2008年F1第5戦トルコGP決勝 スカパー！観戦レポ

さて、今日はトルコGP決勝です。ポールはマッサ。なぜトルコになると強いんだ。今回もまたポールトゥウィン？　2番手は、コバライネン。前回素晴らしいクラッシュを演じてくれたものの、元気に帰ってきてくれました。良かった……。
3位以下はハミルトン、ライコネン……といったところ。BMWザウバーは今回も調子が良いらしい。

というか、それよりですなー、スーパーアグリがいないというのが（涙
時代には勝てないか。それでも、夢をありがとうだ。フォーミュラーはまだ続く。



さて、イスタンブールサーキットは雲の多い空模様。いちおう晴れは晴れだけど。
昨日は雨だったが、どうなるか。
タイヤチョイスは、ハードが主流？　マッサがソフト。ライコネンもソフトか。それ以外はハード。このサーキットはハードがベターらしいのけど、最初に遅い方を使っておくのか。バリチェロもソフト？　ホンダ、無理するな。
スタートはどうか。マッサは問題なかったけど、ライコネンが沈んだ。あと、フォース・インディアとウィリアムズの誰かがクラッシュ。2番手ハミルトン、3番手クビサ。セーフティカー登場！
クラッシュしたの誰？　フィジケラと中嶋か。フィジケラはあえなくリタイヤ。中嶋はなんとか走ってるけど、フロントウィングがない。
スーティルチームラジオ：スーティルもフロントが損傷？
クラッシュリプレイ：フィジケラが中嶋に追突。けっこう危ない事故だったけど、二人とも無傷で良かったね。
順位整理：マッサ、ハミルトン、クビサ、コバライネン、アロンソ、ライコネン、ウェバー、ハイドフェルド、ロズベルク、クルサード、トゥルーリ、バトン、バリチェロ、グロック、ブルデー、ピケJr、ベッテル、スーティル、中嶋。
2周目、セーフティーカー終了。
2周目、コバライネンがストップ。何があった？　パンク？　タイム見逃した。タイヤはハードをキープ。
3周目、中嶋ガレージインのままリタイヤ
4周目、ライコネンがアロンソをオーバーテイク。マシンの差が激しいか。あと、セーフティカー直後だからか（セーフティカーラップ中にタイヤの温度が下がる。で、セーフティカー後に再度熱がこもるまでの時間がソフトタイヤの方が短いので、セーフティカー直後の場合はソフトの方が速い）。
6周目、ライコネンがクビサにアタック中。とはいえ、まだオーバーテイクを狙えるエリアまでは遠いけど。
8周目、マッサとハミルトンの距離が面白い。ハミルトンの方が若干速いか？
10周目、クルサードとトゥルーリがダンス中。トゥルーリの方が速いのに、重いクルサードが前にいるモンだから割を食ってる。
12周目、コバライネンがスーティルを狙っているが……。微妙に抜けない？　スーティルを褒めるべきか。
12周目、ハミルトンがファステストラップ。
12周目、コバライネンがスーティルをオーバーテイク。
12周目、……なんかコース上に破片。なんだ？
15周目、アロンソのピットストップ。ハード→ハードのタイヤ交換。10秒1のストップ。長い。40周目前後まで行けそう？
16周目、ハミルトンのピットイン。ハード→ハード。6秒4。こっちは短い。17周分くらいなので、33、34周目くらいでピットの予定？
18週目、コバライネンがベッテルをオーバーテイク。
18週目、ウェバーピットイン。ハード→ハード。10秒0のストップ。
順位を整理：マッサ、クビサ、ライコネン、ハイドフェルド、ハミルトン、ロズベルク、クルサード、トゥルーリ、アロンソ、ウェバー、バトン、バリチェロ、グロック、ブルデー、ピケJr、コバライネン、ベッテル、スーティル。
19週目、マッサがピットイン。ソフト→ソフト。ソフトキープなんだ。ソフトの方がフェラーリは速いのか？　8秒2のストップ。クビサがピットに入ってきたので、一瞬だけどリスタートが遅れた。
19周目、クビサがピットイン。ハード→ハード。8秒7のストップ。
順位を整理：ライコネン、ハイドフェルド、マッサ、ハミルトン、クビサ、ロズベルク、クルサード、トゥルーリ、アロンソ、ウェバー、バトン、バリチェロ、グロック、ブルデー、ピケJr、コバライネン、ベッテル、スーティル。
21周目、ライコネンがピットイン。ソフト→ソフト。8秒6のストップ。
21周目、ハイドフェルドのピットイン。映像出ない。
順位を整理：マッサ、ハミルトン、ライコネン、クビサ、ロズベルク、クルサード、ハイドフェルド、アロンソ、ウェバー、バトン、バリチェロ、グロック、ブルデー、ピケJr、コバライネン、ベッテル、トゥルーリ、スーティル。
23周目、クルサードのピットイン。映像出ない。
25周目、ハミルトンがマッサをオーバーテイク。12コーナー。イン側からかなり強引に行った。やはり燃料が軽い。
26周目、ロズベルクがピットイン。映像出ない。
26周目、コバライネンがピケJrをオーバーテイク。
26周目、ブルデーがコースアウトでリタイヤ。12コーナーのストレートエンドでサンドエリアに突っ込んでった。
26周目、コバライネンのピットイン。ハード→ハード。9秒9。ソフトをまだ使ってない。あと1回ピットインしないと。
