2008年F1開幕戦オーストラリアGP決勝 スカパー!観戦レポ

今年もF1のシーズンが開幕です! そしてまたまた、さして誰も読まないであろうスカパー!生放送のテレビ観戦レポートを毎回書いちゃうぞ。ふふふ、なんて超個人的。

とりあえず、レース前にちょっとドライバーとチームの整理を。今シーズンは以下のようなラインナップです。

■スクーデリア・フェラーリ・マールボロ
 →キミ・ライコネン
 →フェリペ・マッサ
■BMWザウバーF1チーム
 →ニック・ハイドフェルド
 →ロバート・クビサ
■INGルノーF1チーム
 →フェルナンド・アロンソ
 →ネルソン・ピケJr.
■AT&Tウィリアムズ
 →ニコ・ロズベルク
 →中島一貴
■レッドブル・レーシング
 →デビッド・クルサード
 →マーク・ウェバー
■パナソニック・トヨタ・レーシング
 →ヤルノ・トゥルーリ
 →ティモ・グロック
■スクーデリア・トーロ・ロッソ
 →セバスチャン・ブルデー
 →セバスチャン・ベッテル
■HondaレーシングF1チーム
 →ジェンソン・バトン
 →ルーベンス・バリチェロ
■SUPER AGURI F1チーム
 →佐藤琢磨
 →アンソニー・デビッドソン
■フォース・インディア・フォーミュラワン・チーム
 →エイドリアン・スーティル
 →ジャンカルロ・フィジケラ
■ボーダフォン・マクラーレン・メルセデス
 →ルイス・ハミルトン
 →ヘイッキ・コバライネン

フォース・インディアは元スパイカーであり元ミッドランドであり元ジョーダンです。オーナー替わりすぎ。
ドライバーの方は、動いた人ありぜんぜん動かない人もあり。ところでトーロ・ロッソは2人とも「セバスチャン」だ。……セバスチャン? まさか長瀬一族ではあるまいな! んなわけねぇー。

予選はライコネンがトラブルというまさかの展開。燃料ポンプのトラブルらしいけど、運の悪さは相変わらずといったところか。アロンソも予選13番手。そして、ポールを獲ったのはルイス・ハミルトン! こちらは相変わらずレースの女神に好かれているようです。ちなみに中嶋一貴は前後にアロンソとライコネン。うは。

スカパー!の映像は現地映像に切り替わり。日本時間13時20分、アルバートパーク・サーキットの空は綺麗に晴れ上がっております。風が少し強そうかな?

スタート前、ハイドフェルドのラジオ:ドリンクボトルからの供給が止まらないらしい。それは……イヤだ。びたびたになるぞ。
スタート前、スーティルがピットスタート、コースアウト時にモノコックに損傷で修理。エンジン交換も。
スタート前、ライコネンはホワイトラインのソフトタイヤ。他は……ハード? でも、ソフトはあんまり良くないって言ってたような。ファーストスティントは短く取るのか?

