2008年F1第2戦マレーシアGP決勝 スカパー!観戦レポ

今日は2008F1第二戦マレーシアGP!

予選はフェラーリがフロントロー独占。続いてコバライネン、ハミルトンと続き、トヨタのトゥルーリが5位! しかし、マクラーレンは予選中の進路妨害につき、2台とも5グリッド降格なので、なんとトゥルーリが3番グリッド獲得! さぁ面白くなってきたぞ。

現地は晴れ。雨の名残もほとんどなく、気持ちよいコンディション。降水確率は50%あるそうだけど、とりあえずレース中は問題ないみたい。

タイヤはフェラーリがハード側。クビサもハード……、他は……ソフトが多めだけどハードもちらほら。戦略は多種多様。

ハイドフェルドラジオ:コンディションはドライだよーと。

スタートはどうか!? 事故もなく綺麗なスタート。マッサ、ライコネンの順位は変わらず。クビサが3位、ウェバーが4位、ハミルトン、トゥルーリ、クルサード、アロンソ、コバライネン……。
と言っている間にブルデーがコースアウト! うぁ、ちょっと期待してたんだけど。ロズベルクもフロントウィングがない! グロックもスローダウン! トヨタ苦しいスタートになったな。
2周目:ブルデーはあえなくリタイヤ。グロックはピットまで戻った。
スタートリプレイ:ロズベルクとグロックがクラッシュしてた。
4周目:5位以下争いが激しい。順位がけっこう入れ替わってるっぽい。
クルサードラジオ:アンダーステアが出てるらしい
5周目:クルサード、アロンソ、ハイドフェルドの争い。最終的にハイドフェルド、アロンソ、クルサードの順に。ザウバーのストレート早いな。
この時点での10位までの順位:マッサ、ライコネン、クビサ、ウェバー、ハミルトン、トゥルーリ、コバライネン、ハイドフェルド、アロンソ、クルサード。
6周目:スーティルがコースアウトでストップ。ミスというより、自分で停めた?
6周目:いつのまにか中嶋が14位に上がってる。
7周目:マッサとハミルトンのラップタイム差表示。マッサがちょっと速すぎる。燃料が軽いのか? 一周あたり1~2秒の差って……。まぁでも、前にクビサとウェバーがいるからなぁ。
7周目:中嶋がベッテルをオーバーテイク。13番手に。
9周目:マッサとライコネンのラップタイム差表示。ライコネンの方が速い……。ライコネンちょっと苦しいな。あと、ライコネンがファステストを記録。
10周目:ウェバーとハミルトンの状況。ウェバーが意外に速い。ハミルトンが詰め切れない? 約1秒の差。ラップタイム的にはハミルトンの方が速いようだけど……。
13周目:ハミルトンのオンボード。なんかタイヤのロックが多い。オーストラリアGPでもそうだったけど、ハミルトンは意外にドライブが荒っぽいのかな? グレイニングだけならまだ良いけど、スポットが出来ると辛いぞ。
15周目:いまのところ静かなレース展開……
ハミルトンラジオ:バランスは良いけれど、フロントウィングをあげて欲しいとのこと。
15周目:ウェバーピットイン。テールランプがなんか落ちてぶら下がってる。どこかにぶつけたか? タイヤはハードをキープ。9秒8のストップ。
16周目:マッサピットイン。こちらもハード→ハード。8秒5のストップ。
16周目:トゥルーリ、ハイドフェルドのストップ。ハイドフェルドはハード→ハード。8秒6のストップ。トゥルーリは9秒2のストップ。タイヤは映像でない。
17周目:ライコネンストップ。ハード→ハード。7秒9のストップ。マッサの前に出た。
19周目:上位ではクビサ、ハミルトン、コバライネンがまだピットに入ってない。
19周目:ハミルトンピットイン。ソフト→ソフト。なんと19秒9の長~いストップ! 右フロントタイヤの交換ミス! ここにきてハミルトンの運気が急激下降気味?
20周目:コバライネンピットイン。ハード→ハード。10秒2のストップ。
21周目:クビサピットイン。ハード→ハード。8秒7のストップ。
22周目:ハミルトンがウェバーにアタック中。ホントにタイヤロックが多いな……。トラクションコントロールが無くなったから増えるのは判るけど、ちょっとタイヤマネージメントが良くない気がする。
22周目:アロンソピットイン。ソフト→ハード。8秒5。
24周目:クルサードピットイン。ハード→ソフト。9秒5。
25周目:ライコネンとマッサの差が若干開き気味。3秒程度。
27周目:ウェバー、ハミルトン、コバライネンがダンゴ状態。
28周目:ライコネンが速い。マッサと4秒強差。というか、フェラーリが異次元の速さ。なんだこの変態集団。
29周目:佐藤がグラベルにコースアウト。でもすぐ復帰。なんかミスったか?
30周目:ハミルトンがテールスライド。焦ってるのかなぁ……。前年のラスト数戦でも感じたけど、けっこう精神力が弱いのか。若いからなぁ。
30周目:ロズベルクピットイン。ソフト→ハード。12秒0のストップ。中嶋も入っていたけど、こちらは映像でなかった。
31周目:マッサがグラベルにコースアウト! そしてストップーーーーー! アクセルワークミスだな。トラクションコントロール禁止の影響でまくり。もう何をやってんだと……。なんでかフェラーリは開幕からどこかが噛み合わない。
33周目:とりあえずこれでライコネンの一人旅。2位以下の表彰台争いが激化。特に3位争いが現在ヒートアップ中。トゥルーリとコバライネンが現在0秒577差。
37周目:動き無し。
トゥルーリラジオ;次はハードタイヤ。フロントウィングをちょい下げてくれと。
38周目:ライコネンピットイン。ハード→ソフト。8秒5のストップ。2位復帰。実質余裕の1位だけど。
39周目:ウェバーピットイン。ハード→ソフト。7秒5。
40周目:トゥルーリピットイン。ベッテルのスモークの方に映像が切り替わって、ピットワークの状況不明。
40周目:ベッテルのスモーク。で、リタイヤ。
42周目:アロンソピットイン。ハード→ソフト。6秒7。位置は……ウェバーの後ろ。
43周目:クビサピットイン。ハード→ソフト。6秒5。3位復帰。現在はライコネン、コバライネン、クビサが表彰台圏内。
44周目:ハミルトンピットイン。ソフト→ハード。8秒9。8秒9って長すぎるでしょ……。あと12周なのに。
46周目:コバライネンピットイン。ハード→ソフト。7秒2。これもちょい長い。しかし位置はトゥルーリの前。コバライネンが3位に浮上して、トゥルーリは表彰台圏内から陥落。
47周目:バリチェロにピットレーンの速度違反。ピットストップペナルティ。オーストラリアGPに続きレースコントロールか。バリチェロもキャリア長いんだから、こういうミスはなぁ。
この時点の順位:ライコネン、クビサ、コバライネン、トゥルーリ、ハミルトン、ハイドフェルド、ウェバー、アロンソ。ここまでポイント圏内。
49周目:トゥルーリのペースが上がらない。ハミルトンに逆転されかねないペース。周回あたり約1秒詰められてる上、現在4秒699差。
49周目:ウェバーとアロンソが7位争い。0秒715差。
52周目:レースとしてはトゥルーリ・ハミルトンの4位争いと、ウェバー・アロンソの7位争いに集約。あとはおそらく順位確定。
ファイナルラップ:ハミルトンがあきらめずにトゥルーリにアタック中。
ファイナルラップ:バトンがコースアウト。復帰したか?
ファイナルラップ:ライコネンが圧倒的強さで1位フィニッシュ! 続いてクビサ、コバライネン
ファイナルラップ:トゥルーリが守りきって4位、ハミルトン5位。続いてハイドフェルド、ウェバー、アロンソでポイント圏内確定。


