2008年F1第6戦モナコGP決勝 スカパー!観戦レポ

さて、今日はモナコGP決勝です。ポールは前回に続いてマッサ。スプリントは強いんだよね、マッサ。ところで今回はCS2のフジテレビ721ではなく、CS1のフジテレビCSHDで観てます。ハイビジョンで画面キレイ、あと縦横比が16:9だ。

コンディションは雨。まだ弱いけれども、本戦中はどうかなー。ちなみに97年以来、11年ぶりのウェットコンディションです。セーフティカースタートは無し。タイヤチョイスは……、スタンダードウェット主流? ドライコンディションに移ろってくると厳しいかも。


フォーメーションラップ、コバライネンが動けない。止まってる。どした? ピットレーンに入っていったけど、どうなるかな。ピットスタートできるか、あるいはそのままガレージインか。
しかし、ラップ中のマシンが滑る滑る~。スタンダードでは滑るか?
スタートはどうか、ハミルトンが2位にアップ。ライコネン、スタート大失敗。コバライネンはピットスタートから最後尾に。そして雨がなんか強くなったか? 予想以上に路面がウェット、かなりスピードレンジが低い。ロウズヘアピンでロズベルクがアロンソのリアにフロントをぶつけた? バトンがハイドフェルドと接触でピットイン。フロントウィングが飛んだ。フロントノーズ交換、タイヤ交換。タイヤはエクストリーム……じゃない、スタンダード? 滑るって。
トップ5は、マッサ、ハミルトン、ライコネン、クビサ、アロンソ。
3周目、ロズベルクのフロントウィングがゆがんでる。さっきの追突で壊したな?
3周目、ロズベルクのピットイン、映像が出ないよー。
4周目、4位以下が3位について行けてない。クビサがトラフィック? それとも上位3台が速すぎる?
5周目、グロックのフロントウィングがない。最終コーナーでスピンした。というかけっこう激しく当たってる。よくピットまで戻れたモンだ。ピットインでエクストリームウェットタイヤに交換。
6周目、4位以下もそうだけど、3位のライコネンも上位2台について行けてない。
6周目、ハミルトンの右リアタイヤがホイールから外れてる。壁にぶつけた。どこ? タバココーナー? 当然のごとくピットインでスタンダードウェット。というか、右リヤだけ交換した。エクストリームにしないのか。
7周目、ライコネンが遅い。クビサに追いつかれた。セッティングがおかしいか? というか、もうスタンダードじゃ無理なような。とはいえ、ピットに入ったら入ったでポジション落とすしなぁ。
8周目、アロンソが右リヤをぶつけた。カジノスクウェア。あとクルサードとブルデーがクラッシュしてる。場所は……同じくカジノスクウェアだ。というか、雨がすごいことに!
8周目、ついにセーフティカー出動。そして続々とエクストリームウェットタイヤを用意し出す各チームクルー。
8周目、アロンソピットイン。エクストリームウェットに交換。12秒。
10周目、クルサードとグロックのクラッシュリプレイ。ハイドロプレーニング現象もいいとこ。ぜんぜんコントロールが効いてない。
10周目、バトンがピットイン。映像が出ない。
10周目、セーフティカーラップ終了。
11周目、レース再開。マッサが速い。いきなりライコネンとずいぶん差をつけた。ライコネンが辛い!
11周目、ライコネンにレースコントロール。スタート3分前のホイール装着義務違反でドライブスルーペナルティ。うぁあ、泣きっ面に蜂。
12周目、すでにマッサとライコネンに3秒差。
12周目、アロンソがウェバーをオーバーテイク。ミラボーオートで。すげえ。アロンソは嫌いだけど、こういうところは確かにチャンピオン。
14周目、ライコネンがドライブスルーペナルティ履行。
14周目、アロンソがハイドフェルドをロウズヘアピンでオーバーテイクしようとして、最悪の形で失敗。ハイドフェルドの左に突っ込んだ。フロントノーズは大破。ハイドフェルドもたぶん相当なダメージ。おまけに後続が大渋滞。前言撤回、やっぱりアロンソはダメだな。
14周目、ロズベルクがピットイン。タイヤを……スタンダード?マジ?
