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せーがー

 初めて買ってもらったテレビゲームがテクモの「スターフォース」だったせいか、シューティングゲームが大好きです。2Dも3Dも好き。  ただし、下手ですが(笑。  ホント、下手の横好き。なので、トップシューターのような華麗なプレイにはほど遠い。撃墜されながらよたよた飛行する日々です。レースゲームはそれなりに自信あるんだけどなぁ……。  なんにせよ、新作が出るととりあえず試してしまいます。4月のXbox360は、パッケージで「ケツイ ~絆地獄たち~ EXTRA」、XboxLiveArcadeで「アフターバーナー クライマックス」がリリースされたので、とりあえず「アフターバーナー」をダウンロード。「ケツイ」の方は、また今度。だって、未だに「虫姫さまふたり」がクリアできないんだもん……。  さて「アフターバーナー」ですが、もとは2006年にリリースされたアーケードタイトルの移植タイトルです。初代は23年前に発売されたゲームですが、ゲーム性は当時からさほど変わってません。逆に言えば、20年以上も耐えうるゲーム性を誇っていたと言うことで、やはりセガは時代の最先端を走っていたと言わざるを得ない。  ちなみにどんなゲームかというと、こんな感じ。23年前にリリースされた、アフターバーナー2です。  そしてこちらが最新のアフターバーナークライマックス。  ハイスピードな3Dフライトシューティング。襲い来るミサイルをかわしながら、敵機をロックオンしてミサイルを撃ち込むという、非常にシンプルなゲーム。他に覚えることは、クライマックスモードという、ゲージを消費して時間の進み方を遅くするシステムくらい。後はひたすら、攻略に没頭するだけ。難しいこと考えずに、とにかくミサイル撃てやコラァ!というような感じでしょうか。  まぁ、実際には敵配置を覚えて、クライマックスモードの発動タイミングを覚えて……というように、覚えゲーとしての要素が強いですが、ひたすら反射神経に頼ったゲームプレイでもOK。  さて、前振りはともかくプレイですが、やればやるほど上達が味わえて快感。上達と言っても、先に言ったとおり下手の横好きなので、いまだ100万点の壁を突破できずですけどもね。  難しいのはミサイルが多数飛んでくる場面で、「これホントに避けきれるのか!?」と四苦八苦。

どこんちもだいたい一緒

 たまには宗教の話でも……。  格言集めの一環で聖書などたまに読みますが、ここに書いてあることはかなり極端ではあるものの、ある種の理想世界を語った「正しき」書ではあります。少なくとも、書いてあることを書いてあるとおりに全ての人が実行すれば、住みよい世界になるでしょう。  しかし、キリスト教社会と言われている国でも、理想郷にたどり着くどころか、ほとんどの場合聖書の教えは実行されない。なんでかというと、たぶん聖書に書いてあることは、単純に読むとハードルが高すぎるからだと思う。  たとえば次の一説。 「あなたの頬を打つ者に、もう一方の頬も向けなさい。上着を奪う者には、下着をも拒んではならない。求める者には誰にでも与えなさい。あなたの持ち物を奪おうとする者から、それを取り戻そうとしてはならない」 ~~新約聖書『ルカの福音書』6章29-30節)  イエスが弟子に語った有名な説教ですが、これたぶん無理。今だったら、キリスト教社会であろうと、上着を奪われた時点で逃げるか訴えるかの選択しかしない。      この言葉をはじめとし、私を含めた凡人からすると、イエスの言葉のほとんどは、表面的に読むだけでは「綺麗事」として片付けられてしまう類のモノ。聖人レベルの精神性を持ってないと実行できない。マザー・テレサくらいじゃないとダメ。  しかし、教え自体が間違っているかというとそうでもないから、凡人は聖書の記述の表面をなぞりながら、暗黙の約束事を構築してしまう。  あれするな、これするな、聖書にこう書いてある、聖書が言ってるのはたぶんこういう意味、だからこれこれはやっちゃダメ、こういう風にしなさい。  そして、いつの間にかガチガチに凝り固まった、頭でっかちの宗教団体と化していき、やがて、自分たちが信じている教義から外れたものが許せなくなる。  戦争の火種がここにあります。キリスト教社会がいつまで経っても理想郷を建設できないのはたぶんそれが原因。  そして、悩ましいことに「教義で凝り固まることをイエスは厳しく批判していた」ことに、なぜか信徒の多くが目を逸らす。なぜってその方が楽だから。  聖書の真意を常に考察しているより、単純な教義を守るほうが、そりゃ簡単でしょう。人間、楽なほうへと流れていきます。  しかし、聖書にはこんなことも書いてある。 「狭

