大洗へ ~ガールズ&パンツァー聖地巡礼~ 戦車編Part 4

 さて前回に引き続きガールズ&パンツァー聖地巡礼戦車編です。毎度おなじみこちらのマップの番号順。今回はNo.31~40までです。写真の枚数多いです。ページかなり重いです。スマホとかで閲覧の方はご注意下さい。


■KV-2:プラウダ高校(釜屋金物店)
 釜屋金物店に配置されているのはかーべーたんことKV-2。



 その特異かつ巨大なシルエットからも分かる通りの超強火力戦車。「ギガント(巨人)」「ドレッドノート(勇敢)」とあだ名されるKV-2は、独ソ戦において街道の分岐点に居座りながら、襲い来るドイツ軍をたった一両で足止めし続けるなど、大変に敵軍を苦しめたのだそう。「街道上の怪物」の二つ名は伊達ではありませんね。



 ただし、152mmの榴弾砲は当然ながら重く、装填手2名を費やしてやっとまともに装填できるという、運用面ではとても苦労の多い車両だったそうです。これを劇中で動かしていたメンバーは、ニーナをはじめとするプラウダ高校の小さな女の子たち。よくちゃんと戦えてましたねぇ……。




■ティーガーII:黒森峰女学園(小野瀬石材店)
 ティーガーIとともに黒森峰の主力を構成するティーガーIIは小野瀬石材店に吊るしてあります。



 大洗の戦車パネルでは、これがいちばん理にかなった飾り方だと思いました。風が吹いてもブラブラ揺れるだけで、パネルにダメージないみたいですしね。



 劇中では逸見エリカが搭乗しており、重戦車ならではの弱点に直面していた車両。「厚い皮膚より速い足」と劇中でも言及される通り、機動性って大事ですよね。


■八九式中戦車甲型(発見時/練習試合時):アヒルさんチーム(島屋米穀店)
 島屋米穀店さんには発見時の八九式中戦車甲型が。



 水に沈んでいたIII突とは対照的に、切り立った崖の中腹に隠されていた車両でした。まず「なぜそんなところに隠した」という疑問、続いて「そこまでして隠す意味がどこに」という疑問、最後に「なぜそこにあると思った」という疑問と、まぁ突っ込みどころ満載。これがもっと高性能な車両だったなら隠した意味もわかりますけど、OVAに出てきたカルロヴェローチェを除外すれば、作中最弱の戦車ですしね……。



 しかしその弱さがファンを引きつけるのか、キャスト陣からも好評な車両。パネルにも「はっきゅーん!!」の文字(笑。


■III号戦車J型:黒森峰女学園(セイコーマートしまちゅう店)
 黒森峰のIII号戦車J型はセイコーマートしまちゅう店さんにて。ここで撮影しようとした時に地元の方に話しかけられてそちらに気を取られたため、セイコーマートさんの店舗を写すのを忘れてしまいました。



 なおIII号戦車は砲塔を3名配置にするなど、当時としては画期的な戦車だったんだとか。


■パンターG型:黒森峰女学園民宿浜野屋
 冷泉麻子が一言「強い」と形容したパンターG型は民宿浜野屋さんにあります。



 走攻守のバランスに優れ、大戦中のドイツ軍最優秀車両と評価されていたんだとか。ドイツ軍にショックを与えたソビエト軍の主力T-34に、今度は逆にショックを与えるほどの戦果をあげるなど、敵国から恐れられたパンターの最終進化版。



 コストパフォーマンスも良く、麻子はそれを含めて評価しているようです。


■IS-2:プラウダ高校民宿ニューさかえや
 IS-2は民宿ニューさかえやさんにあったはずですが、パネルが潮風でやられてしまって、もう展示できなくなってしまったとのこと。海の近くならではの悩みですよね。もう新調されたでしょうか。

■ルノーB1 bis(全国大会時):カモさんチーム民宿セイラーズ
 カモさんチームの搭乗車両ルノーB1 bis全国大会仕様車両は民宿セイラーズさんに。



 こちら、伺った際にオレンジジュースなどいただいてしまいました。朝の忙しい時間帯にありがとうございます! こちらでいただいた缶バッチが、この旅行最初の缶バッチ。



 唯一、カメラバッグにつけさせていただきました。



 さて、カモさんチームの戦車を飾っているだけあって、ガルパンコーナーも風紀委メンバーです。



 ……が、アンチョビ姐さんの絵も飾ってあります。



 で、こちらのイラスト、北海道北見商業高等学校吹奏楽局顧問……と書いてある通り、なんと高校の先生が描いたんだとか! 吹奏楽部のメンバーと泊まりに来た際に、ささっと描いていったらしいんですが、これは部員の子たちもびっくりしたでしょうね。先生がアニメイラスト描くなんて、なかなかないシチュエーションです。しかも上手!


■M4シャーマン76mm砲搭載:サンダース大学付属高校民宿江戸栄
 民宿江戸栄にはサンダース大付属の隊長ケイの乗るM4シャーマン。



 アメリカの工業製品らしく、大量生産に適した車両で、5万両もの数が生産されたんだとか。さすが大国です。ただ火災が発生しやすかったり、防御力に難があったりと、ドイツのIV号戦車等に比べると性能面で見劣りしたそうです。



 後続のシリーズについては色々と欠点も改良されたようですが、基本的には数に物を言わせる戦車だったそうですね。


■三式中戦車(発見時):アリクイさんチーム(カネハチ海藻店)
 カネハチ海藻店さんには発見時の三式中戦車です。



 しかし劇中でいくらずっと放置されてたからって、「壊れてるんだと思ってました」はちょっと笑いました。あの自動車部にかかれば、きっとぺちゃんこになっても直してくれるよ!



 ちなみに撮影許可をもらおうと店内に声をかけようとしたら、店員さん椅子に座って寝てました(笑)。平和で良いです。


■IV号駆逐戦車ラング:黒森峰女学園(小野屋機販)
 エルヴィンに「ヘッツァーのお兄ちゃんみたいなやつ」と形容されたIV号駆逐戦車ラングは小野屋機販さんで。



 確かにヘッツァーっぽい。



 ……でもなぜだろう、少しも可愛くないのは。色のせいかな。なおベース車両は名前の通りのIV号戦車。砲塔をなくして主砲直付にしただけで、ずいぶん印象が変わりますねぇ……。


 では今回はここまで。Part 5につづきます。

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