続・大洗へ ~ガールズ&パンツァー聖地巡礼再び~ キャラクター編 Part 4

 前回に引き続き、続・ガールズ&パンツァー聖地巡礼シリーズです。巡礼で撮影してきた写真をネタに書いていきます。新キャラのパネルは前回で全部なので、今回からは既存キャラシリーズになりますが、先日書いたとおり、新しいパネルがガンガン追加されてました。

1. エルヴィン:大洗女子学園カバさんチーム(和泉屋米穀店


 和泉屋米穀店さんにはエルヴィンの姿が。こちらは新パネルと旧パネルの両方が飾ってあります。右が新パネル、左が旧パネルですね。手をポケットに入れないと気が済まないようです(笑。



 和泉屋米穀店さんですが、今回の巡礼ではほぼ最後に行った場所で、もう店じまい直前でした。このためシャッターが降りていて撮影できなかったんですが、店主さんの好意で、次の日の朝ちょっと早めにシャッターを開けてもらい、撮影させていただけました。ありがとうございます。
 大洗の商店街の人たちは、ほんと皆さん親切です。お店の猫ちゃんたちも、長生きしてくださいね!



 上記写真の通り、大洗産のコシヒカリも買ってきました。まだ食べてませんが、そのうち炊いていただくことにします。

 さて、エルヴィンが車長を務めるカバさんチーム・III号突撃砲ですが、劇場版ではエキシビジョンマッチと対大学選抜戦で、戦い方を変えているのがキーポイントなのかなと思います。
 エキシビジョンマッチでは、状況的に仕方ないとはいえ、敵戦車の追撃に機動戦で応戦しようとして失敗していましたが、大学選抜戦では徹底して待ち伏せ作戦。III突の短所をなんとか補おうという戦いから、短所は短所として、それよりも長所を活かそうという戦いへ変化してましたね(最後のアレはご愛嬌)。



 あの変化は遊園地跡地での戦いを前に、みほが全員に向けて言った「私たちは私たちにできる戦いをしましょう」という言葉を受けてのものとも言えますが、それより前、学園艦での最後の夜の時点で、伏線は張られていました。
 それはエルヴィンがIII突に向けて言った「おまえのサンダース戦での一撃はすごかった」という言葉。直後、おりょうも「プラウダ戦も良かったぞ」と続けますが、どちらの戦いでも、III突が採ったのは待ち伏せ作戦。エキシビジョンマッチでの戦いを経て、また、学園艦の一件を機に、彼女たちも初心を思い出していたのかもしれません。
 他チームにも言えることですが、物語の後半となる大学選抜戦では、前半となったエキシビジョンマッチでの反省を活かして戦う様が随所に見られます。敗北を糧にして強くなる、失敗から何かを学び取る、その一つのわかりやすい例が、このカバさんチームの戦い方の変化に表れていたように思います。
 III突に語りかけていた彼女たちの誇らしげな表情。「おまえは強いんだ」という信頼に満ちた彼女たちの表情と言葉が、大学選抜戦の作戦へとつながっていった。初見で見たときにも、彼女たちの思い入れが感じられてグッときますが、二度目以降はまた違った感慨を抱くことのできる、味わい深いシーンだと思います。




2. スズキ:大洗女子学園レオポンさんチーム(小沼酒店)


 小沼酒店さんにはスズキがいます。こちらは旧パネルのままですね。前からずっと使っているパネルに思い入れがあるから〜というような理由で、お店によってはこの通り、新パネルを導入しないところもあるみたいです。愛されてますね。



 今回痛恨の心残りの一つがここで、「れおぽんしゅ」という日本酒が売っているはずなのですが、すっかり忘れていて買ってないんですよ……。急いでいたとはいえ、酒のことを忘れるとは。



 劇場版のスズキですが、一箇所だけ、台詞と映像がナカジマとごっちゃになっているところがありましたね。大学選抜戦で「力むなよ、カッちゃん」という台詞、声はスズキなのに口パクはナカジマの方だという(笑。
 公開の数日前にようやくマスターアップしたという本作、ほんっとに時間がなかったんだなー、としみじみ思ったシーンでした。
 BD/DVDでは修正されているのかな?

3. パゾ美:大洗女子学園カモさんチーム(三村時計店


 風紀委員の"髪の短い子"、パゾ美は三村時計店さんに。こちらは新パネルですね。店の正面、向かって右に新パネル、左に旧パネルが配置されてました。



 三村時計店さんではオリジナルメガネ拭きが売ってまして、今回の目的の一つでもありました。下の写真がそれ。



 他にも何種類か売ってるんですが、とりあえず2枚。エンディングのカモさんチームと、全員集合のを。



 おまけでもらえた缶バッジの、この表情が素晴らしいです。パゾ美はいつも無表情だから、こうやって笑ってるのって珍しいんですよね。



 劇場版ではそど子、ゴモヨと共に、最も事件によるダメージを受けていたと思しきひとり。当初こそ「校門、持ってく?」などと冗談を言う余裕を見せていましたが、陸に上がってからの塞ぎっぷりは気の毒なほど。ウサギ小屋の場面に至っては、この子たち卒業したら大丈夫なのかと、別の意味で心配になりました(笑。



