2008年F1第3戦バーレーンGP決勝 スカパー!観戦レポ

今日は2008年F1第3戦バーレーンGP!

スカパー!のゲストでブリヂストンの浜島さんが出演。おお、珍しい。浜島さん曰く、バーレーンではソフト側タイヤの方が速いとのこと。ブリヂストンのお墨付きか。

とりあえず予選はザウバーBMWのクビサがポールポジション。ポーランド人初ということで、ポールがポールポジション(小倉さん曰く)。うーん、歴史的。



さて現地は晴れ。予選に引き続き、風が少し強いらしい。砂が飛んでくるし、空力面の問題も大きいよなぁ。コースレイアウトからすると、アゲンストとフォローが強そうだ。とりあえず気温29度、路面30度。暑いな。
タイヤはソフトが多いけど、ロズベルク、ピケ、トーロ・ロッソの2台がハードか。
ピケラジオ:2速が入らない!
ええええ、スタート前から大問題じゃん! いきなりルノーに暗雲が立ちこめてる。大丈夫かー。
というところで、バーレーンGP決勝開幕。シグナルブラックアウト!
スタート、ハミルトンがストール! 第1コーナーは……マッサが1位に! というか、砂埃が例年以上に凄い! 誰かのマシンから白煙? ハミルトンは3番手から9番手に降下。ベッテルがコースアウトでリタイヤ。ハミルトンが接触!? フロントウィングがない! ピケもスピン……じゃない、ピケに追突したのか! ハミルトンの神通力かげりまくり。
順位整理。1番手からマッサ、クビサ、ライコネン……と書いている間にライコネンがクビサをオーバーテイク! 忙しい!
改めて整理。1番手からマッサ、ライコネン、コバライネン、ハイドフェルド、トゥルーリ、ロスベルク、ウェバー。ここまでポイント圏内!
3周目、ハミルトンのピット、タイヤ交換で11秒4。
4周目、トゥルーリがロズベルクに攻撃されてる。トゥルーリのスピードが上がらない?
4周目、全体的にスピードが遅い? 川井ちゃんがタイミングモニターを疑ってる。1分39秒は確かに遅すぎるが……。
5周目、タイムが戻った? 1分36秒台?
5周目、ハイドフェルドがコバライネンをオーバーテイク。
6周目、マッサがめちゃくちゃ速い。この時点で何秒差になった? 2位に3秒7差? すげえ。接戦には弱いけど、一人で走る分にはマッサは速い。まぁ、それじゃダメなんだけどさ。ちなみにファステストはクビサ。でもクビサ自身はライコネンに追いつけない状況。とりあえずライコネンとクビサは0秒6差。
7周目、滑る滑る。すんごく滑る。砂が凄く多い。テレビで観てても汚れ具合が判る。ハミルトンが映ったけど、めちゃ滑ってる。もともとアクセルワークに弱点がありそうだけど、それにしても滑りすぎ。ラバーが乗ったとしても、ラインをちょっと外しただけで飛んでいきそうだ。
9周目、1位から10位までの差があまりない。というか、やはり全体のペースが少し遅い。滑るから仕方ないか。
9周目、中嶋が佐藤をオーバーテイク。マシンの差がつらい。
9周目、マッサリプレイ。滑ってる滑ってる。
10周目、アロンソとグロックのバトル。グロックの方が若干速い。あれ? アロンソのリアウィング壊れてるじゃん。右の翼端板がない。空力大丈夫? よく走ってるな。
11周目、ピケとブルデーのバトル。ピケがブルデーをオーバーテイク。ピケが13番手に。
12周目、順位は次の通り。マッサ、ライコネン、ハイドフェルド、コバライネン、トゥルーリ、ロスベルク、ウェバー、アロンソ、グロック、フィジケラ、バリチェロ、ピケ、ブルデー、中嶋、佐藤、デビッットソン、ハミルトン、クルサード、バトン、スーティール。
15周目、アロンソがオーバーステア気味? リアが壊れてるのに……。
15周目、ロズベルクラジオ:ピットインの前にトゥルーリとの差を詰めろとの指令。
16周目、そろそろピット組が出てくるか……? 今日は2ストップがベターのはず。
17周目、マッサからライコネンまで4秒6差。
17周目、バトンがクルサードを追いかけ回してる。こちらは20番手争い。微妙にストレートで離される?