フォーメーションラップ、13時26分開始。
スタート、綺麗なスタート。マッサとコバライネン、こちらも問題な……いや、マッサがとばされて沈んだ! 下位で結構なんかあったな。って、しかもセーフティカー! 何があった!?
1周目、デビッドソンがフロントに損傷、ベッテル、フィジケラはストップ。バトンとウェバーは何だ? マッサもフロントに損傷。ピットイン。中嶋もなんかあったらしい。マッサと一緒に出て行った。
リプレイ、あー、マッサは壁に激突だったのか。けっこういったな。ライコネンは……すげえ、この人スゲえ。あの状態で一気にジャンプアップしてるじゃん。
2周目、セーフティカーが引っ込んだ。レース再開。
3周目、1位からハミルトン、クビサ、コバライネン……。マッサがピットインで再給油。佐藤が10番手にいつのまにか浮上している。ちゃっかりしてるというか。バトンがストップ。バトンはホンダから離れた方が良いと思うですよ。
4周目、ウェバーがピットで修理中
4周目、佐藤が11位、アロンソが10位、12位はグロック。
5周目、バリチェロとライコネンが7位争い。ベッテルがストップ。
6周目、ロズベルクが4番手に上がってる。
7周目、この時点でハミルトンとクビサの差が2秒強。クビサがんばってる。
7周目、グロックとスーティルの12位争い。フォース・インディアが良い感じになってる。ホントに元ジョーダンか?
7周目、ハミルトンとライコネンが約15秒差。どこまで詰められるか……
8周目、ピケJrが15番手。
8周目、ハイドフェルドのラジオ:ドリンクボトルのトラブルが直らない。うわぁ。ラジオ続き、ロズベルクから1秒遅れで遅れすぎだって。じゃあ軽いのか? でもドリンクの問題があるから……。あと8周でピットインらしい?
9周目、バリチェロとライコネンのバトル続いてる。ライコネンの方が少しペースが速い。あたりまえだけど。
10周目、スーティルがスローダウンでピットイン? ピケJrを中嶋が抜いていった。
10周目、スーティルがガレージインでリタイヤ。ダメだったか……
11周目、バリチェロとライコネンの差がちょっと開いた。バリチェロの調子が良い? いや、アタックで失敗しただけか?
12周目、マッサがピケJrをかわしている。ピケJrがなんか……
13周目、ハミルトンが速い。クビサと8秒5差。1周あたり1秒の差が開いてる。速すぎる(笑
13周目、ロズベルクのラジオ:フロントのバランスはOK。グレイニングもないようだ。溝もばっちりよ。
14周目、佐藤とグロックの争い。あ、もう画面切り替わった。もっと映してよ。
14周目、ライコネンがまだバリチェロをかわせない。これはバリチェロを褒めるべきなのかな。
15周目、グロックが佐藤をオーバーテイク。11番手グロック、12番手佐藤。さすがにまだスーパーアグリは辛いか。
16周目、クビサのラジオ:ピットインに入るので、フロントのアジャストはどうか? 大丈夫だからいらないとのこと。給油とタイヤ交換だけか。
16周目、クビサピットイン。タイヤがハード→ハードの交換。8秒6のストップ。
17周目、ライコネンがバリチェロにアタック。失敗! バリチェロがんばるなぁ。ライコネン、そろそろソフトタイヤのグリップが落ちてない?
17周目、マッサが中嶋をオーバーテイク。マッサはやく上がってこいー
18周目、ハミルトンがピットイン。9秒2のストップ。ハード→ハード。
19周目、ライコネンがバリチェロをオーバーテイク。まだピットに入らない。
20周目、ライコネンがセクター1ファステスト。一発の早さはフェラーリがトップか? グリップが落ちてるはずのソフトでファステストって……。
20周目、佐藤とマッサのデッドヒートっておい。何周も持たないとは思うけど……
20周目、トゥルーリがリタイヤ。なにかトラブルか? どうでもいいけど、リタイヤが多すぎる。
21周目、マッサが佐藤をオーバーテイク。そりゃな……。あ、中嶋にも抜かれ……てない。こらえたか。
21周目、ハイドフェルドピットイン。7秒9。ハード→ハード。
22周目、アロンソがロズベルクをオーバーテイク。このあたりの積極性はさすが
22周目、コバライネンのピット。ハード→ハード。9秒0
23周目、ライコネンとコバライネンの勝負。……ライコネンはいつになったらピットに入るんだろう。左フロントのラインが消えてるんだけど。しかし3番手までくるとは。予選のあれがなければ……
26周目、マッサとクルサードが接触! クラッシュぅうううううううううう!!!! クルサードのマシンが悲惨なことに! クルサードはもちろんリタイヤ。マッサも大丈夫か? 何があったのか……
27周目、セーフティカー。佐藤がちょうどピットインしてた。……ライコネンとアロンソがかわいそうだ、この状態でピットに入れない。トゥルーリのリタイヤは電気系らしい。
27周目、アロンソのラジオ:燃料をセーブしろという指示。やっぱギリギリか? ギリギリなのか?
28周目、それにしても、これで各順位間の差がなくなる。レースがそうとう動くな。
クラッシュリプレイ:マッサがちょっと無理しすぎだろ。クルサードもドア閉めすぎだし、お互いが嫌いなのか?
28周目、クビサのラジオ:ハイドフェルドがクビサより3周分燃料多い、らしい。
28周目、ロズベルクがピットイン。ピットレーン解放とどっちが早かった?
29周目、ピットにどんどん入ってくる。クビサ、アロンソ、グロック、中嶋……アロンソは9秒1でハード→ハード。え?ハード? ソフトまだ使ってないはずだから1ストップじゃないのか。もう1回入るんだ……
29周目、ライコネンはまだ入らないのか……。どこではいるの? ピケJrも入ってないのか。
30周目、セーフティカーが引っ込む。レース再開!
31周目、ライコネンとコバライネンの勝負。ライコネンがオーバーテイク……を失敗! グラベル! うぁあああああああああああああああああああ!!!! 戻ってきたけどグロックの後ろ……。もうピットに入っておこうよ
31周目、マッサがリタイヤ。さようならぁ。フェラーリ信頼性に問題ありか?
31周目、ライコネンがピットイン。あーあ、もうグダグダ。秒数でない。ソフト→ハード。セーフティカーがいる内に入っておけば良かったのにな。
32周目、ピケJrがリタイヤ。ピットレーンで止まってるじゃん。燃料切れ? ……じゃないな、1回さっき入ったのか。どうした?
33周目、佐藤がリタイヤ。いったいあと何台残ってるんだ?
周回数がでてないよ! 国際映像しっかり!
周回数復活。34周目。
34周目、アロンソがクビサにアタック中、現在残っているのが11台。ライコネンが最下位。
また周回数が消えた。35周目なんだろうけど。
36周目? ハミルトンとロズベルクが4秒差。
40周目? レースが動かない。若干ブルデーが不気味なくらい。地味な感じでロングスティントくさい上にポイント圏内。
周回数復活。40周目だった。
41周目、そろそろピットインするのが出てくるはず。
41周目、アロンソのラジオ:抜け! ……シンプルだ
42周目、ハミルトンとライコネンが42秒差。トップと最下位ではな。
43周目、ライコネンとグロックの勝負。ライコネンがスピン。あきらめた方が良いか、もう。運がなかったんだろう
43周目、ハミルトンのピット。8秒6でハード→ソフト。ロズベルクもピットイン。こちらは映らず。
44周目、ハイドフェルドのピットイン。ハード→ソフト。7秒0
44周目、めちゃくちゃクラッシュ。グロックが大クラッシュ。そして3度目のセーフティカーーーーーーーーーーー!!!! 何が起こった! ピットインしてない人たち涙目。
クラッシュリプレイ:コースアウトして段差を拾った。マシンが跳ねる跳ねる! 大破も良いとこ! グロック大丈夫かーーー?
45周目、バリチェロがノズルついたままスタートで、ピットクルーが吹っ飛ばされた! 足痛そう。怪我してない? あれは給油係か? 原因はロリポップマンのミス! なにやってんだよ。
46周目、各順位のギャップが無くなったから、これだとライコネンが入賞圏内に復活しないか?
46周目、バリチェロのラジオ:ピットにはもう入らなくていい。燃料はちゃんと入ったらしいって事なんだけども。
46周目、レースコントロール。バリチェロの審議。
47周目、コバライネンがピットイン。8秒0。ハード→ソフト。アロンソもピットインだけどこちらは映らない。
48周目、この時点の順位はハミルトン、コバライネン、バリチェロ、ロズベルク、ブルデー、クビサ、中嶋、ライコネン、コバライネン、アロンソ、グロック
48周目、セーフティカー引っ込む
49周目、バリチェロにペナルティ。ピットストップペナルティ10秒。
49周目、中嶋とクビサ、ピットイン。クビサはウィングがない。接触した? クビサはそのままリタイヤ。中嶋は……出て行った。何かでもいま部品を踏んだか?
50周目、アロンソがコバライネンをオーバーテイク! コバライネンがめちゃ沈んでる。
クラッシュリプレイ、……中嶋はオーバーラン? クビサは何だ? ああ、クビサと当たったのか。あ、ピットでクビサが体育座りしてる……。な、なんか哀れをもよおす光景だな。
51周目、順位がハミルトン、ハイドフェルド、ロズベルク、ブルデー、アロンソ、コバライネン、ライコネン
52周目、ライコネンのエンジンが……。なんかヘン。なんかこもるような音がしてる。うわぁ、フェラーリサウンドがぜんぜん無い。壊れたか?
54周目、バリチェロのラジオ:ライコネンに追いつくからこのままがんばれと言うことらしい
55周目、コバライネンがアロンソにアタック中。ブルデーはこの間にアロンソと差を開ける。ブルデー4番手。
55周目、ライコネンがスローダウン。リタイヤ。まぁ仕方ない。仕方ないと言うにはドライバーミスも目立ったけども。次がんばれ。
さっきのバリチェロのペナルティ時のリプレイ。バリチェロがピットレーンシグナル赤の時にピットから出て行った。これはまたレースコントロール出るか?
56周目、ブルデーのエンジンスモーク。ああああああブルデーえええええええええ……。でもよくやった! よくやったよ! ちなみにこの時点でフェラーリ勢が全滅……(トーロ・ロッソはフェラーリエンジン使用)。
57周目、コバライネンがアロンソをオーバーテイク! の直後にコバライネンがスローダウン!? いったい何だ!?
ファイナルラップ、ハミルトンがトップでチェッカー! ハイドフェルド2番手、ロズベルク3番手! これにて開幕戦終了!

