憧れの車


いまだにドックから出てこないインプレッサ君が心配で仕方ない今日この頃、アクセルベタ踏みでも一向に加速しないR2はもう飽きました。インプレッサ君、早く帰ってきてください、(´Д⊂グスン



私が買った最初の車は、HondaのインテグラType-R。「世界最速のFF車」という触れ込みが琴線に触れまくりで、お財布事情の苦しいアルバイター時代に、中古とはいえ120万もする車を無理して買いました。インテ Rの中でも珍しい4ドアハードトップモデルのシルバーで、ヨコハマのAVS MODEL 6のホイールが死ぬほど派手な車でしたねー…。走りはもうクイックのそのもので、ステアを切れば切っただけ曲がる、アクセルを踏んだら踏んだだけエンジンが回る、ブレーキを踏めば踏んだだけ止まる、とにかく低速域であればドライバーの思った通りに動いてくれる。ゆっくり走っていてもとても気持ちいいし、誰もいない峠道なんかでスピードに乗って走れば、気分はもうレースドライバー。限界領域で暴れだすコーナリングも、それを抑え込んだときには「操ってる!」感覚が全身を駆け巡って、そりゃもう快感のひとこと。実際問題、贔屓目に見たってへたっぴドライバーの自分の運転ですら、そんな気分に浸れる車だった。あれこそスポーツカーです。

乗り換えた2代目は、現在のインプレッサWRXワゴン君。こちらはボクサーターボの力強いサウンドと、その期待を裏切らない、冗談みたいなぶっといトルクが超魅力的。頭の悪いシフトワークでも強引に加速できてしまうところは、さすがインプレッサと唸らされますし、きちんと回転数を上げながらシフトを上げてタービンを回せば、文字通りシートに押し付けられるような凄まじい加速力を叩き出します。コーナーワークはさすがにインテグラさんには及びませんが、それでも、一般的な自動車に比べれば、遥かな高次元でのオン・ザ・レール。スポーツカーというよりはグランドツーリングですが、これはこれでたいへん気持ちよいです。

なーんて、インプレッサ君が戻ってこない寂しさを文章で紛らしてる感もありますが、本日のメインの話題はこちら。麻宮騎亜の「彼女のカレラ」(集英社)。



父が残してくれたポルシェを運転する若葉マークのドライバー、轟麗菜の苦労の日々をコミカルに描いたカー・コミック。もともとメカの描写がうまい作者のことですから、描かれるポルシェたちも実に活き活きしてます。また、例えば「頭文字 D」(しげの秀一:講談社)や「湾岸ミッドナイト」(楠みちはる:講談社)、「オーバーレブ!」(山口かつみ:小学館)といった、カーチェイス・カーバトルが主体ではなく、あくまで初心者で一般ピープルな轟麗菜の四苦八苦がストーリーの軸なので、より読者の日常に近いカーライフの楽しみが疑似体験できます。自分もポルシェを買ったら、こんな風に苦労すんのかなー、みたいな。

とはいえ漫画ですから、そこはぶっ飛んだ設定もありますけども。登場人物のほとんどが、ポルシェ、フェラーリ、ランボルギーニなどの高級スポーツに乗ってるところとかね。フキダシに隠れてましたが、パトカーは HondaのNSXだったし(笑。



ちなみに…



いまでこそ財力の関係で入手できていませんが…



実は私は…



隠れポルシェファンなのだっ!


(゚Д゚)クワッ



…別に隠してどうこうというわけじゃないんですがね。



無尽蔵に金があるとしたら、911 GT3が欲しいなぁ…

カレラGTの方が高性能だけど、あれはオープンだからなぁ。

どっちかっつーと、クローズドの方が好き。



まぁ、どう考えたって金がないので、宝くじでも当たらない限りはGT3買うなんて不可能です。

狙うとしたらボクスターかなぁ。こっちなら、まだ現実味があるよなぁ…



…仕事がんばろう。



2006年9月15日




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