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2015F1日本GP! 日曜決勝 part.2 ドライバーズパレード!

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 前回に引き続きF1日本GP。日本GP恒例ドライバーズパレードの模様です。  往年の名車に乗ったドライバーがコースを一周する様はなんとも平和。上機嫌のドライバーだと、途中で車を止めてコースに降りて手を振ったりします。小林可夢偉なんかはよく自分の応援席の前で降りてましたね。  海外のドライバーたちも、この催しを楽しんでいるということをよく聞きます。ブーイングとか全くしませんしね、日本のファンは。どんなドライバーでも分け隔てなく声援を送ります。  さて、まず出てきたはレッドブルの二人。リチャルドが手に持ってるのはレッドブルの缶ですね。暑かったですからねぇ、この時。朝曇ってたのが嘘のように、カンカン照りの日差しが照りつけてました。 ダニエル・リチャルド ダニール・クビアト  続いてはロータスの二人。乗ってるのはちょうどロータスの車ですね。この時ばかりは二人ともリラックスした表情。 パストール・マルドナード ロマン・グロージャン

2015F1日本GP! 日曜決勝 part.1 イベントいろいろ

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 年に一度のF1日本GP、日曜はいよいよ決勝です。  この日は明け方に少し雨が降ったせいか、朝は少し曇り空。昼前にはすっかり晴れるものの、午前中は雨の匂いがかすかに漂っている、そんなお天気。 Canon EOS 70D + EF-S 18-135mm F3.5-5.6 IS STM  しかし、会場は朝早くからすごい熱気です。さすが決勝、たくさんのお客さんで埋まっていて、やはりF1開催時はこうでなくてはという感じ。  地元の食材を活かした屋台も、開店直後から盛況で、たこ焼きやら焼きそばやらを抱えたお客さんで大にぎわい。  特にGPスクエアの特設ステージ前は、朝の9時からこんな感じです。  金曜土曜もステージ前は盛況でしたが、日曜は桁違い。皆さん何をお待ちかねだったかというと、レジェンドドライバーのゲルハルト・ベルガー、鈴木亜久里のトークショー。

2015F1日本GP! 土曜セッション part.3 最速を決めるセッション

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 前回に引き続きF1日本GP。午前中は東コースエリアにいましたが、午後は場所を移動してヘアピン近辺です。  当初はヘアピン席下のエリアにしようかと思ってましたが、午前中に場所が埋まってしまっていたので、ヘアピン〜200Rの中間あたりのカメラマンエリアと、ヘアピンの頂点付近のカメラマンエリアで撮影することに。前者は少し遠い上に金網が微妙に邪魔ですが、後者はヘアピンの旋回中での撮影になるので、こちらは距離が近い。また車速が遅くなっているので、止め絵を取るのにはうってつけです。流し撮りしたい場合はどちらも向きませんが、まぁそれは今回は撮る気はあまりないので。  さて、予選が始まるとついに本番開始!という雰囲気。誰がポールポジションを獲るか、マクラーレン・ホンダ勢はせめてQ2には進めるのか。お客さんもみんな席について、固唾を呑んで見守る時間。 決勝が「最強を決めるためのセッション」であるなら、予選は「最速を決めるためのセッション」。天候やラバーグリップの状況、クリアラップを取れるかどうかという駆け引きはあるにせよ、決勝に比べれば勝負はシンプル。とにかく速く走れば良い。ポールポジションを獲った者こそが、その年、そのサーキットにおける「最速のドライバー」です。 Manor Marussia F1 Team MR03B / ウィル・スティーブンス 600mm(トリミング有)・ ISO100・F7.1・1/200  同時に、最遅が決まってしまうのもまた予選の厳しさ。決勝であれば、レーシングアクシデント如何によっては、たとえ最速ドライバーでも最下位でレースを終えるということがありますが、予選ではマシントラブルならびに他車のクラッシュによる影響以外の言い訳は効きません。  そして今年最下位の常連なのがマノー・マルシャの2台。前年度はケーターハムがいたので、彼らと最下位を分けあっていたものですが、今年はライバルがいなくなってしまったので、ぶっちぎりのビリッケツ。来年はメルセデスエンジンを積むそうなので、多少良くなる可能性はありますが、主要スタッフの離脱のニュースも聞こえてくるので、まだまだ厳しいレースが続きそう。がんばれテールエンダー。 Manor Marussia F1 Team MR03B / アレクサンダー・ロッシ 600mm(トリミン

