2008年F1第4戦スペインGP決勝 スカパー!観戦レポ

さて、今日はスペインGP決勝です。ポールはライコネン。調子いいね! 2位にアロンソというものすごい。地元ということで気合いも入るとはいえ、今のルノーでフロントローとは。燃料が軽かったのかな? 川井ちゃんの話では、だいたい13周くらいの燃料じゃないかということ。さてどうなるか。続いてマッサ、クビサ、ハミルトン、コバライネン、ウェバー、トゥルーリ。ここまでが上位8台。チーム自体の進退問題が注目されるスーパーアグリの2台は仲良く最下位組です。

さて、カタロニアサーキットは気持ちよく晴れ上がってます。ウェットの波乱も期待できず、ファーストラップで勝負が決まるかな? あとはピット戦略か。



タイヤはソフト勢が多い。というか全台? みんなソフトか。
という感じでフォーションラップ開始。何事もなく……と思ったらアロンソがコースからはみ出た。問題はないようだったけど。
1周目、スタートはどうか? ライコネンはポジションを守った。マッサが2位に浮上。アロンソは3位。ハミルトン、クビサ、コバライネン。ベッテルとスーティルが接触してスピン。大丈夫か? と思っていたらセーフティカー。いきなり波乱だ。
順位はライコネン、マッサ、アロンソ、ハミルトン、クビサ、コバライネン、ハイドフェルド、ウェバー、トゥルーリ、ピケJr、ロズベルク、バリチェロ、バトン、中嶋、フィジケラ、クルサード、グロック、ブルデー、デビッドソン、佐藤。
3周目、セーフティカー終了。
5周目、やはり隊列が整うと展開が硬直する……。戦略が重要になるけど、各チームはどう動くかな。
5周目、と思っていたらピケJrがコースアウト。すぐ戻ったが順位が相当落ちた。どこまで落ちたか。18番手? 8個落としたか。
6周目、ピットにミハイル・シューマッハーがいる。なんかモニター観てるな。まぁ、いろいろと詳しいらしいからなぁ、ミハイル。
8周目、ピケJrがまたオーバーラン。ブルデーと接触したのか。ピケJrがというより、ブルデーが悪いか? サイド・バイ・サイドでドア閉めっぱなしだったな。ピケJrはそのままストップ。ブルデーは戻ってピットイン。でもエンジンストップ。リタイヤ。
9周目、なんかデビッドソンがピットイン? ガレージインした。何か壊れた?
11周目、ライコネンが2位に3秒強の差。このまま行くかな。
11周目、デビッドソンはガレージインしたままリタイヤ。スーパーアグリは本当はもっとアピールしないといけないんだけど。次のGPも危ういというのに……。
クビサチームラジオ:「燃料を気にするな」とのこと? いや、オーバーテイクは難しいのでは。それとも、そこまでマシン性能に差が?
14周目、なんか映像がフリーズした……。ロズベルクのアップでフリーズ。スカパー!スカパー!しっかりしてください!それともウィリアムズの宣伝だとでも!?
数分後に映像が復活。16周目になっている。
16周目、ハミルトンがタイヤスモーク。またホイールロックか……。
16周目、アロンソがピットイン。タイヤはソフト→ソフト。9秒3のストップ。国際映像の表示では、31周分の燃料を入れたという計算(川井ちゃん曰く「その計算は楽観的」とのこと)。
19周目、マッサがピットイン。ソフト→ソフト。8秒1のストップ。ライコネンの方が燃料積んでいたのか! それでいて、ライコネンの方が速いということ……。マッサガンバレ超ガンバレ。
20周目、ライコネンピットイン。ソフト→ソフト。8秒2のストップ。
20周目、ウェバー、トゥルーリのピットイン。映像でない。
21周目、ハミルトンがコース上の1位。今の内にタイムを稼がないと……。といっている間にピットイン。ソフト→ソフト。8秒4のストップ。クビサもピットインしているが、こちらは映像出ず。