 でも、それだけそど子、ゴモヨと一緒に活動する風紀委員の仕事が楽しかったんでしょうね。ポーカーフェイスの裏で、毎日がとても充実していたんだと思います。ガルパンの子達は、みんないい青春送ってますよね。

4. 丸山紗希:大洗女子学園ウサギさんチーム(大勘荘


 本作におけるポーカーフェイスの代名詞、丸山紗希は大勘荘に立っています。こちらは新パネルに刷新ですね。



 今回、3日目の宿にしましたのが、こちらの大勘荘さん(初日は東京、2日目は大洗シーサイドホテルさん)です。劇場版では、晴れて「破壊される建物」の仲間入りでしたね(笑)。原因となったのが、ウサギさんチームのM3中戦車リーだというのが、なんともニクい演出でした。



 宿のロビーは宿による用意かファンからの差し入れか、ガルパングッズがいっぱい。いちおうここ「海の家」という触れ込みのはずですが、海の気配はほぼないです(笑。



いちおう海の気配?










紗希ちゃんタペストリー


 ガルパンプランの宿泊の場合は、記念のオリジナルポストカードやタペストリーももらえます。

デフォルメ紗希ちゃん


紗希ちゃんタペストリー。宿に飾ってあったのと同じものですね。
B2サイズなのでけっこう大きい!


 そしてあんこう鍋! 今回の巡礼の最大の目的は、実はあんこう鍋でした。
 前回行った時は真夏だったので、あんこうなんてどこも提供してない。絶対次は冬に行って、あんこう鍋を食べるんだと機会を待っていましたが、今回やっと本場のあんこう鍋をいただくことができました。
 鍋いっぱいの熱々あんこう、ほんとに美味しかったです。グルメにはうといので、なかなかその手の解説はできませんが、冬の海の幸の味覚がテーブルの上にズラリ並んだ、ボリュームたっぷりの夕食。
 他の宿泊客もだいたい同じ時間の食事で、もうみんなあんこう鍋ですから、食堂に熱気がこもって冬だというのに汗だくだくでいただきました(笑。
 ついでに日本酒も熱燗でいただいて、もう何も言うことなし。幸せな時間でした。



 劇場版の紗希はTV版と同じく、突然いいところを持っていく、オイシイ役どころを継続してましたね。喋る台詞はたった二言ですが、そのどっちもがインパクト抜群という。
 しかし彼女なくして大洗の勝利はなかった。あの機転がなければ、大勢は大学側優勢でほぼ決してしまい、いかに西住姉妹といえども逆転は出来なかったでしょう。あの試合のMVPの一人ですよね。

5. ぴよたん:大洗女子学園アリクイさんチーム(藤乃屋食堂


 藤乃屋食堂さんには、アリクイさんチームのぴよたんがいます。こちらも旧パネルのままですね。



 ラーメン屋さんですが、今回もここで食事をすることはかなわず。訪れた時間帯は早めの夕食どきにしてもいいくらい(17時過ぎ)ですが、この後は宿であんこう鍋でしたから……。大洗の食事を制覇するのは数的になかなか難しいですが、いつか。



 本作での一番のレベルアップ組は、間違いなくアリクイさんチーム。異論はどこからも出ないはず。TV版の鬱憤を晴らすかのように、エキシビジョンマッチから大学選抜戦まで、素晴らしい戦車乗りっぷりでした。
 しかも、体力のつきようがネトゲ廃人のそれじゃない(笑)。だって、エキシビジョンマッチが終わった時点で、夏休み終了まで一週間ですよ(潮騒の湯の優花里の言による)。そこからあの事件があったわけでしょう?
 普通に考えて、二学期も始まって延々あの生活を続けていたとも思えないし、大学選抜戦までのトレーニング期間なんて、わずか数日間しかなかったはず。加えて、トレーニング開始時点では、腹筋2回すらまともにできない有様。その条件で、投げて寄越された38口径75mm砲弾を片手でキャッチし、そのまま装填するまでに鍛え上げたわけですから、もはや超人です。
 真剣に鍛えたら、何かの競技でオリンピック狙えるんじゃないかなあ、アリクイさんチームの3人は(笑。

6. おばあ(冷泉久子):保護者(酒井屋)


 麻子のおばあこと冷泉久子さんは酒井屋さんにいらっしゃるはずですが、今回の巡礼中はずっとお店がお休みのようでした。個人商店なので、こういう時もありますね。

7. 高島レミ:戦車道連盟審判員(大黒屋)


 戦車道の審判員B子こと高島レミは、大黒屋さんに。こちらも旧パネルのままですね。
 そういえば前回行った時は、店頭に店員さんがいなくて困惑したものでしたが、今回はちゃんといらっしゃって安心しました。やはりお店には店員さんがいないと落ち着きません。



 劇場版では、ほんの一瞬映るだけでしたかね、高島レミは。役が役なので仕方ないんですが、モブにしておくのは惜しい、容姿の良い子なので、台詞の一つもつかないかなあとか。

 本日はここまで。続きはまた次回に。

コメント

このブログの人気の投稿

大洗へ ~ガールズ&パンツァー聖地巡礼~ 戦車編Part 1

フィットRS改造計画

鈴鹿でSIGMA 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM Contemporaryを使ってみる