2015F1日本GP! 土曜セッション part.2 名門の資質

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 前回に引き続きF1日本GP。リアルタイムではもうロシアGPもアメリカGPも終わって、ついでにワールドチャンピオンまで決まっていますが、のんびりやります。とりあえずハミルトンおめでとう!  さて土曜最初のセッションはフリー走行三回目。この日は当初の予定ではB席スタンド上のカメラマンエリアから撮影するつもりでしたが、大量の羽虫が発生していてそれどころではなかったため断念。午前中はC席・D席のカメラマンエリアに陣取ることに。  金曜日とは打って変わって良い天気のうえ、土曜日なだけあってお客さんはいっぱい。客席に座っている人や両隣のカメラマンの邪魔にならないように、周囲を気にしながらの撮影です。 McLaren Honda MP4-30 / フェルナンド・アロンソ 600mm(トリミング有)・ ISO100・F8・1/100 Canon EOS 70D + SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM  金曜のウェットコンディションでもけっこう走っていましたが、ドライコンディションはこの週末初とあって、みんな忙しく周回します。第二の母国レースとなるマクラーレン・ホンダ、財政難という逆境の中でのグランプリとなるロータスあたりは、見ている方も事情を知っているだけに、その気迫が伝わってくるかのよう。 Lotus F1 Team E23 Hybrid / パストール・マルドナード 600mm(トリミング有)・ ISO100・F9・1/100

2015F1日本GP! 土曜セッション part.1 現地の熱気

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 金曜セッションを翻弄した雨雲は夜のうちに通過して、土曜日は朝から雲こそ多いものの、青空の見える好天に恵まれました。  フリー走行3回目と予選が予定される土曜日。なんだかんだで平日の金曜日ではなく、平均的には休日となる土曜日からは、お客さんの数もぐっと増えるので、雨でなくてほんとよかったです。  ちなみに、土曜からはさすがに渋滞するかな……と思いながら伊勢湾岸道を飛ばしてきましたが、特にそういうこともなく(さすがに鈴鹿近辺は少し混んでましたが)、普通に到着。むしろ鈴鹿1000kmとか8耐とかの方が混んでるような? F1は公共交通機関で来るのがセオリーになっているので、意外に一般道は混まないのかも。  あるいは、ガチ勢のそれなりの数が、金曜から泊まり込みになっているからとか? 泊まり込み勢の夜明け FUJIFILM X-A1 + XC16-50mm F3.5-5.6 OIS  駐車場にテント張って夜を明かしますからね、彼ら。金曜〜月曜までこの状況。まぁ私も、たまたま車で通える距離に住んでいなければ、こうしてたでしょうね多分。  そんなガチ勢の駐車場を抜けてサーキットボウルの方面に歩いて行くと、ドライバーの入り待ちの人々が群れをなしてます。 FORCA!MASSA  なお、この光景は毎年恒例ですが、今回気づいたのは、どうもファンが並べてる国旗の位置までもが、少なくとも去年と全く同じじゃないかということ。覚えてるんですよ、特にマッサのブラジル国旗。この人たち、毎年誰よりも早くきて、この位置を陣取ってるんですかね。素晴らしい情熱です。  彼らだけじゃなく、そもそもみんな朝早いんですよね(まぁ筆者もですが)。好天の下、まだ8時ちょっとすぎだというのに、現地には続々とファンが集まってきています。 続々と集う  ショップの人たちも今日からまさに本番。パンフレットや公式グッズを物色するお客さんをさばくのに忙しそう。