順位を整理：ハミルトン、マッサ、ライコネン、クビサ、ハイドフェルド、アロンソ、ウェバー、バトン、グロック、ピケJr、ロズベルク、クルサード、トゥルーリ、コバライネン、バリチェロ、スーティル、ベッテル。
クビサラジオ：クビサからピットへのラジオが聞こえていない？　故障かな。
29周目、いまいちライコネンのペースが上がらない。セッティングがおかしいか？
32周目、ハミルトンのピットイン。ハード→ハード。6秒2。ソフトをまだ使ってないから、3ストップ作戦か。軽めの燃料で、マッサを食えるか？
34周目、コバライネンがグロックをオーバーテイク……できない。失敗。
35周目、まだまだコバライネンが熱烈アタック中。グロックもがんばるなぁ。
35周目、ようやくコバライネンがグロックを落とした。と思ったらグロックが抜きかえした……と思った矢先に、再度コバライネンがオーバーテイク。めまぐるしい！　良いバトルだ。12～14コーナー前後の攻防でした。ちなみに、十数メートルばかり前で、ピケJrがバトンにアタックしてた。抜けなかったけど。
36周目、ピケJrがバトンをオーバーテイク。ようやく。
順位を整理：マッサ、ライコネン、ハミルトン、クビサ、ハイドフェルド、アロンソ、ウェバー、ロズベルク、クルサード、トゥルーリ、ピケJr、コバライネン、バトン、グロック、バリチェロ、スーティル、ベッテル
40周目、トップのマッサと2番手ライコネンは9秒646差。2番手ライコネンと3番手ハミルトンの差が2秒540……。さすがにマッサは食えないな。ライコネンをトバせるかどうか。
40周目、マッサがピットイン。ソフト→ハード。7秒3。
40周目、クビサがピットイン。ハード→ソフト。7秒4。
41周目、アロンソがピットイン。ハード→ソフト。7秒5。
42周目、ハイドフェルドのピットイン。ハード→ソフト。6秒6。
43周目、ライコネンのピットイン。ソフト→ハード。7秒1。ここから正念場！　フロントウィングを調整してる。やはりセッティングをミスってたか。
44周目、ハミルトンがクリアラップ状態。
44周目、ロズベルクのピットイン。ハード→ソフト。7秒1。映像が温度を表すサーマルイメージで、真っ赤っかでした。
44周目、ハミルトンが素晴らしいラップ。次のピットまでにタイムを稼ぐだけ稼がないと。しかし今回のハミルトンはミスもなく良い感じ。
45周目、ハミルトンのピットイン。ハード→ソフト。5秒9。出口どうだ！？　ライコネンの前！　まくった！　マクラーレンの作戦勝ち。セカンドスティントでフェラーリのセッティングにミスがあったのも幸いした。ここから、ライコネンとの一騎打ちだ。ハミルトンはソフトタイヤ、ライコネンはハードタイヤ。この差がどう出る？
48周目、ハミルトンとライコネン、1秒325差。
49周目、下位ではクルサードをコバライネンが追いかけ回してる。で、オーバーテイク。相変わらず12コーナー。そして、目の前にはロズベルク。この勢いでいけるか？
50周目、コバライネンが絶好調でロズベルクをオーバーテイク。ここはホームストレートで。そして、8番手に。ほぼ最下位からよくぞここまで。とりあえずはポイント圏内。しかし、まだピットインが1回残ってる……。
51周目、ハミルトンとライコネン、0秒959差。ライコネンの方が速いか。しかし、オーバーテイクまでは無理か？　ライコネンの性格だと、プッシュして事故るリスクを増やすよりは、3位キープを選びそう。
51周目、コバライネンのピットイン。ハード→ソフト。
53周目、ハミルトンとライコネン。0秒864差。
54周目、ハミルトンとライコネン。0秒653差。
55周目、グロックをコバライネンがオーバーテイク。今日のこの二人は仲が良いな。
56周目、ハミルトンとライコネン。0秒773。このまま順位確定か？
57周目、ハミルトンとライコネン。1秒差に
ファイナルラップ、マッサが手堅いレース運びでポール・トゥ・ウィン。3連覇達成！　続いてハミルトン、ライコネン。
さて、結果を整理。
の前に、ピットレーンまでファンがなだれ込んでるんだけど、なんだこりゃ。大丈夫なの？
1位：フェリペ・マッサ（フェラーリ）
2位：ルイス・ハミルトン（マクラーレン・メルセデス）
3位：キミ・ライコネン（フェラーリ）
4位：ロバート・クビサ（BMWザウバー）
5位：ニック・ハイドフェルド（BMWザウバー）
6位：フェルナンド・アロンソ（ルノー）
7位：マーク・ウェバー（レッドブル）
8位：ニコ・ロズベルク（ウィリアムズ・トヨタ）
9位：デビッド・クルサード（レッドブル）
10位：ヤルノ・トゥルーリ（トヨタ）
11位：ジェンソン・バトン（ホンダ）
12位：ヘイッキ・コバライネン（マクラーレン・メルセデス）
13位：ティモ・グロック（トヨタ）
14位：ルーベンス・バリチェロ（ホンダ）
15位：ネルソン・ピケJr（ルノー）
16位：エイドリアン・スーティル（フォース・インディア）
17位：セバスチャン・ベッテル（トロ・ロッソ）
ここまで完走組。残りはリタイヤ。
それにしても、3連覇とは凄い。相性もここまでくれば運命を感じるなぁ。それに、ここ最近はライコネンに押されっぱなしだったし、ミハイル・シューマッハ最後のチームメイトとしては、面目躍如といったところか。
次回は5月25日、伝統のモンテカルロ市街地コース、モナコGPです。