EOS 70D + SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM Contemporary 600mm(トリミング有)・ ISO100・F6.3・1/500  まずは東コースから撮影開始。上の写真は逆バンクコーナーですね。鈴鹿で1-2を争う人気撮影スポット。この日もたくさんのアマチュアカメラマンが集まってました。  今回はあまりシャッタースピードを遅くしない方針で撮っています。四輪と違ってコーナーで車体ごと傾いているから(ハングオンというらしいですね?)、そう流さないでも止まっては見えないだろうと。場所を変えてマシンを横から撮る時でも、せいぜい1/160〜1/100くらいで。そもそも焦点距離が長いので、がんばってスローシャッターにしないでも、そこそこ流れ

夏の思い出たち 鈴鹿8耐編 part.1

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 夏の思い出、次は7月23〜26日に開催された鈴鹿8時間耐久ロードレースです。私は25、26の土日だけの観戦。  鈴鹿の夏は8耐に始まり鈴鹿1000kmで終わる。これが長年続く恒例行事。秋が来れば今度はF1日本GPが待っているわけですが、真夏の耐久レースの熱気はF1にも負けてません。日本モータースポーツの聖地は、8耐を迎えていよいよボルテージが上がります。 聖地のシンボル Canon EOS 70D + EF-S 55-250mm F4-5.6 IS STM  さて、昨年は雷雨の中で開催された鈴鹿8耐でしたが、今年は夏らしい青空に恵まれた……つまりす〜〜〜っごく暑いさなかの、ドライバーも観客も「耐久」なレースになりました。グランドスタンドやパドック以外はせいぜい木陰ぐらいしか日を遮るもののないカンカン照りの下、よく熱射病患者が出ないなぁと感心するほど。筆者も汗だくだくで観戦です。  朝も早くからサーキットに集う現地観戦組に容赦なく降り注ぐ日光。駐車場から歩いてくるだけで汗が滲んでくるような天気の下、少しでもいい観戦場所、撮影場所を確保しようと、みなさん駆け足小走りで進んでいきます。  GPスクエアまで来てみれば、まだ開場から10分程度しか経ってないのに、すでに大勢の観客の姿。「Are You Ready ?!」の横断幕に、その場の全員が「Yeah!!」と返せる状態。 Are You Ready ?! EOS 70D + EF-S 55-250mm F4-5.6 IS STM  それにしても「Are You Ready ?!」って現地実況ピエール北川さんの決め台詞ですが、もうすっかり鈴鹿の(たぶん他のサーキットでも)定番になったんだなぁ……。  ちなみに筆者が初めてピエール北川さんの実況を聞いた際、名前を聞き間違えて「ピエール瀧がなぜ!?」と驚いたという、どうでもいい話があります。