2015F1日本GP! 土曜セッション part.3 最速を決めるセッション
前回に引き続きF1日本GP。午前中は東コースエリアにいましたが、午後は場所を移動してヘアピン近辺です。 当初はヘアピン席下のエリアにしようかと思ってましたが、午前中に場所が埋まってしまっていたので、ヘアピン〜200Rの中間あたりのカメラマンエリアと、ヘアピンの頂点付近のカメラマンエリアで撮影することに。前者は少し遠い上に金網が微妙に邪魔ですが、後者はヘアピンの旋回中での撮影になるので、こちらは距離が近い。また車速が遅くなっているので、止め絵を取るのにはうってつけです。流し撮りしたい場合はどちらも向きませんが、まぁそれは今回は撮る気はあまりないので。 さて、予選が始まるとついに本番開始!という雰囲気。誰がポールポジションを獲るか、マクラーレン・ホンダ勢はせめてQ2には進めるのか。お客さんもみんな席について、固唾を呑んで見守る時間。 決勝が「最強を決めるためのセッション」であるなら、予選は「最速を決めるためのセッション」。天候やラバーグリップの状況、クリアラップを取れるかどうかという駆け引きはあるにせよ、決勝に比べれば勝負はシンプル。とにかく速く走れば良い。ポールポジションを獲った者こそが、その年、そのサーキットにおける「最速のドライバー」です。 Manor Marussia F1 Team MR03B / ウィル・スティーブンス 600mm(トリミング有)・ ISO100・F7.1・1/200 同時に、最遅が決まってしまうのもまた予選の厳しさ。決勝であれば、レーシングアクシデント如何によっては、たとえ最速ドライバーでも最下位でレースを終えるということがありますが、予選ではマシントラブルならびに他車のクラッシュによる影響以外の言い訳は効きません。 そして今年最下位の常連なのがマノー・マルシャの2台。前年度はケーターハムがいたので、彼らと最下位を分けあっていたものですが、今年はライバルがいなくなってしまったので、ぶっちぎりのビリッケツ。来年はメルセデスエンジンを積むそうなので、多少良くなる可能性はありますが、主要スタッフの離脱のニュースも聞こえてくるので、まだまだ厳しいレースが続きそう。がんばれテールエンダー。 Manor Marussia F1 Team MR03B / アレクサンダー・ロッシ 600mm(トリミン