2015F1日本GP! 金曜フリー走行 part.4 続・ドライバー雑感

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 前回に引き続きF1日本GP。  フリー走行1回目が終わった後は、西コースまで移動してスプーンに到着。途中、ヘアピンの売店で昼食をとって、あとはスプーンのカメラマンエリアで待機。  この頃になるとさすがに雨はほぼやんでいて、なんとかレインカバーもいらない感じに。このまま最後まで行けるとありがたい。  さて、こちらのカメラマンエリアでは、200Rを脱出してスプーンに進入するまでを、正面から捉えられる場所に陣取ります。このポイントは今回初めて。  直線上のマシンはかなり遠くなるし、コーナー進入時は金網が邪魔と、非常に限定されたカットしか撮れそうにないですが、まぁ600mmに賭けてみましょう。  というわけで、こんな感じになりました。 Lotus F1 Team E23 Hybrid / パストール・マルドナード 400mm(トリミング有)・ ISO200・F7.1・1/320 Lightroomプリセット「Gritty-Medium」適用  うーん……。 Lotus F1 Team E23 Hybrid / ロマン・グロージャン 600mm(トリミング有)・ ISO200・F6.3・1/320 Lightroomプリセット「Gritty-Warm」適用  トリミング前提ならなんとか……という感じ。上は1/4、下は2/3くらいにトリミングしています。もっとコーナーに近づくまで待てば、トリミング不要なくらいに大写しできますけど、その場合は背景が全て路面になります。  それに1台だけだと非常に寂しい絵面になってしまうし、できれば何台かでバトルしているところを写したい。難しいなぁ、この場所。フリー走行や予選のように、単独で走っている時には向かないですね。

2015F1日本GP! 金曜フリー走行 part.3 ドライバー雑感

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 前回からの続きでF1日本GP。  FP1はとにかく逆バンクに張り付きです。  ところで、150-600mm F5-6.3 DG OS HSM Contemporaryのカスタム設定についてですが、現在はAFを「品位優先」、OSを「ダイナミック」、フォーカスリミッターは設定なしで主に運用してます。  「速度優先」でフォーカスリミッター設定した方が早いのはわかってますが、モタスポ撮影にそこまでの速度ってあまりいらないんですよね……。ロングストレートのトップスピード付近とか、あるいは遠ざかるマシンを後ろから写す際には使えると思いますが、それ以外の場面においては、品位優先で事足りる。それに速度優先だとやっぱり精度に不安が。なので、私の場合は上記設定がメインです。 Squadra Toro Rosso STR10 / マックス・フェルスタッペン 600mm(トリミング有)・ ISO125・F7.1・1/200 Canon EOS 70D + SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM Contemporary  さて、コース上ではひっきりなしにドライバーが周回を重ねてます。上の写真は今年度最大の有望株マックス・フェルスタッペン。賛否両論あるドライバーですが、私はここ2〜3年の新人では、彼が最もワールドチャンピオンの匂いのする新人だと思います。  コース上で見せるオーバーテイクへの執念、コース外で見せる傲岸不遜な態度。まさにF1チャンピオンの資質。王者というのはワガママで自信満々な人にしかなれないんですよ。  最近はセバスチャン・ベッテルがなんだか性格の良いナイスガイみたいに語られてますが、彼がマルチ21騒動を起こしたことはつい2年前の話。同じです、彼もね。そうでなければ勝てない。マレーシアでウェバーをぶち抜いて行ったのを観た時は「これが王者だよなぁ」とニヤニヤしました。  ベッテルに比べれば、さすがにまだ若い分だけ荒削りな部分も多いルーキーですが、これから成長して、押すところと引くところのラインを完璧に制御できるようになったら、手がつけられないでしょう。楽しみなドライバーです。  そのフェルスタッペンの同僚がカルロス・サインツJr.。 Squadra Toro Rosso STR10 / カルロ