最終順位:
1位:ルイス・ハミルトン(マクラーレン・メルセデス)
2位:ニック・ハイドフェルド(BMWザウバー)
3位:ニコ・ロズベルク(AT&Tウィリアムズ)
4位:フェルナンド・アロンソ(ルノー)
5位:ヘイッキ・コバライネン(マクラーレン・メルセデス)
6位:ルーベンス・バリチェロ(Hondaレーシング)
ここまでチェッカー組
7位:中嶋一貴(AT&Tウィリアムズ)
8位:セバスチャン・ブルデー(トーロ・ロッソ)
9位:キミ・ライコネン(フェラーリ)
ここまで完走扱い組。あとは全員リタイヤ。……13台のリタイヤ!?

ハミルトンがほぼ盤石のレース展開で優勝。この荒れたレースで何らのトラブルも何らの障害もなくポール・トゥ・ウィンは凄すぎる。なんだこの男。
しかし、フェラーリが……。オフシーズンのテスト時には、ちょっと比較しようがないほどのパフォーマンスだったのにどうしたことか。気のゆるみがあったのかなぁ。
ただ、それよりなにより、トーロ・ロッソの躍進が凄い。レース自体が荒れていたから、真のポテンシャルは次のマレーシアGPを観ないと判らないけど、それでもここまでがんばるとは。ウィリアムズも久々の表彰台ゲット。ロズベルクが素晴らしいパフォーマンスだった。これはウィリアムズは絶好調のシーズンになるな。名門チーム復活か。車椅子の闘将は死なず!


というわけで、オーストラリアGPのレポートでした! 次回は来週のマレーシアGPです!


2008年3月16日

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