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2014F1モナコGPの裁定について(再修正版)

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 2014F1モナコGPは、ベッテルのギアボックストラブル&ERSトラブルによるリタイアを含めて完走率の悪さが目立ち、セーフティカーが2度入る……これだけ見ると「波乱」の展開ですが、実際には全体の動きの少ない、退屈なレースとなってしまいました。  散発的に発生するイベントとしても、ハミルトンの目にゴミが入るなどして視界が悪くなり、最終盤でリチャルドとバトルせざるを得なくなった、あるいは、レース巧者のライコネンがセーフティカー中にデブリを踏んでパンクしてポジションを落としたり、マグヌッセンをオーバーテイクしようとして曲がりきれずにヘアピンで停止したりと、せいぜいその程度のもので、お世辞にもレベルの高いとは言いがたいものばかり。  さてそのさなか、各所で発生する接触やアンセーフリリースのため、5秒のストップ・アンド・ゴー・ペナルティが数人に出されることになりましたが、マルシャF1チームのジュール・ビアンキがこれを消化せずにレースを終えてしまうというトラブルが発生します。  おそらく彼らはセーフティカーラン中にペナルティを消化した、というつもりだったと思うのですが、実際にはセーフティカーラン中のペナルティ消化は認められておらず、その後、レースコントロールから何度も「ペナルティを消化しなさい」という指示が出されます。しかし、レース中にそれが実行されることはなく、ついに未消化のままチェッカーフラッグを迎えてしまう。  この時点でのリザルトは8位。マルシャにとっては初のポイントゲットです。ただ問題は、ペナルティ未消化=ペナルティ無視の事実が、どのように判断されるか。もし25秒加算であれば、レース後のギャップからして11番手になりポイント圏外。それでもまだ完走扱いですが、レース失格という裁定が下されれば最悪です。  しかし、実際にくだされた裁定は5秒加算のみ。ビアンキはポジションを落としはしましたが、9番手ということになり2ポイントゲット。初のポイントですが、これについてはtwitter上などでも疑問が挙げられていました。そんな軽い裁定でいいのか?と。 レース後の空に浮かぶ飛行船 K-r + DA-L 18-55mm F3.5-5.6AL  論点は二つ。「なぜ失格にならないのか?」、「5秒加算程度の軽い罰則で済むなら、レース中のストップ・アンド・ゴー・ペ

王者の意地

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 2014年スペインGPは大変興味深い一戦でした。チャンピオンシップ自体は、前戦までと同じくメルセデスGPの二人による争いでしたが、3位以下争いはチームの戦略とドライバーの技量が絡み合った、非常に熱の入ったもので、ややわかりづらいところはあるものの、F1の面白さを凝縮したような展開。  まずなんといっても、レッドブルのダニエル・リチャルドとウィリアムズのバルテッリ・ボッタスのポジション争い。  現在のところ、メルセデスを除くチームの中では最速と思われるレッドブルですが、それはコーナーリングスピードによるところが大きく、逆にストレートスピードは大変に遅い。このため、ホームストレートの長いこのサーキットでは、他チームにとっては最大のオーバーテイクポイントであるホームストレートのDRSゾーンがあまり役に立たないため、リチャルドとしてはメルセデスの二人はともかく、3位ポジションだけはキープしておきたい。しかし、残念ながらスタートに失敗したリチャルドはボッタスに先行を許し、予想通りDRSゾーンで差を詰めることができずに、第1スティントの間中ボッタスの後ろで走る羽目になってしまいます。  さて、問題なのはここから。リチャルドは15周目という早い段階で最初のタイヤ交換を行います。今回の決勝は2ストップ、もしくは3ストップの展開が予想されており、66周を争う中で15周目のピットインということは、おそらくリチャルドは3ストップになると思われました。ウィリアムズ側もその判断をしたようで、ボッタスの最初のタイヤ交換は21周目のタイミング。周回から考えて2ストップであることがわかります。この時のピットストップでリチャルドに先行されたものの、3ストップ作戦と思われるリチャルドはあと2回ピットインせねばならず、残り1回で良いボッタスは一時的に先行されたとしても、最終的にはリチャルドの前でフィニッシュできるだろうという計画です。  しかし、ここからレッドブル・リチャルドの走りは周囲の思惑を大きく超えていく。なんとリチャルドは、ミディアムタイヤを履いた第2スティントで、31周というロングランを行います。その間ずっと大きくタイムを落とすことなく、です。  そして長々走った46周目、ようやくリチャルドは2度目のタイヤ交換のためにピットインしますが、この時点でボッタスもタイヤ交換せざるを得ず