15周目、マッサが1コーナーでオーバーラン。ランオフエリア(というか交差点)に入ったあと無事にコースに復帰したけど、クビサに抜かれた。マッサはこういうミスをするから評価があがんないんだよ……。まぁでも壁に突っ込まなくて良かったね。
17周目、ウェバー、スーティールが立て続けにハイドフェルドをオーバーテイク。というか、ハイドフェルドがスローダウンしてる。ただでさえクビサの陰に隠れ気味な最近なのに。
17周目、バリチェロが中嶋をオーバーテイク。その直後、ピケJrが中嶋と軽く接触。ダメージないみたいだけど。
17周目、ハイドフェルドが緊急ピットイン。映像見逃した。タイヤを交換したらしいけど……、あ、スタンダードウェットだ。
順位整理。クビサ、マッサ、ハミルトン、ライコネン、ウェバー、スーティール、トゥルーリ、バリチェロ、中嶋Jr、ピケ、ベッテル、コバライネン、グロック、バトン、フィジケラ、アロンソ、ロズベルク、ハイドフェルド。……スーティールが6位!?
23周目、さすがにレース状況は落ち着いてきた。
ピケチームラジオ:タイヤコンディションに気をつけるように、とのこと。
24周目、ピケJrがミス。コバライネンが抜いていった。
26周目、クビサピットイン。スタンダードウェットタイヤ。8秒7のストップ。
27周目、ライコネンのフロントウィングがぶらぶらしてる。どこかにぶつけたのか? リプレイ出た。第1コーナーだ。オーバーランして壁にぶつかったらしい。
27周目、ライコネンピットイン。ノーズ交換。タイヤはスタンダードウェット。16秒1。ノーズ交換に若干手間取ったか? それでも給油はけっこうたくさん入れた。このままラストまで走るのかな。あと51周か、あるいは2時間オーバーで時間切れになるか。
32周目、雨が少なくなってきて、路面コンディションがドライ方向に近づいてきた。ロウズヘアピンの内側はほぼドライ。
32周目、トゥルーリがトラフィックになって後続がダンゴ状態。トゥルーリはこういうときに抜かれない技術があるんだよね。後ろは迷惑きわまりないけど。
32周目、ライコネンが遅い。フォース・インディアのスーティールより1秒近く遅い。どうしたんだ、ホントに。酒が切れたのか? ドリンクボタンをリキュールボタンに換えてはどうか。
32周目、マッサピットイン。スタンダードウェット。11秒7。クビサの前に出た。このままラストまで走るのか。となると、マッサはこれでほぼ安泰。問題はクビサで、あと1回たぶんはいる必要がある。一時はトップに上がったのに、表彰台も危ういな。
35周目、コバライネンピットイン。スタンダードウェット。11秒2のストップ。
36周目、ドライの路面が目立ち始めてきてる。いまはみんなスタンダードウェットだけど、このままドライに移ろうとウェットではきついわけで、そうなるとレースがまた動く……。どうなるかなぁ。
37周目、ロズベルクがアロンソをオーバーテイク。アロンソはまだエクストリームウェットタイヤだったか。そりゃキツイ。
38周目、なんかどこかのピットクルーが一人寝てるし(笑)。どこだこれ、BMWザウバー? 起きろー。
38周目、トゥルーリがピットイン。スタンダードウェット。10秒8。
レースコントロール、天気予報。15分後くらいに雨。……雨!?
39周目、グロックがクラッシュ。リヤをしこたまぶつけた。プールサイドシケインにさしかかるあたり。
39周目、フィジケラがピットイン……、じゃなくてガレージインでリタイヤ。記念すべき200戦目の結果はリタイヤでした。
43周目、バリチェロがいつのまにかファステストラップを記録してる。ファステストなのに目立たない……。
43周目、バトンがブルーフラッグでマッサを抜かせた瞬間、タイミング悪くロズベルクにかわされてる。おいおい、不注意でしょ。
44周目、ピケJrがロズベルクに追い回されてる。エクストリームウェットでは辛い。
45周目、シケインでロズベルクがミス。ちょっと熱くなり過ぎかな?
レースコントロール、天気予報。6分以内に雨!
45周目、アロンソピットイン。8秒4のストップ。ドライタイヤ!って、おい! 6分以内に雨だってばよ! なんだそのギャンブルは!? しかし、チームメイトは現在エクストリームウェットって……。極端なチームだな!
47周目、ピケJrがまだロズベルクを抑えてる。ピケJrがんばるなぁ。と思ったら抜かれた。でもすぐにピットインだからあんまり痛くない。
47周目、ピケJrピットイン。こちらもドライタイヤ! タイムが出ない。
48周目、アロンソが曲がれない曲がれない! クラッシュは免れたものの、プールサイドシケインでエスケープゾーンにオーバーラン。まだドライタイヤではキツかったか!