17周目、クビサがピットイン。タイヤはソフト→ソフトの交換。8秒9のストップ。9番手で復帰。
17周目、ロズベルクがピットイン。9秒1。ハード→ソフト。
18周目、クビサがオーバーラン。誰も周囲にいなかったので、特に問題なし。
18周目、クルサードとバトンが接触。バトンのノーズが吹っ飛んだ。追突したか。リプレイだとずいぶん激しく当たってるなぁ。
18周目、バトンがピットイン。ノーズ交換。ソフト→ソフト。タイムが出ない。
20周目、バトンがダメになってる内にもう先頭集団は20周目。フェラーリ陣営がピット準備しているが……。
20周目、ライコネンのピット。ソフト→ソフト。9秒6のストップ。マッサよりも先に入ったか。
20周目、トゥルーリのピット。映像でない。アロンソも映像でない。
21周目、ライコネンは5番手復帰。
21周目、バトンがガレージイン。
21周目、マッサがピットイン。ソフト→ソフト。8秒5。
21周目、ハイドフェルドがピットイン。ソフト→ソフト。8秒8。コバライネンも入ってるがこちらは映像でない。
22周目、先頭集団ではウェバーとグロックがピットに入っていない。
22周目、けっこう荒れているにもかかわらず、リタイアはまだベッテルだけ。バトンは修理待ちっぽい。
22周目、ウェバーがピットイン。ソフト→ソフト。8秒3のストップ。
23周目、ハミルトンと佐藤のバトル。これは珍しい……。ハミルトンの方が0秒7ほど速いらしいが。そういえば、去年のアロンソとのバトルといい、佐藤は妙に上位に絡むことが多いなぁ。あ、オーバーテイクされた……。ストレートでは叶わんな。ハミルトンが怒ってる? 何を怒ってるんだこいつは。ブロックされたからか? 同じ周回だろうに。
24周目、グロックのピット。7秒8。ソフト→ソフト。9番手復帰。
25周目、現在の順位。マッサ、ライコネン、クビサ、ハイドフェルド、コバライネン、トゥルーリ、ウェバー、ロズベルク、グロック、アロンソ、中嶋、バリチェロ、フィジケラ、ハミルトン、佐藤、ピケ、ブルデー、デビッドソン、クルサード、スーティール。バトンとベッテルはリタイア。
27周目、ピケは2速が入らないとかいってたけど……。どうなったんだろう? 入るようになったのかな。
28周目、ハミルトンがフィジケラを猛追中。マシンはやはり速い。アベレージ0秒4くらい速い。というか、まぁ相手はフォース・インディアなんだけどさ。
30周目、ライコネンとマッサの差が4秒06。どうだろう、抜けるか? この状況だと、ムキになって抜く必要もないけど。
30周目、フィジケラがミスって抜かれ……なかった。順位変わらず。リカバリーがうまい。フィジケラのテクニックは普通に凄いんだよな。
31周目、ついにハミルトンがフィジケラをオーバーテイク。マシンの差がなぁ。
32周目、ライコネンがじりじりとマッサに近づいてる。1ラップで0秒9詰めたのが凄い。その次の周回で0秒2くらい戻されたけど……。なお、現在のファステストはライコネン。
32周目、ハミルトンのピットイン。ソフト→ハード。9秒9。(なお、周回はトップ組の周回。現在ハミルトンは周回遅れ)
33周目、中嶋のピットイン。ソフト→ハード。9秒7。
35周目、ピケラジオ。クルー:タイヤはオプション(ソフト)とプライム(ハード)のどっちが良いか? ピケ:ソフト。
36周目、ライコネンのファステスト。1分33秒709。さすが!
36周目、ロズベルクラジオ。タイヤはオプション(ソフト)とプライム(ハード)のどっちが良いか? ロズベルク:ソフト。
38周目、ピケがスローダウン。……戻った? 何があったんだろう。ギヤ?
38周目、ライコネンがピットイン。ソフト→ハード。8秒1。
38周目、マッサがファステスト。
39周目、マッサがピットイン。ソフト→ハード。8秒7。ライコネンとの位置関係変わらず。
41周目、クビサがピットイン。ソフト→ハード。7秒2。
41周目、クルサードピットイン。ソフト→ハード。タイム出ず。