眠れる獅子

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 明日から3週間ぶりのF1、スペインGPがカタロニア・サーキットで行われます。  今期絶好調のメルセデスAMGはカタロニアでも強さを見せつけるでしょうが、問題は他チーム。前年度まで絶対王者として君臨したレッドブル・レーシングと、ここ数年の低迷が激しいフェラーリ、それから、前年度の終盤ではレッドブルに唯一対抗できるチームとまで言われながら今期は地を這い続けているロータス、この辺りが上昇してくるかどうかに注目したいところ。  特にレッドブルのエース、セバスチャン・ベッテルは、他チームどころか同僚リチャルドに辛酸を嘗めさせ続けられていますから、そろそろ今期のマシンに対応していかないと、口さがない世間の、さらなる口撃を招くことになりかねません。 鈴鹿ヘアピンを抜けるセバスチャン・ベッテル(2013) K-r + smc DA 55-300mm F4-5.8ED  もちろんそこは本人もチームもわかっているようで、カタロニアからベッテルは新シャシーでドライブするようです。 「ベッテルのマシンに「ひび」を疑うレッドブル」 http://www.topnews.jp/2014/04/27/news/f1/106901.html  まぁ、今期のベッテルの苦戦はひびではなく、多くの人が指摘するように、ブロウンディフューザーを利用したマシンへ特化されていたドライビングスタイルにこそ原因があると考えられるため、シャシーを変えたところでどうこうなるとは思えませんが……。 「「単にリカルドのほうがベッテルよりうまくやっているだけ」とラウダ」 http://www.topnews.jp/2014/05/08/news/f1/teams/redbull/107279.html 「ベッテルのシャシー交換の効果はほとんどないだろうとレッドブル」 http://www.topnews.jp/2014/05/08/news/f1/teams/redbull/107277.html  とはいえ、気分を変えるという意味では効果があるかもしれません。限界点で争うトップアスリートのパフォーマンスというのは、精神状態によって大きく左右されるもののようですし、シャシーを変えたことを機に、今期マシンへの対応が進むこともあるでしょうし。  きっかけがどうであれ、結果がそ

アイルトン・セナ没後20年

 史上最強のドライバーは、現在のところミハエル・シューマッハーが最有力候補だろうと思う。  史上最高のドライバーは、という問いであれば、ミハエルはもちろん、ジム・クラークやグラハム・ヒルなどの名前も上がり、なかなか議論はまとまらないでしょう。  しかし、もし「史上最速のドライバーは誰か」という問いであれば、おそらく圧倒的多数の人はこう答えるのではないでしょうか。それはアイルトン・セナだ、と。      セナがF1で活動していた時期は、私の小中学生時代に重なります。最近の若い人たちには想像つかないかもしれませんが、その当時の日本におけるF1人気は圧倒的であり、フジテレビのF1中継の視聴率はゴールデンタイムで20%超、深夜帯でも10%を記録したと言われています。無論、その頃の私は子供でしたから、視聴率の話なぞ特に興味はありませんでしたが、今でもおりにふれて流れるT-SQUAREの「TRUTH」をOPテーマに始まるその番組が、子供たちを惹きつけたのは言うまでもありません。  もちろん私も、ブラウン管を通して映し出される音速の狂宴・F1サーカスに釘付けだった一人。当時の自分の中でのアイドル、あるいはヒーローだったのは、ポプラ社の全集で読んだシャーロック・ホームズと、そしてサーキットを駆け抜けるF1ドライバーたち。  その中で、ひときわ大きく輝く巨星がアイルトン・セナだった。  誇らしげな赤白のカラーに塗られたマクラーレン・ホンダのマシンを駆り、並み居る強豪ドライバーたちを尻目に、当たり前のようにポール・トゥ・ウィンを決めていくセナの姿は、まさに音速の貴公子。いまだにその原理が解明されていない「セナ足」を武器に、コーナー脱出からのストレートの伸びでグングン差をつけていく様は、「こんな化け物には絶対勝てない」と思わせるに充分。雨でも降ろうものなら、もはや敵なし。セナさえいなければ、間違いなく最速の名を争ったであろうドライバーたちのなんと多かったことか。地上最速の称号は、アイルトン・セナのために大切にとっておかれたようなものでした。  そんな有様だったから、実はあの当時私が応援していたドライバーはセナではなく、数々のライバルたちの一人だったナイジェル・マンセルでした。1番すごい人より、2番3番の人を応援してしまうところが、私の意地の悪いところですね。  大