48周目、ウェバーピットイン。こちらもドライタイヤ。雨は降らないという予想か? タイム出ない。
50周目、ピケJrあえなくクラッシューーーーーーーー! 同じくプールサイドシケインで、こちらは壁に激突!
50周目、グロックピットイン。ドライタイヤ。こちらもタイムが出ない。
52周目、1位のハミルトンと2位のが33秒717差。ハミルトンがピットに入っても、マッサの前で戻れる。調子が良いときのハミルトンの走りだな……。驚異的なレース運。まるで、すべての要素がハミルトンに味方しているかのような。
52周目、ウェバーが滑ってる滑ってる。
53周目、中嶋がピットイン。映像出ない。
53種目、グロックがスピン。単独スピンで壁にもぶつからなかったけど、危ないな。
53周目、クビサピットイン。ドライタイヤ。タイムが出ない。
53周目、スーティールピットイン。ドライタイヤ? 映像が出ない。
54周目、ハミルトンピットイン。7秒5。タイヤは何だ。ドライタイヤ! ドライのハードタイヤだ。滑らないか!? そしてマッサの前に。
55周目、バトンがヌーベルシケインでスピン。コバライネンと接触。どちらもそのまま復帰したけど、ダメージは大丈夫かな。
57周目、マッサピットイン。ドライタイヤでソフト側。ストップタイムは8秒8。……って、8秒8ってなんだ! フロントノーズの調整含めても、ちょっとかかりすぎ! なんで9秒近くもかかってんのさ。おかげさんでクビサの後ろ!
58周目、ライコネンピットイン。ドライタイヤでソフト側。タイムが出ない。
59周目、雨が降らない……。FIAもアテにならねえなあ。FIAの天気予報をどこのチームも信じなかったのが少し笑える。
62周目、ここまで来てロズベルクが大クラッシュ! セーフティーカー! レース終盤でまさかの展開! ハミルトンが築いた40秒差もパァ。
63周目、ハイドフェルドピットイン。ドライタイヤのハード側。
67周目、セーフティーカー終了。
68周目、ここからレース再開! そして、周回表示が消えて、2時間リミットのカウントダウン表示。あと11分!
68周目、ヌーベルシケイン前でライコネンがコントロールを失って、スーティールに追突! フロントが破損。スーティールもダメージ負ったか? ライコネンにしては珍しいミス。
68周目、ライコネンとスーティールがピットイン。ライコネンはノーズ交換で出て行った……けど、スーティールがリタイヤ! うわああああああああああああ。フォース・インディア悲願の初ポイントならず! せっかく4番手だったのに。スーティール涙目! っていうか怒ってる、怒ってるよ! ライコネンも9番手、ポイント圏外……。なんということだ。
残り5分30秒、ピットでスーティールが泣いてる泣いてる。男泣き。
残り5分00秒、スーティールの一件で中嶋がポイント圏内。7番手。中嶋は意外と完走率が良い……。
残り3分30秒、ライコネンがファステストラップ。涼しい顔してまぁ
残り1分、このまま順位確定か。
残り30秒、ハミルトンがコントロールライン通過。ファイナルラップかな。
タイムアップ。この周回でチェッカーフラッグ。そしてハミルトンがモナコ初勝利! デビュー2年目でモナコを制したか。続いてクビサ、マッサ。ここまで表彰台。
いやー……、凄いレースだったな。
ウィニングラップ、ハミルトン喜んでる喜んでる。大喜びでマシンから降りてきた。やはりうモナコで勝つってのは違うのかな。チームメイトに飛び込んでったよ。いいね、こういう光景は。
さて、結果を整理。
1位:ルイス・ハミルトン(マクラーレン・メルセデス)
2位:ロバート・クビサ(BMWザウバー)
3位:フェリペ・マッサ(フェラーリ)
4位:マーク・ウェバー(レッドブル)
5位:セバスチャン・ベッテル(トロ・ロッソ)
6位:ルーベンス・バリチェロ(ホンダ)
7位:中嶋一貴(ウィリアムズ・トヨタ)
8位:ヘイッキ・コバライネン(マクラーレン・メルセデス)
9位:キミ・ライコネン(フェラーリ)
10位:フェルナンド・アロンソ(ルノー)
11位:ジェンソン・バトン(ホンダ)
12位:ティモ・グロック(トヨタ)
13位:ヤルノ・トゥルーリ(トヨタ)
14位:ニック・ハイドフェルド(BMWザウバー)
ここまで完走組。残りはリタイヤ。……スーティールは完走扱いですらないのか……。哀れな。
次回は6月6日、カナダGPです。

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