22周目、誰かがタイヤウォールに頭から突っ込んでる。コバライネンか。つーか、相当酷い事故だぞこれ。大丈夫か? 最速260kmのコーナーでコースアウトしてタイヤウォールに頭からって……。うわ、リプレイで観ても酷い! 凄いスピードで、ほぼ直線的に突っ込んでった。グラベルがあったのに、ほとんどスピードも落ちてない。当然のごとくセーフティカー! メディカルカーも出た。
24周目、ハイドフェルドがピットイン。燃料がないのか……。他ドライバーもこりゃ大変だ。まだピットインしてない連中は、ペナルティ覚悟でピットに入らないといけない……。そうじゃないとガス欠する。ハイドフェルドはソフト→ソフトで。あ、ピットタイム見逃した。
25周目、ピットがオープンされた。長くなるから仕方ないという判断? ハイドフェルドが不運。
25周目、事故現場にブルービニールが……。うぁあ、コバライネン……。どうか無事でありますように。
26周目、バリチェロのフロントウィングがかわいそうなことになってる。何があったんだあれは。外れたウィングがフロントノーズと地面の間に挟まったまま走ってる。リプレイが始まった……って、ピットから出るときにはもう、というかピットレーンですでにウィングが外れてる。なにがどうなったのさ。
27周目、ウィングが完全に外れてコース上に落ちた。もちろんそのままもう一度ピットイン。タイヤも交換。でも走れる? シャシーの下側が酷いことになってそうだけど。
27周目、コバライネンのマシンが運ばれていく……。もうぐちゃぐちゃ。あ、コバライネンが映った。担架の上で手を振ってる。とりあえず無事……と言っていいかどうかはまだ判らないけど、最悪の事態にはならなかったか。ふう……。
27周目、コバライネンのコースアウト直前のリプレイ。左フロントタイヤのどこかが破損して、コントロール不能になった? どこだ? ホイールの接続部分? 部品が飛び散ってたけど。
28周目、セーフティカーがピットに戻った。それにしても、こんな波乱が待っていようとはな。
29周目、ライコネン、マッサ、ハミルトン、クビサ、ハイドフェルド、アロンソ、ウェバー、トゥルーリ、ロズベルク、中嶋、佐藤、フィジケラ、バトン、クルサード、グロック、バリチェロ。以上がコース上。その他はリタイヤ。佐藤がずいぶん順位を上げている。なんとか1ポイントでも……取って欲しい!
31周目、レースコントロール。先ほどのピットレーン違反。10秒のピットストップペナルティ。かわいそうに。
33周目、ハイドフェルドがペナルティのピットストップ。最下位に。
35周目、アロンソがスローダウン。エンジンスモークが上がってる。何も地元のレースで……。ファンも呆然。あ、でも大歓声だ。そうだよね、がんばったもんね今回。これもまた、F1の姿。それにしても、なんとドラマの多いGP。
37周目、いつのまにかバリチェロがリタイヤしてた。やはりさっきのウィングの一件が……。
37周目、アロンソがファンに手を振りに、観客席の近くまで行ってる。ファンを大切にするのはプロスポーツマンの基本とはいえ、アロンソにしては珍しい。地元だと違うなぁ。
38周目、佐藤がピットイン。ソフト→ハード。15秒1のストップ……って、長いよ! 何でそんなムダに燃料入れてるの!? せっかくあと少しでポイント圏内なのに!
佐藤チームラジオ:「燃料が重いけど願晴れ」って。いや、そう言う問題じゃない!
40周目、ロズベルクのエンジンブロー。いくつハプニングがあるのやら。
フィジケラチームラジオ:「8位だガンバレ」。……あ、そう。
44周目、フィジケラのピットイン。ソフト→ハード。8秒9のストップ。
順位を整理。ライコネン、マッサ、ハミルトン、クビサ、ウェバー、トゥルーリ、中嶋、バトン、クルサード、グロック、ハイドフェルド、フィジケラ、佐藤。
