移動するもの
ガンダムは観たことないんですが、マクロスは初代を通して観たことがあります。
で、作中にバルキリーという、飛行機(ファイター)と人型ロボット(バトロイド)とそれの中間みたいなの(ガウォーク)に変形できる戦闘機が出てくるんですが、これについて以前に知り合いと話していたところ「どの形態が一番好きか」という話になり、その時に「飛行機型」と答えて訝しがられたことがあります。
彼曰く、普通の戦闘機なんかどこでも見られるのに、なぜよりによってそれなのか?と。バトロイドやガウォーク形態の方が、アニメならではの形で面白いじゃないかと。まぁそれについて否定する気はないんですが、それでも飛行機型の方が好きなんだからしかたがない。
どうも昔から「移動するもの」に憧れがあります。最も好きなのは自動車ですが、たぶん一番身近だったからでしょう。父親が乗っていたスプリンター・カリブの印象が強かったため、いまでもハッチバック車が形態として一番好きだったりしますし。
マクロスのバルキリーで飛行機型が好きなのも多分そのせいで、一番速く、一番遠くまで行けそうなファイター型がやっぱり好きなんですね。銃を持って戦ってるバトロイド形態は見せ場の一つだと理解はしますが、高速で飛行するファイター型のほうがやっぱり美しい。ひらひらとミサイルを避けて飛ぶ姿は、ガウォーク形態には絶対に醸し出せない色気があります。というかガウォーク形態は申し訳ないんですがカッコ悪いと思う。
高速で移動するものは、つまり、より遠くの、見たことのない景色を見させてくれる存在です。身近であるが故に気がつかない風景にも妙味がありますが、もっと遠くの、普段は見られない景色をたくさん見たいと思うのが人情。「なぜ生きているのか?」と問われれば、「もっと綺麗なものを見たいから」と答える程度には、自分の中でその欲求は強い。
写真や映像ではダメです。自分の目で見なければ、その風景を理解することはできない。だから、移動しなければならない。その風景を目で見て、その空気を自分で吸って、匂いをかぎ、熱を感じ、手で触れて、味わって、ようやくその場所に足を運んだといえる。Google EarthやGoogle Street Viewを持ち出すまでもなく、インターネット上に世界中の景色を見ることができるようになった現代。でも、やはり、自分の目で見る景色を超えるものは出現していない。まぁそれとは別に、写真撮影は趣味の一つなんですけども(笑。
自動車や飛行機には、そんな自分の願いを叶えてくれるイメージがあります。モータースポーツ観戦を趣味とするのも、そういう自分の嗜好が生み出した産物なのかもしれません。
ああ、旅行に行きたいなぁ。
2014年7月21日
で、作中にバルキリーという、飛行機(ファイター)と人型ロボット(バトロイド)とそれの中間みたいなの(ガウォーク)に変形できる戦闘機が出てくるんですが、これについて以前に知り合いと話していたところ「どの形態が一番好きか」という話になり、その時に「飛行機型」と答えて訝しがられたことがあります。
彼曰く、普通の戦闘機なんかどこでも見られるのに、なぜよりによってそれなのか?と。バトロイドやガウォーク形態の方が、アニメならではの形で面白いじゃないかと。まぁそれについて否定する気はないんですが、それでも飛行機型の方が好きなんだからしかたがない。
どうも昔から「移動するもの」に憧れがあります。最も好きなのは自動車ですが、たぶん一番身近だったからでしょう。父親が乗っていたスプリンター・カリブの印象が強かったため、いまでもハッチバック車が形態として一番好きだったりしますし。
マクロスのバルキリーで飛行機型が好きなのも多分そのせいで、一番速く、一番遠くまで行けそうなファイター型がやっぱり好きなんですね。銃を持って戦ってるバトロイド形態は見せ場の一つだと理解はしますが、高速で飛行するファイター型のほうがやっぱり美しい。ひらひらとミサイルを避けて飛ぶ姿は、ガウォーク形態には絶対に醸し出せない色気があります。というかガウォーク形態は申し訳ないんですがカッコ悪いと思う。
![]() |
中部国際空港にて PENTAX K-5IIs + SIGMA APO 120-400mm F4.5-5.6 DG OS HSM |
高速で移動するものは、つまり、より遠くの、見たことのない景色を見させてくれる存在です。身近であるが故に気がつかない風景にも妙味がありますが、もっと遠くの、普段は見られない景色をたくさん見たいと思うのが人情。「なぜ生きているのか?」と問われれば、「もっと綺麗なものを見たいから」と答える程度には、自分の中でその欲求は強い。
写真や映像ではダメです。自分の目で見なければ、その風景を理解することはできない。だから、移動しなければならない。その風景を目で見て、その空気を自分で吸って、匂いをかぎ、熱を感じ、手で触れて、味わって、ようやくその場所に足を運んだといえる。Google EarthやGoogle Street Viewを持ち出すまでもなく、インターネット上に世界中の景色を見ることができるようになった現代。でも、やはり、自分の目で見る景色を超えるものは出現していない。まぁそれとは別に、写真撮影は趣味の一つなんですけども(笑。
自動車や飛行機には、そんな自分の願いを叶えてくれるイメージがあります。モータースポーツ観戦を趣味とするのも、そういう自分の嗜好が生み出した産物なのかもしれません。
ああ、旅行に行きたいなぁ。
2014年7月21日
コメント
コメントを投稿