2007F1日本GP開幕ッッ! 予選です!


まさか、この私が自宅でF1観戦とは……くっ……。



まあいいです。現地観戦にしかない魅力がある一方、自宅観戦にしかない魅力だってあるわけです。レースの状況がわかりやすいのとか、川井ちゃんをはじめとした解説陣や実況の醍醐味とかね。あとは、ノートPCを開いて、レース中にデータ入力してみたり調べ物してみたり。ポジティブに行きましょう。



さて、というわけで! ついに40年ぶりに富士に戻ったF1日本GPの開幕、その予選が本日行われました。



いつもの通り、スカパー!110のフジテレビ721で、川井ちゃんや今宮さんの解説を聞きながらの観戦。

現地映像に切り替わると……



なんだこの霧は



むちゃくちゃ霧! めっちゃ霧! まさに濃霧!

え、これ走れるんですか? 視界が悪そうだし、メディカルのヘリも飛べないよね?

案の定、実況や解説陣からは「これは延期になるでしょうか」のコメントが次から次へ。二年前の鈴鹿、あの台風で翌日順延になった予選が再び?



しかし、そんな不安要素ばりばりの中でも、なぜか進んでいく開始への準備。止まらない!止まらない!



ていうか、スタートしたーーーーーーー!!!



え、え、大丈夫? 死ぬよ? 前見えるの?

テレビの前で驚いている内に、映像が車載カメラに切り替わる。



前が見えねええええええええええ!!!!!



いや、例えばね、雨の中で直前のマシンとテイル・トゥ・ノーズになったりすると、まったく視界が塞がれちゃうこともあるですよ? 後ろに跳ね上がる水しぶきで。

でもこれって、そう言うんじゃないですよね。

確かにまったく見えないと言うこともないし、ちゃんとコーナーも目にはいるけれども……。いや、でもね? そうは言ってもね? モノには限度というモノが……。



だってこれ、ホームストレートの入り口から第1コーナーの入り口が見えないじゃん! いくらコーナーに近づいていけば見えるっつったって、ねえ……。



しかし、そんななかでもドライバーたちは次々コースへ。ウェット路面だと言うことで、エクストリームウェットタイやが多いみたい。……ん? スタンダードウェットもいる? 確かに雨はやんで…るのかいまいち判らないけど、画面上では大降りには見えない。でも大丈夫かな。



で、まずはタイムを出してきたのはSUPER AGURIの佐藤琢磨。1分30秒ちょい。うーん、タイムが伸びない。雨だからしゃーないし、昨日のフリー走行も全然走れていなかったけど、それでも少し遅いか? 案の定、次々にタイムが塗り替えられていきます。

結局、SUPER AGURIは佐藤、アンソニーともQ1で脱落。まぁ、身の丈と言えば身の丈……。その他、Spykerのスーティール、山本左近、Williamsのヴルツ、そしてHondaRacingのバリチェロが脱落……、うぉい、何やってんだルーベンス! その上、TOYOTAのラルフがクラッシュしてるし! 相手は左近か。タイムとしてはQ2進出だけど、こりゃ無理だな……。走れない。決勝はグリッドスタートか……。



さて、Q2からは、いよいよハミルトンとアロンソの一騎打ちの様相が。順調にタイムを縮めて、事前の評判通り、マクラーレンの1・2体制へ。やはり強い! フェラーリの機密情報だけでここまで速くなったとは思えない。たぶん、今年のマクラーレンは普通に強い! というか、まぁ、去年くらいからかなり強かったけどね。……それにしてもコンストラクターズ剥奪が悔やまれる……。仕方ないけど。

さて、そのほかで意外なのは、HondaRacingのジェンソン・バトン。うぉ、速ぇ。なにげにQ2で6位! Q3進出じゃないですか。確かに、ウェットコンディションだと、普段に比べてドライバーの力量が反映されやすいけれども、このポジションは驚き。……普段からこのくらい速ければなぁ……。



さて、Q2ではRenaultのフィジケラ、コバライネン、RedBullのクルサード、ToroRossoのリウッツィ、TOYOTAのトゥルーリとラルフが脱落。まぁ、ラルフは走れなかったからね……。

っていうか、ToroRossoのセバスチャン・ベッテルがQ3に進出じゃん! どうしちゃったの今日は。



そしていよいよQ3、各チームの威信をかけてポジションの奪い合い。ここでも強いのはやはりマクラーレンとフェラーリ。特に速いのはアロンソとライコネンで、この2人でポールポジションの奪い合い……、と思いきや、最後にハミルトンがきたー! 1分25秒368でポールポジション獲得! やはりこの男は侮れない!



というわけで、予選を終えて順位は以下の通り。



1.ルイス・ハミルトン(McLaren Mercedes)

2.フェルナンド・アロンソ(McLaren Mercedes)

3.キミ・ライコネン(Ferrari)

4.フェリペ・マッサ(Ferrari)

5.ニック・ハイドフェルド(BMW Sauber)

6.ニコ・ロズベルグ(Williams Toyota)

7.ジェンソン・バトン(HondaRacing)

8.マーク・ウェバー(RedBull Renault)

9.セバスチャン・ベッテル(ToroRosso Ferrari)

10.ロバート・クビカ(BMW Sauber)

11.ジャンカルロ・フィジケラ(Renault)

12.ヘイッキ・コバライネン(Renault)

13.デビッド・クルサード(RedBull Renault)

14.ヤルノ・トゥルーリ(TOYOTA Racing)

15.ヴィタントニオ・リウィッツィ(ToroRosso Ferrari)

16.ラルフ・シューマッハー(TOYOTA Racing)

17.ルーベンス・バリチェロ(HondaRacing)

18.アレキサンダー・ヴルツ(Williams Toyota)

19.アンソニー・デビッドソン(SUPER AGURI Honda)

20.エイドリアン・スーティール(Spyker Ferrari)

21.佐藤琢磨(SUPER AGURI Honda)

22.山本左近(Spyker Ferrari)



バトンとベッテル以外は、おおむね予想通り。決勝は、やはりハミルトンとアロンソのしのぎの削りあいが見所でしょうか。そして、マクラーレンの牙城に、富士では不利と言われるフェラーリの2台がどこまで迫れるか。そして、中段以下ではザウバーとルノーのポイント争い。これに、今回調子の良かったバトン、ロズベルクの絡みも楽しみです。



しかし……



しかし、明日はさらにコンディションが最悪だとか!



大丈夫か!? 大丈夫なのか日本GP!

どきどきしながら、明日の決勝を楽しみに待つ!



2007年9月29日

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