45周目、ハイドフェルドのピットイン。ソフト→ハード。7秒1のストップ。場所はもちろん佐藤の前に。だからさー、スーパーアグリはどうしてこう戦略が悪いのか……。
46周目、マッサのピットイン。ソフト→ハード。7秒2のストップ。
47周目、ライコネンのピットイン。ソフト→ハード。9秒2のストップ。ハミルトンとクビサもピットイン。同時ピットインだったけど順位変わらず。
49周目、ハイドフェルドがフィジケラにアタック中。ハイドフェルドの方がやや速いか。しかしカタロニアはオーバーテイクしにくいからなぁ。
順位を整理。ライコネン、マッサ、ハミルトン、クビサ、中嶋、バトン、ウェバー、クルサード、グロック、トゥルーリ、フィジケラ、ハイドフェルド、佐藤。
51周目、中嶋のピットイン、ソフト→ハード。6秒9のストップ。
51周目、グロックのピットイン。ソフト→ハード。5秒9のストップ。
54周目、クルサードとグロックが接触して、グロックのウィングが破損。これでグロックがピットイン。ピットタイム見逃した。コース上のクルサードもよろよろだ。と思ったらクルサードの左リアタイヤがホイールから外れてる。
55周目、ハイドフェルドがフィジケラをオーバーテイク。
55周目、クルサードのピットイン。ピットタイムが出ない。でも結構長いな。ソフトタイヤで戻ってきた。
レースコントロールで先ほどのクルサードとグロックの接触を審議中。
順位を整理。ライコネン、マッサ、ハミルトン、クビサ、ウェバー、バトン、中嶋、トゥルーリ、ハイドフェルド、フィジケラ、グロック、佐藤、クルサード。
60周目、バトンが調子良い。現在6位。今季初のポイントゲットか?
60周目、クルサードが佐藤の後ろに。またぶつからなければいいが。……というか、佐藤が遅すぎる。燃料積み過ぎと、タイヤの差か。スーパーアグリには申し訳ないけど、佐藤はもっと別の、良いチームに移った方が……。佐藤はもっと良い環境にいるべきドライバーだと思うですよ。
61周目、まだ佐藤とクルサードのバトル中。あと残り5周……。粘れるか?
62周目、今宮さんが、佐藤のウィングが壊れているんじゃないかと言う。え、どこ? 見た目では確認できないけど……。
62周目、クルサードが佐藤をオーバーテイク。さすがに無理だったか。
65周目、さすがにもうハプニングは起きないか。このまま順位確定しそう。
ファイナルラップ、ライコネンがまったく他を寄せ付けずに1位フィニッシュ! 今季2勝目。続いてマッサということで、フェラーリの1・2フィニッシュ。3位にハミルトン。今回は久々に地味で堅実なレース運びをしたね。ここまで表彰台。特筆すべきは7位に入ったバトン。今のホンダでこの成績は素晴らしい。荒れたレースのおかげ、と言うと意地悪だけれど、まぁとにかくがんばった。
さて、結果を整理。
1位:キミ・ライコネン(フェラーリ)
2位:フェリペ・マッサ(フェラーリ)
3位:ルイス・ハミルトン(マクラーレン・メルセデス)
4位:ロバート・クビサ(BMWザウバー)
5位:マーク・ウェバー(レッドブル)
6位:ジェンソン・バトン(ホンダ)
7位:中嶋一貴(ウィリアムズ・トヨタ)
8位:ヤルノ・トゥルーリ(トヨタ)
9位:ニック・ハイドフェルド(BMWザウバー)
10位:ジャンカルロ・フィジケラ(ルノー)
11位:ティモ・グロック(トヨタ)
12位:デビッド・クルサード(レッドブル)
13位:佐藤琢磨(スーパーアグリ)
ここまで完走組。残りはリタイヤ。
心配なのはコバライネン。さすがにあの事故では無傷ではなさそう。数レースをフイにする可能性も。まぁ、元気に戻ってきてくれることを願おう。
次回のF1観戦記は5月9日~11日。トルコGP。

2008年4月27日

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