お色直し

なんか、ウチのブログを読んだ後に他のページに飛ぶと目がチカチカするという意見が。たぶん、真っ暗な背景から白い背景へ移行する時のコントラストでそうなるんだろうけども……。 ま、星座のテンプレートを採用して、もうずいぶん長いですし、本サイトの方もお色直ししたし、良い機会ということで変更することに。 とはいえ、白い背景にするのは管理人がちょっと嫌なので(目が疲れます)、間を取ってブラウンの背景を持ったテンプレートに。 くずかごノートのイメージですかね。草壁さんらびゅー。 ついでに、ブログのタイトルも変更。これまでサークル名でググると「別館」が先に表示されてしまうということがたびたびありましたし、いつか変えてやろうと思っていました。 そしてタイトルは、ああやっぱりの「くずかごノート」。なんとおそれおおい。 それにしても、twitterを始めてからこっち、ブログに何を書こうかいまいち思い浮かびませんねぇ。もともとブログの方は手軽な日記みたいなノリでやってるだけなので、より手軽なツールがあるとどうしてもそっちに移行してしまいます。 とはいえ、ブログにはブログのメリットもあるわけで、さて、うちのサイトとしてはどういう位置づけにすべきか、といったところ。 とりあえず案はいろいろなきにしもあらず。日記でもなく、さりとて小説でもなく。ある種の実験場みたいな感じで使うとか。 そのうち変なことをやり始めたら、「ああ、なんか思いついたんだな」とでも思ったってください。 まぁ、twitter向きでない長文の日記は、これまで通りブログで書くでしょうけれども。 では。 2010年4月2日

漱石の文章

twitterで呟いた話ですが、よく考えたらブログ向きの話だったので、こちらにも。  久々に夏目漱石の「草枕」を読んでいたら面白い箇所に気づいたので転載。ちなみに漱石は著作権が消滅しているので平気。以下転載。 ~~~~~~~~~~~~~  世の中はしつこい、毒々しい、こせこせした、その上ずうずうしい、いやな奴で埋っている。元来何しに世の中へ面を曝しているんだか、解しかねる奴さえいる。しかもそんな面に限って大きいものだ。浮世の風にあたる面積の多いのをもって、さも名誉のごとく心得ている。五年も十年も人の臀に探偵をつけて、人のひる屁の勘定をして、それが人世だと思ってる。そうして人の前へ出て来て、御前は屁をいくつ、ひった、いくつ、ひったと頼みもせぬ事を教える。前へ出て云うなら、それも参考にして、やらんでもないが、後ろの方から、御前は屁をいくつ、ひった、いくつ、ひったと云う。うるさいと云えばなおなお云う。よせと云えばますます云う。分ったと云っても、屁をいくつ、ひった、ひったと云う。そうしてそれが処世の方針だと云う。方針は人々勝手である。ただひったひったと云わずに黙って方針を立てるがいい。人の邪魔になる方針は差し控えるのが礼儀だ。邪魔にならなければ方針が立たぬと云うなら、こっちも屁をひるのをもって、こっちの方針とするばかりだ。そうなったら日本も運の尽きだろう。 ~~~~~~~~~~~~~  以上転載でした。明治の世から、このあたりは何も変わってませんねぇ。「アレのことか」と思い当たる人も多いのでは。  それにしても漱石の文章はいつ読んでも良い。こういう文章を"芳醇な"と形容するんです。  元々小説というのは――、というか、芸術というものを構成する要素というのは、つまらないものです。このつまらないものを、「いかに面白く魅せるか?」と試行錯誤した果てに、芸術というものができあがる。  漱石の文章というのは、これを極めて素朴で、単純で、ストレートに達成している。これがすごい。  積み上げられた言葉の一つ一つはとても平易で簡素なのに、並べられた配置が描く軌跡が天を駆けている。こういうのを「言葉の選び方が良い」と言います。  たとえば「吾輩は猫である」なんか、描かれているのはつまるところ苦沙弥先生たちの日常風景。苦沙弥先生は別に天

どうでもいい話です(マジで)

家のメアリィちゃんは滅多に鳴かない猫で、飼い主の私ですら、鳴き声を聞くのは年に2~3回です。若い頃はよく鳴いてたんですが、歳を取るにつれて回数が少なくなり……。 さてこの間、ウチの会社が保守してるシステムでトラブルがあり、明け方四時に叩き起こされまして、緊急で会社に行かなくてはいけなくなりました。んで、大あわてで身支度をしてる時に、ニャーニャーと鳴きながら私の周りをウロウロとし始めたのが、くだんのメアリィちゃん。 私の焦燥を感じ取ったんでしょうかね。普段はぼーっとしてるのに、その時ばかりは心配そうに見つめてくる我が愛猫。安心させるためにナデナデしてあげましたが、それでもまだ心配そうにニャーニャー。 おお、年に数回しか披露しない鳴き声を、なんという大判振る舞い。いやー、好かれてるなぁ、私。えへえへ。 別になんてこたない話ですが、嬉しかったので書いてみました。えへえへ。 2010年1月13日