2008年F1第6戦モナコGP決勝 スカパー!観戦レポ

さて、今日はモナコGP決勝です。ポールは前回に続いてマッサ。スプリントは強いんだよね、マッサ。ところで今回はCS2のフジテレビ721ではなく、CS1のフジテレビCSHDで観てます。ハイビジョンで画面キレイ、あと縦横比が16:9だ。 コンディションは雨。まだ弱いけれども、本戦中はどうかなー。ちなみに97年以来、11年ぶりのウェットコンディションです。セーフティカースタートは無し。タイヤチョイスは……、スタンダードウェット主流? ドライコンディションに移ろってくると厳しいかも。 フォーメーションラップ、 コバライネンが動けない。止まってる。どした? ピットレーンに入っていったけど、どうなるかな。ピットスタートできるか、あるいはそのままガレージインか。 しかし、ラップ中のマシンが滑る滑る~。スタンダードでは滑るか? スタートはどうか、 ハミルトンが2位にアップ。ライコネン、スタート大失敗。コバライネンはピットスタートから最後尾に。そして雨がなんか強くなったか? 予想以上に路面がウェット、かなりスピードレンジが低い。ロウズヘアピンでロズベルクがアロンソのリアにフロントをぶつけた? バトンがハイドフェルドと接触でピットイン。フロントウィングが飛んだ。フロントノーズ交換、タイヤ交換。タイヤはエクストリーム……じゃない、スタンダード? 滑るって。 トップ5は、マッサ、ハミルトン、ライコネン、クビサ、アロンソ。 3周目、 ロズベルクのフロントウィングがゆがんでる。さっきの追突で壊したな? 3周目、 ロズベルクのピットイン、映像が出ないよー。 4周目、 4位以下が3位について行けてない。クビサがトラフィック? それとも上位3台が速すぎる? 5周目、 グロックのフロントウィングがない。最終コーナーでスピンした。というかけっこう激しく当たってる。よくピットまで戻れたモンだ。ピットインでエクストリームウェットタイヤに交換。 6周目、 4位以下もそうだけど、3位のライコネンも上位2台について行けてない。 6周目、 ハミルトンの右リアタイヤがホイールから外れてる。壁にぶつけた。どこ? タバココーナー? 当然のごとくピットインでスタンダードウェット。というか、右リヤだけ交換した。エクストリームにしないのか。 7周目、 ライコネンが遅い。クビサに追いつかれた。セッティ

2008年F1第5戦トルコGP決勝 スカパー!観戦レポ

さて、今日はトルコGP決勝です。ポールはマッサ。なぜトルコになると強いんだ。今回もまたポールトゥウィン? 2番手は、コバライネン。前回素晴らしいクラッシュを演じてくれたものの、元気に帰ってきてくれました。良かった……。 3位以下はハミルトン、ライコネン……といったところ。BMWザウバーは今回も調子が良いらしい。 というか、それよりですなー、スーパーアグリがいないというのが(涙 時代には勝てないか。それでも、夢をありがとうだ。フォーミュラーはまだ続く。 さて、イスタンブールサーキットは雲の多い空模様。いちおう晴れは晴れだけど。 昨日は雨だったが、どうなるか。 タイヤチョイスは、ハードが主流? マッサがソフト。ライコネンもソフトか。それ以外はハード。このサーキットはハードがベターらしいのけど、最初に遅い方を使っておくのか。バリチェロもソフト? ホンダ、無理するな。 スタートはどうか。 マッサは問題なかったけど、ライコネンが沈んだ。あと、フォース・インディアとウィリアムズの誰かがクラッシュ。2番手ハミルトン、3番手クビサ。セーフティカー登場! クラッシュしたの誰? フィジケラと中嶋か。フィジケラはあえなくリタイヤ。中嶋はなんとか走ってるけど、フロントウィングがない。 スーティルチームラジオ: スーティルもフロントが損傷? クラッシュリプレイ: フィジケラが中嶋に追突。けっこう危ない事故だったけど、二人とも無傷で良かったね。 順位整理: マッサ、ハミルトン、クビサ、コバライネン、アロンソ、ライコネン、ウェバー、ハイドフェルド、ロズベルク、クルサード、トゥルーリ、バトン、バリチェロ、グロック、ブルデー、ピケJr、ベッテル、スーティル、中嶋。 2周目、 セーフティーカー終了。 2周目、 コバライネンがストップ。何があった? パンク? タイム見逃した。タイヤはハードをキープ。 3周目、 中嶋ガレージインのままリタイヤ 4周目、 ライコネンがアロンソをオーバーテイク。マシンの差が激しいか。あと、セーフティカー直後だからか(セーフティカーラップ中にタイヤの温度が下がる。で、セーフティカー後に再度熱がこもるまでの時間がソフトタイヤの方が短いので、セーフティカー直後の場合はソフトの方が速い)。 6周目、 ライコネンがクビサにアタック中。とはいえ、ま

