夏の思い出たち 鈴鹿8耐編 part.3

鈴鹿サーキット最大のイベントと言えばF1日本GPであることは論を待たないと思われますが、鈴鹿で初めて開催されたのは四輪ではなく二輪のレース。そもそもホンダが最初に作ったのはオートバイでもありますから、むしろ二輪レースこそ鈴鹿本来の姿かもしれません。 四輪、特にトップフォーミュラでは、そのチャレンジングなレイアウトこそドライバーたちから絶大な支持を受けているものの、ことオーバーテイクとなると「抜きどころがない」という評価なのが瑕に疵。 しかし二輪であればコース全域がオーバーテイクポイント。S字だろうとスプーンだろうと、隙があればガンガン抜いていく。目まぐるしく変わるレースの状況は、参加者数の多さもあって、初心者にはなかなか把握しづらいほど。 Team KAGAYAMA / SUZUKI GSX-R1000 Canon EOS 70D + SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM Contemporary 400mm(トリミング有)・ ISO100・F10・1/200 まぁ、耐久レースというのはスプリントレースと違って、疲れたら席から離れて食事したり昼寝したりしながら、のんびり観戦するのが似合うイベントですから、四六時中ずっと把握している必要はあまりないんですけどもね。