車内からは見えないが

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冬コミの準備が終わったので休日は遊びたおしました。主にテレビゲームで(笑。 だって、印刷代とか高くてお金ないんだもん……。 で、何をやっているかというとこちら、Xbox360用レースゲーム「Forza Motorsport 3」です。10月22日の発売日以降、ひたすらこれで遊んでます。冬コミの合間の現実逃避とかに……。 ともかくまー、面白いです。楽しいです。最高です。現状のコンシューマにおけるレースゲームのナンバーワンです。やたら長いロード以外は何一つ文句を付けるところのない、素晴らしい作品。 知らない人のために少し紹介しますと、Forzaシリーズは「グランツーリスモ」に代表されるリアル系レースシミュレータに属するゲームです。例えば、「リッジレーサー」や「マリオカート」のような、明らかに実車とは違う動きをする車で走るのではなく、現実にある車を自分で動かして走る類のゲーム。収録されている車も、例えばミニ・クーパーやフェラーリF50、スカイラインGT-Rなど、誰もが知っている車種です。 リアル系シミュレータなので、ゲームっぽいエフェクトやアイテムなどの派手な要素はありません。が、現実の車と同じ挙動をするマシンを自分の腕で操り、コンマ一秒のタイムを削ることに喜びを見いだしていく、ストイックな楽しみに溢れています。 日本代表がグランツーリスモだとすれば、Forzaはさしずめアメリカ代表。ネームバリューではグランツーリスモの後塵を拝するものの、その質においては、引けを取らないどころか既に凌駕していると言って過言ではない、珠玉のレースゲームと言えます。 ま、概要はこのくらいにして実際のゲームプレイについてですが、とにかくタイムアタックが熱いです。私の腕自体はさして上手いわけではないですが、それでも、コンマ数秒削ってオンラインランキングが上がると破格の嬉しさです。コースによっては世界ランクのかなり上の方まで行けたりして、ついついやめどきを見失ったり。 ちなみに、現状のオンラインでは、Fujimi Kaidoの人気がないのかランキング登録者数が少ないです。このため、ここでタイムを記録すると、たいしたラップじゃなくてもけっこういい感じに順位が出ます(笑。 FujimiのFull Circuit(Reverse)のR3クラスで、98081人中92位に入っている

燭台灯るテーブルに海賊の帽子を

 ハァ……とため息ばかりの月曜日。ブラックマンデーどころじゃないです。発端は先週からですが、月曜日にいたってトドメを刺されているというか、まぁ次のリンク先を見てくださいまし。 http://www.4gamer.net/games/088/G008881/20090406038/screenshot.html?num=048  バンダイナムコゲームズの「 『テイルズ オブ』シリーズ2009年度ラインナップ発表会 」の一場面です。   ・Xbox360版は大ヒットを記録!  ・テイルズシリーズの中で顧客満足度1位!  ・2008年日本で一番売れたXbox360向けRPG!  これ、昨年発売されたXbox360用RPG「テイルズ・オブ・ヴェスペリア」のことです。  いやぁ、景気いいですね。  で、同じ講演中に示されたのが次の映像。 http://www.famitsu.com/image/656/NPxY2kmw6BoKqa5hfMyc8Bo7E2MD7QSP.html  「昨年度のXbox360での成功を活かし、PS3へのさらなる次世代機展開を拡大――」というと聞こえは良いですが、プレゼンイメージの内容からして、箱○ハブられてますやん。DSもだけど。  その上、ゼネラルマネージャの吉積氏から 「 PSP、プレイステーション3、Wiiで 『テイルズ オブ』シリーズを展開しつつ、イベントや昨年展開したアニメの延長線上にある新しいものをやりたい」 の発言。  ねぇ、Xbox360は?  箱○はどうしたの?  ていうか、   なんっじゃそりゃああああああああああ!!  これ酷くない? いくら何でも酷くない?  いや、ビジネスだからね、移植するのはまぁ仕方ないです。サードパーティですし、一機種に肩入れする義理はない。  でも、こんなプレゼンやられたら、いくら何でも気分悪いよ。売り上げがどうとか顧客満足度がどうとか持ち上げておいて、結局Xbox360はそれっきりって、そんなのヒドイ。それならいっそ「PS3ユーザーさんからの要望に応えて~」とだけ言ってればいいじゃないのよ。そうじゃなきゃ、リップサービスでも良いから、Xbox360の展開も考えてます~とかさぁ、そのくらい良いじゃないのよ。なぜわざわざ少数民族の我々箱○ユー