2008年F1第4戦スペインGP決勝 スカパー!観戦レポ

さて、今日はスペインGP決勝です。ポールはライコネン。調子いいね! 2位にアロンソというものすごい。地元ということで気合いも入るとはいえ、今のルノーでフロントローとは。燃料が軽かったのかな? 川井ちゃんの話では、だいたい13周くらいの燃料じゃないかということ。さてどうなるか。続いてマッサ、クビサ、ハミルトン、コバライネン、ウェバー、トゥルーリ。ここまでが上位8台。チーム自体の進退問題が注目されるスーパーアグリの2台は仲良く最下位組です。 さて、カタロニアサーキットは気持ちよく晴れ上がってます。ウェットの波乱も期待できず、ファーストラップで勝負が決まるかな? あとはピット戦略か。 タイヤはソフト勢が多い。というか全台? みんなソフトか。 という感じでフォーションラップ開始。何事もなく……と思ったらアロンソがコースからはみ出た。問題はないようだったけど。 1周目 、スタートはどうか? ライコネンはポジションを守った。マッサが2位に浮上。アロンソは3位。ハミルトン、クビサ、コバライネン。ベッテルとスーティルが接触してスピン。大丈夫か? と思っていたらセーフティカー。いきなり波乱だ。 順位はライコネン、マッサ、アロンソ、ハミルトン、クビサ、コバライネン、ハイドフェルド、ウェバー、トゥルーリ、ピケJr、ロズベルク、バリチェロ、バトン、中嶋、フィジケラ、クルサード、グロック、ブルデー、デビッドソン、佐藤。 3周目、 セーフティカー終了。 5周目、 やはり隊列が整うと展開が硬直する……。戦略が重要になるけど、各チームはどう動くかな。 5周目、 と思っていたらピケJrがコースアウト。すぐ戻ったが順位が相当落ちた。どこまで落ちたか。18番手? 8個落としたか。 6周目、 ピットにミハイル・シューマッハーがいる。なんかモニター観てるな。まぁ、いろいろと詳しいらしいからなぁ、ミハイル。 8周目、 ピケJrがまたオーバーラン。ブルデーと接触したのか。ピケJrがというより、ブルデーが悪いか? サイド・バイ・サイドでドア閉めっぱなしだったな。ピケJrはそのままストップ。ブルデーは戻ってピットイン。でもエンジンストップ。リタイヤ。 9周目、 なんかデビッドソンがピットイン? ガレージインした。何か壊れた? 11周目、 ライコネンが2位に3秒強の差。このまま行くかな

