ノロウィルス?


 フィギュア日本勢は、織田信成以外は壊滅的でしたね。特に高橋大輔が…。序盤はがんばっていましたが、中盤からの崩れようが凄まじかった。ステップの途中で停止しそうになったときは、痛々しいくらいでしたね。

 高橋をはじめ、安藤、浅田は体調不良だったらしく、また、それが虚偽でないのは演技を見ても明らかでした。高橋は誰がどう見てもおかしかったし、他にも安藤は演技前のポージングが静止しておらず、浅田は技と技の繋ぎの滑走部分で上半身がおざなりになっているなど、技術以外の部分(体力、あるいは集中力といった部分)がとにかく雑だった。浅田なんて、インタビューの声が鼻声だし。村主については体調面での話は聞いていませんが、なんだか演技の緩急がいつもに比べて曖昧でぼやっとしていた気がします。

 なんでしょうね、ノロウィルスでしょうか? でも場所はロシアだし…。

 とにかく、選手たちの早期回復を祈るばかりです。長引くと練習に影響しますし。



 さて、日本勢の沈黙をよそに、外国勢は元気でした。女子のキム・ヨナはもちろん、男子勢が特によかった。ひときわ目をひいたのはアルバン・プレオベールでしょうか。まぁ、ある意味当然なんですが(笑。ルックスはちょっと濃いですが、なんとなくフィリップ・キャンデロロを観ているような気分になる選手です。フランスの選手は明るい人が多いんですかね。今回もまさに「演技」と表したいような滑走で、観ていて楽しくなります。ステップワークについても、格別スケートにおける高等技術を実現しているわけではないですが、とにかく軽やかかつリズミカルで、思わず魅入られてしまいます。こういう人が増えると良いなぁ。

 また、優勝したブライアン・ジュベールについても、4回転こそなかったですが見事なトリプルジャンプの連続で、さすが現役選手最強のジャンパーの呼び声高い選手。圧巻でした。…カルテットジャンプもやってほしかったけどね。まぁ、それは贅沢というものでしょうか。



 さて、とりあえず今日でGPシリーズも終了。お次は3月の世界選手権です。今回残念な結果に終わった選手は気持ちをリセットして、栄光を掴んだ選手はこのままの勢いで、表彰台の頂点を目指してがんばってほしいものです。



2006年12月17日




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