42周目、いつのまにかピケがガレージイン。いろいろとトラブルもあったしなぁ。
43周目、トゥルーリのピットイン。ソフト→ハード。6秒2。
44周目、このまま最後までいくかな?
45周目、ハイドフェルドのピット。ソフト→ハード。6秒2。
46周目、ライコネンはもうクルージング? コバライネンのタイムと比べてかなり遅い。それにマッサとも差が8秒以上開いた。
48周目、コバライネンのピットイン。ソフト→ハード。7秒0。
49周目、バリチェロがアロンソを追いかけてる。バリチェロの方が速いのは、アロンソのウィングが壊れてるからか? 今のホンダにルノーと競る実力があるとは思えないし。
50周目、トップからマッサ、ライコネン、クビサ、ハイドフェルド、コバライネン、トゥルーリ、ウェバー、ロズベルク……。ここまでポイント圏内。
51周目、ファステストは1分33秒193でコバライネン。
51周目、ライコネンとクビサの差が約3秒。でも残りの周回では逆転は無理か……。
53周目、火花を散らしているのはアロンソとバリチェロ。アロンソは苦しそうだけど、詰めさせないドライビング。このあたりは元チャンピオンといったところか。むしろタイムが良い感じになってる。
54周目、ハミルトンが中嶋をオーバーテイク。ポイント圏内の情勢はほぼ確定気味だけど、下位がなかなか熱い。川井ちゃんの指摘で、中嶋がソフトタイヤを履いているのはおかしいではないかという指摘。1ストップなので、スタートがソフトだったとすると、いまハードじゃないと確かにおかしい。スタート時点ではどっちだったんだ?
56周目、中嶋のタイヤはハードだったらしい。川井ちゃんの勘違い? お茶目だ。
ファイナルラップ、トップ勢はすでにクルージング状態。
ファイナルラップ、中嶋はやはりハードスタートでソフトにチェンジしたらしい。ま、そんなこともあるさ。
ファイナルラップ、マッサ今季初勝利! ライコネン2位、クビサ3位! ここまで表彰台。ハイドフェルドも4位に入って、フェラーリとザウバーで上位を独占! 
さて、順位の整理
1位:フェリペ・マッサ(フェラーリ)
2位:キミ・ライコネン(フェラーリ)
3位:ロバート・クビサ(BMWザウバー)
4位:ニック・ハイドフェルド(BMWザウバー)
5位:ヘイッキ・コバライネン(マクラーレン・メルセデス)
6位:ヤルノ・トゥルーリ(トヨタ)
7位:マーク・ウェバー(レッドブル)
8位:ニコ・ロズベルク(ウィリアムズ)
ここまでポイント圏内。
9位:ティモ・グロック(トヨタ)
10位:フェルナンド・アロンソ(ルノー)
11位:ルーベンス・バリチェロ(ホンダ)
12位:ジャンカルロ・フィジケラ(フォース・インディア)
13位:ルイス・ハミルトン(マクラーレン・メルセデス)
14位:中嶋一貴(ウィリアムズ)
15位:セバスチャン・ブルデー(トーロ・ロッソ)
16位:アンソニー・デビッドソン(スーパーアグリ)
17位:佐藤琢磨(スーパーアグリ)
18位:デビッド・クルサード(レッドブル)
19位:エイドリアン・スーティール(フォース・インディア)
ここまで完走組。
リタイア:ネルソン・ピケJr(ルノー)
リタイア:ジェンソン・バトン(ホンダ)
リタイア:セバスチャン・ベッテル(トーロ・ロッソ)
フェラーリはともかく、BMWザウバーがトップ戦線に急浮上。初戦こそ後れを取ったものの、第2戦、そして今回はマクラーレンよりも成績が良い。ついに反撃が始まったのか? 以前は「気がつけばザウバー」「青いフェラーリ」といわれるほど地味な存在だったのに。BMWと組んだのが良かったのか……。
さて、ステージはスペインのサーキット・ド・カタロニア。マシンのポテンシャルが試されるサーキットでどうなるか……。盤石のフェラーリはともかく、続く対抗馬としてアピールするのはザウバーか、それともフェラーリか。楽しみ楽しみ。

2008年4月7日

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