2008年F1第3戦バーレーンGP決勝 スカパー!観戦レポ

今日は2008年F1第3戦バーレーンGP! スカパー!のゲストでブリヂストンの浜島さんが出演。おお、珍しい。浜島さん曰く、バーレーンではソフト側タイヤの方が速いとのこと。ブリヂストンのお墨付きか。 とりあえず予選はザウバーBMWのクビサがポールポジション。ポーランド人初ということで、ポールがポールポジション(小倉さん曰く)。うーん、歴史的。 さて現地は晴れ。予選に引き続き、風が少し強いらしい。砂が飛んでくるし、空力面の問題も大きいよなぁ。コースレイアウトからすると、アゲンストとフォローが強そうだ。とりあえず気温29度、路面30度。暑いな。 タイヤはソフトが多いけど、ロズベルク、ピケ、トーロ・ロッソの2台がハードか。 ピケラジオ: 2速が入らない! ええええ、スタート前から大問題じゃん! いきなりルノーに暗雲が立ちこめてる。大丈夫かー。 というところで、バーレーンGP決勝開幕。シグナルブラックアウト! スタート、 ハミルトンがストール! 第1コーナーは……マッサが1位に! というか、砂埃が例年以上に凄い! 誰かのマシンから白煙? ハミルトンは3番手から9番手に降下。ベッテルがコースアウトでリタイヤ。ハミルトンが接触!? フロントウィングがない! ピケもスピン……じゃない、ピケに追突したのか! ハミルトンの神通力かげりまくり。 順位整理。 1番手からマッサ、クビサ、ライコネン……と書いている間にライコネンがクビサをオーバーテイク! 忙しい! 改めて整理。 1番手からマッサ、ライコネン、コバライネン、ハイドフェルド、トゥルーリ、ロスベルク、ウェバー。ここまでポイント圏内! 3周目、 ハミルトンのピット、タイヤ交換で11秒4。 4周目、 トゥルーリがロズベルクに攻撃されてる。トゥルーリのスピードが上がらない? 4周目、 全体的にスピードが遅い? 川井ちゃんがタイミングモニターを疑ってる。1分39秒は確かに遅すぎるが……。 5周目、 タイムが戻った? 1分36秒台? 5周目、 ハイドフェルドがコバライネンをオーバーテイク。 6周目、 マッサがめちゃくちゃ速い。この時点で何秒差になった? 2位に3秒7差? すげえ。接戦には弱いけど、一人で走る分にはマッサは速い。まぁ、それじゃダメなんだけどさ。ちなみにファステストはクビサ。でもクビサ自身

2008年F1第2戦マレーシアGP決勝 スカパー!観戦レポ

今日は2008F1第二戦マレーシアGP! 予選はフェラーリがフロントロー独占。続いてコバライネン、ハミルトンと続き、トヨタのトゥルーリが5位! しかし、マクラーレンは予選中の進路妨害につき、2台とも5グリッド降格なので、なんとトゥルーリが3番グリッド獲得! さぁ面白くなってきたぞ。 現地は晴れ。雨の名残もほとんどなく、気持ちよいコンディション。降水確率は50%あるそうだけど、とりあえずレース中は問題ないみたい。 タイヤはフェラーリがハード側。クビサもハード……、他は……ソフトが多めだけどハードもちらほら。戦略は多種多様。 ハイドフェルドラジオ: コンディションはドライだよーと。 スタートはどうか!? 事故もなく綺麗なスタート。マッサ、ライコネンの順位は変わらず。クビサが3位、ウェバーが4位、ハミルトン、トゥルーリ、クルサード、アロンソ、コバライネン……。 と言っている間にブルデーがコースアウト! うぁ、ちょっと期待してたんだけど。ロズベルクもフロントウィングがない! グロックもスローダウン! トヨタ苦しいスタートになったな。 2周目: ブルデーはあえなくリタイヤ。グロックはピットまで戻った。 スタートリプレイ: ロズベルクとグロックがクラッシュしてた。 4周目: 5位以下争いが激しい。順位がけっこう入れ替わってるっぽい。 クルサードラジオ: アンダーステアが出てるらしい 5周目: クルサード、アロンソ、ハイドフェルドの争い。最終的にハイドフェルド、アロンソ、クルサードの順に。ザウバーのストレート早いな。 この時点での10位までの順位: マッサ、ライコネン、クビサ、ウェバー、ハミルトン、トゥルーリ、コバライネン、ハイドフェルド、アロンソ、クルサード。 6周目: スーティルがコースアウトでストップ。ミスというより、自分で停めた? 6周目: いつのまにか中嶋が14位に上がってる。 7周目: マッサとハミルトンのラップタイム差表示。マッサがちょっと速すぎる。燃料が軽いのか? 一周あたり1~2秒の差って……。まぁでも、前にクビサとウェバーがいるからなぁ。 7周目: 中嶋がベッテルをオーバーテイク。13番手に。 9周目: マッサとライコネンのラップタイム差表示。ライコネンの方が速い……。ライコネンちょっと苦しいな。あと、ライコネンがフ