さて、順位の整理
1位:キミ・ライコネン(フェラーリ)
2位:ロバート・クビサ(ザウバーBMW)
3位:ヘイッキ・コバライネン(マクラーレン)
4位:ヤルノ・トゥルーリ(トヨタ)
5位:ルイス・ハミルトン(マクラーレン)
6位:ニック・ハイドフェルド(ザウバーBMW)
7位:マーク・ウェバー(レッドブル)
8位:フェルナンド・アロンソ(ルノー)
9位:デビッド・クルサード(レッドブル)
10位:ジェンソン・バトン(ホンダ)
11位:ネルソン・ピケJr(ルノー)
12位:ジャンカルロ・フィジケラ(フォース・インディア)
13位:ルーベンス・バリチェロ(ホンダ)
14位:ニコ・ロズベルク(ウィリアムズ)
15位:アンソニー・デビッドソン(スーパーアグリ)
16位:佐藤琢磨(スーパーアグリ)
17位:中嶋一貴(ウィリアムズ)
以下はリタイヤ組
セバスチャン・ベッテル(トーロ・ロッソ)
フェリペ・マッサ(フェラーリ)
エイドリアン・スーティール(フォース・インディア)
ティモ・グロック(トヨタ)
セバスチャン・ブルデー(トーロ・ロッソ)


たぶん、開幕戦オーストラリアGPより、今回の順位の方が現在の勢力図を正しく表していると思う。フェラーリが頭ひとつ抜けていて、続く2番手以下が相当な混戦状態。マクラーレンとザウバーがおそらくは接戦で(単純な早さならマクラーレンだろうけれど……)、レッドブル、ルノーがそれに追従する形。ウィリアムズとトヨタが若干未知数だけれど、でも今期はかなり頑張ってると思う。
今一歩そこに詰められないのがホンダ。前年よりはマシだけど、このままだとジリ貧。というか今年はダメかもしんない。フェラーリからロス・ブラウンを招聘したとはいえ、そうすぐに効果は表れないだろうし。トップがニック・フライになってから、どうもホンダは良くないな。

さて、次戦は4月4~6日のバーレーンGP。マレーシアよりさらに厳しい条件のサーキットで、各チームの様子はどうなるかな。


2008年3月23日

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