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壊れた……

エアコン壊れたあああああああああああああああ! このジメジメする時にドライ送風が使えない…… 暑くて何もする気がせんわ! というわけで新しいエアコン買ってきたんだけども ……ダメだ、暑い。 工事して稼働し始めたら書くです。 あー、あっちぃあっちぃ。 あ、それと明日(と言うか今日)からスポーツジム通いの日々。 痩せるのだ。ふふ。 2008年6月22日

移ろう時の中に

 以前は、ビーイングは売り方がえげつないよなァ、と思っていた。シングル寄せ集めのアルバム、たいして年数も経ってないのにリリースされるベストアルバム、怒濤の如きタイアップ……。  だが、どうもここ最近、「売り方がヘタだ」と思うことが多くなった。特にB'zの「B'z The Best "Pleasure II"」が出た時。  前回の「B'z The Best "Pleasure"」と「B'z The Best "Treasure"」が10周年だったから、今度は20周年かな、と普通は思う。ファンならずとも。  それが、なぜか「17年目」だ。  なんだそれ。逆に何か意味でもあるのかと勘ぐりたくなるような中途半端さだ。  タイトルもまた酷い。いくらなんでも「II」はないだろう。マンガの「2巻」とかじゃあるまいし、もうちょっと良い名前付けてあげればいいのに。  しかも、収録曲が全部シングル曲じゃないか。アルバム曲が1曲も無い。前作Pleasureでさえ「Bad Communication E.Style」があったのに。  正直、いったい誰に向けて売りたいのかよく判らないベストアルバムだった。新規顧客相手にしても既存ファン向けにしても、なんだかあらゆる意味で「いま一歩」感の漂う……。  そして、今回の「B'z The Best "ULTRA Pleasure"」である。今日別件でタワーレコードに行ったら既に売ってたので、DVDとセットのバージョンを購入してきたのだ。  とりあえず、こちらは20周年という事で、区切りという意味ではすこぶるよろしい。  が、収録曲が……、なんだか残念すぎる。  2枚組構成なのだが、まず1枚目は定番の曲がずらり。というか、初代「B'z The Best "Pleasure"」と「B'z The Best "Treasure"」に収録されている曲ばかり。あまり収録する意味が感じられない。  そして2枚目は、こちらはここ10年のものが揃っているが、やはりシングル曲ばかりがズラリ。アルバム曲は1曲も無し。ベスト盤「Pleasure」はそういうモンだと言わ

トラックに乗せられていたものは

■毎日新聞「秋葉原通り魔:死亡7人、負傷10人に…25歳男を逮捕」 http://mainichi.jp/select/today/news/20080609k0000m040013000c.html  ……自分が大事。何よりも自分自身が幸せであることが優先。そのために、人を傷つけることを厭わない。上を目指すために他人を押しのけて――  ……という価値観を推し進めてきたのが戦後日本だったと思うのだが、こういった事件はその延長線上だろうか。どうにも、日本教育の暗部を感じさせる事件である。  言うまでもなく、現代教育の最大の焦点は「受験」であるが、それと同時に重視されるのは……というか、もうひとつの柱とでも言うべきものは「個性の尊重」だろう。  「人はそれぞれ違うのだから、君は君で良いんだよ」。それ自体はまぁいい。間違っていない。真っ当な正論だ。諸手を挙げて賛成しよう。  しかし、これを正しく子供に伝えられているかというと、まったく伝えられていないように思う。たいていは「誰より自分自身が一番大事なんだよ」という、一見正論、実は恐ろしい勘違いを子供に植え付けている。  「自分が大事」という部分は否定しないが、同時に「他人も大事」なのだ。優劣も高低もない。そこを教えてあげないと、人と人との距離感は破綻する。  その破綻の現れが、この事件を構成する要素の一つだと思えてならない。  他者を殺してでも、それでも突き通したかった"自我"。秋葉原の歩行者天国に現れたトラックに乗せられていたのは、犯人の肥大化した自我ではなかったか。  「世の中が嫌になった。生活に疲れた」  犯人が語った言葉だという。なるほど、きっととても辛い経験をしてきたのだろう。まして25歳。多くの挫折を味わう年頃だ。死にたくなることもきっとあるだろうし、怒りや悲しみを何かにぶつけたくもなるだろう。私も若い頃は、自宅のぬいぐるみにずいぶん辛く当たったものだ。気持ちは判る。  しかし、できればそこで一歩……いや、半歩で良い、引いてみて欲しかった。そうすれば、他者が自分と同じように傷つき、悲しみ、辛い思いをしていることに気づけたかもしれない。こんな悲しい事件も起こらなかったかもしれない。 「きっとうまくいかない事もあるはず。そんな時は……、折れるまで戦わないで