2008年F1開幕戦オーストラリアGP決勝 スカパー!観戦レポ

今年もF1のシーズンが開幕です! そしてまたまた、さして誰も読まないであろうスカパー!生放送のテレビ観戦レポートを毎回書いちゃうぞ。ふふふ、なんて超個人的。 とりあえず、レース前にちょっとドライバーとチームの整理を。今シーズンは以下のようなラインナップです。 ■スクーデリア・フェラーリ・マールボロ  →キミ・ライコネン  →フェリペ・マッサ ■BMWザウバーF1チーム  →ニック・ハイドフェルド  →ロバート・クビサ ■INGルノーF1チーム  →フェルナンド・アロンソ  →ネルソン・ピケJr. ■AT&Tウィリアムズ  →ニコ・ロズベルク  →中島一貴 ■レッドブル・レーシング  →デビッド・クルサード  →マーク・ウェバー ■パナソニック・トヨタ・レーシング  →ヤルノ・トゥルーリ  →ティモ・グロック ■スクーデリア・トーロ・ロッソ  →セバスチャン・ブルデー  →セバスチャン・ベッテル ■HondaレーシングF1チーム  →ジェンソン・バトン  →ルーベンス・バリチェロ ■SUPER AGURI F1チーム  →佐藤琢磨  →アンソニー・デビッドソン ■フォース・インディア・フォーミュラワン・チーム  →エイドリアン・スーティル  →ジャンカルロ・フィジケラ ■ボーダフォン・マクラーレン・メルセデス  →ルイス・ハミルトン  →ヘイッキ・コバライネン フォース・インディアは元スパイカーであり元ミッドランドであり元ジョーダンです。オーナー替わりすぎ。 ドライバーの方は、動いた人ありぜんぜん動かない人もあり。ところでトーロ・ロッソは2人とも「セバスチャン」だ。……セバスチャン? まさか長瀬一族ではあるまいな! んなわけねぇー。 予選はライコネンがトラブルというまさかの展開。燃料ポンプのトラブルらしいけど、運の悪さは相変わらずといったところか。アロンソも予選13番手。そして、ポールを獲ったのはルイス・ハミルトン! こちらは相変わらずレースの女神に好かれているようです。ちなみに中嶋一貴は前後にアロンソとライコネン。うは。 スカパー!の映像は現地映像に切り替わり。日本時間13時20分、アルバートパーク・サーキットの空は綺麗に晴れ上がっております。風が少し強そうかな? スタート前、

エンジンがっ!凍結ですかっ!?

「FIA、2008年から10年間のエンジン凍結を決定!」 http://www.f1-live.com/f1/jp/headlines/news/detail/071024214433.shtml ( ゚д゚) (つд⊂)ゴシゴシ (;゚д゚) (つд⊂)ゴシゴシ ( ゚д゚ ) いえ、まあ別に、前から言われていた話ではありますが。 しかし、実際にこうね、決定してしまうとね、モズレーてめえこの野郎とか。 彼の成果というと安全性の向上ですが、逆に言えばそれ以外にない。コスト削減は果たしたかも知れませんが、そのおかげで多くの魅力がF1から奪われ……いいやもう、言うだけ虚しい。 くそぉ……。何とかモズレーの野郎、引きずり下ろせないかな…… ちなみにもうひとつ。 「2008年のF1カレンダーが正式発表」 http://www.f1-live.com/f1/jp/headlines/news/detail/071024222237.shtml こちらは来年のレースカレンダー。 日本は相変わらず10月です。どうして霧の多い月に開催したがるですか。 まぁそれはともかく、9月28日の第15戦シンガポールGPですが、こちらはF1初のナイトレースになるんだそうですね。この記事には載ってないですが、テストドライバーさんたちの言うことには、昼間にドライブするのとそう大差ないんだそうです。観る側としては、はたしてどんなものになるんだろうか? 観にくいと嫌だなぁ。あと、コースマーシャルさんたちの仕事に支障がないようにしておかないと。夜間だから暗くてクラッシュの処理が中途半端だとか言うことになったら危険ですし。 ……来年はともかく、いつか富士で夜間レースが開催されたとして、今年みたいなゴタゴタが繰り返されるとしたら……? ((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル 2007年10月25日

音速の果てに咲く花 ?スーパーアグリ初入賞!?

タァァァァアアアアアクゥウウウゥゥゥゥゥゥウウマアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!! OK、最高だ。今日は最高の夜だ。 佐藤琢磨、鈴木亜久里、そして名もない…されど熱い魂みなぎるエンジニアたち。 今日、この日のことを、あなたたちがなしえた仕事を、祖国日本のファンたちは決して忘れないだろう。 音速の果てに咲いた、奇跡という名の花。 その美しさは、きっと、100年経っても色褪せない。 音速のサムライたちに乾杯! 2007 F1第4戦スペインGP    SUPER AGURI F1 TEAM 佐藤琢磨8位入賞) 2007年5月13日