アマテラス、かわいー♪

最近、テレビでプレイする据え置きゲーム機の存在価値がわからなくなってきてます。

PS2程度のスペックはPSPで実現されているわけだし、それ以上を望むなら、パソコンをグレードアップした方がよりハイスペックを狙える。ゲームとしての面白さに関してはニンテンドーDSに追従するものが現在ない…。大画面と音響はゲームの本質とはほとんど関係ないし、ワイヤレス通信当たり前の現在では複数人プレイも携帯ゲーム機でOK。

上記のことを考えると、テレビ前の据え置きであるメリットがさして思いつかないわけです。そういうわけで、最近では任天堂Wiiがたいへん楽しみな白詰草。



ただし…

ハードがどうであろうとも、最終的に面白いかそうでないかを決定する要素は、実際に遊ぶ「ソフトウェア」の方です。左上に画像が上がっている「大神」(CLOVER STUDIO)は、最近稼動していなかったPS2の、久々のスマッシュヒットゲーム。これは面白い。こういう作品をずっと待っていました。





神話のような導入で始まる物語と、絵筆で描いたようなグラフィックで表現される日本の美しい自然。草木の陰に咲いた一輪の花や、大輪に咲き誇った桜の香り、村はずれの川のせせらぎや夕餉の支度の音、風と日差しが踊る昼間の大地に、ささやき声と月明かりが照らす夜の静間…。そんな情景まで肌で感じられるような温かい世界。

西洋ファンタジーに染まったゲームシーンで、ここまで日本の美を追求した作品が出るのはとてもうれしい。

無論、アクションゲームとしても秀逸。太陽神・天照大神の発現…狼の姿をした主人公アマテラスの、狼ならではの動作と、本作の特徴である筆しらべシステムが見事にマッチしていて、パッドを操作するのがとても楽しい。やたら煩雑なわけではなく、かといって単調ではない絶妙な操作性は、アクションゲーム初心者から上級者まで、わけ隔てなく楽しめるはず。

まだ始めたばかりの上、どうしても週末くらいしか遊べる時間がないのが惜しい。…まぁ、でもその分長く楽しめるかな?

ちなみに現在、花咲谷を復活させて、神州平原の塞の芽にも花を咲かせたところ。まだ序盤ですね。旅はまだまだ続きます。



2006年6月7日 ――神居鈴




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