ストロボとディフューザー

 必要があって先日ストロボを買いまして(SIGMA EF-610 DG SUPER)、本日はそれに加えてディフューザーを購入。ディフューザーといっても大げさなものじゃなく、こちらのお手軽なハクバ クリップオンストロボディフューザー2WAY(L)

 リンク先の公式ページ見ていただくとわかりますが、ストロボの頭にくっつけて使います。ディフューズ板をおろして使えばディフューズ撮影、ストロボを上に向けてディフューズ板も上げて使えばバウンス撮影と、一粒で二度美味しい設計。
 単機能でもっと高いものを使ったほうが性能は上でしょうけど、まぁ初心者はこのくらいで問題ない……はず。うん。
 で、せっかくなので、普段はめったに撮らないフィギュアなど撮影して、その効果を見てみることに。なにしろ使い慣れないものですし、よくあるフィギュア撮影用のブースなんかも我が家にはありませんので、本棚、しかも黄色と緑の背表紙が背景という、非常にやる気のない環境での撮影。特に何かの参考にはならないでしょうけど、まぁ素人が使ってみるとこんな感じになるということでお願いします。

 なお機材は"このみん"ことCanon EOS 70D + EF-S18-135mm F3.5-5.6 IS STMです。これに先のシグマストロボとハクバディフューザーの組み合わせ。

 まずはストロボなしの状態で。被写体は泉こなたさんです。なお等倍写真はこちらからどうぞ

F5+SS1/2+ISO100+換算98.2mm

 うーん、まぁこんなもんですわね。自然な感じです。ただ、フィギュアの写真としては髪の影が顔に落ちすぎでしょうか……。それとシャッタースピードが0.5秒。相手は静物の上に三脚使ってるので問題なく写ってますが、動きものだとこのSSでは追えないですね。



 次は内蔵フラッシュ。等倍はこちらから

F5+ISO100+SS1/60+換算98.2mm+フラッシュ使用

 なんだか嫌な色合いになってしまいました。全体的にのっぺりしてるしギラギラしてるし、これならノイズまみれになってもISO感度上げて撮ったほうが良さそうです。


 次は外部ストロボ直射です。なおデフォルトでは明るすぎたので光量を少し落としてあります。等倍はこちらから

F5+ISO100+SS1/60+換算98.2mm+外部ストロボ使用

 内蔵フラッシュよりは幾分か良いですが、影が凄く濃く出ちゃってます。そのためなんだかわざとらしい絵面に ……。あと光が強く当たっているために、こなたの髪の色が薄いですね。もっと青いはずですが、かなり白っぽくなっちゃいました。


 次はディフューズ撮影。等倍はこちらから

F5+ISO100+SS1/60+換算98.2mm+外部ストロボ使用+ディフューザー使用

 影が薄くなって割といい感じです。ディフューザーが効いてますね。相変わらず髪色が薄いですが……。ストロボなしに比べると、立体感に欠けるのが難点ですが、そのぶんシャッタースピードは稼げますし、このくらいなら使用に耐えるでしょうか。


 最後はバウンス撮影です。ディフューズ板を45度くらいに傾けて撮影。この撮影だと、被写体の斜め上方から光が落ちることになります。等倍はこちらから

F5+ISO100+SS1/60+換算98.2mm+外部ストロボ使用+バウンス

 顔や体に少しずつ影が落ちて立体感が出ました。その割に壁(ここでは本の背表紙ですが)に落ちる影は薄く、見栄えも良い感じです。髪色はやはり薄いですが、立体感が出ているのでそう悪くはないです。ちゃんとフィギュア用のブースを作って撮影してあげると、とてもいい感じのフィギュア写真に仕上がりそうです。

 さしあたってこんなところです。安価なディフューザーですが、つければちゃんと効果があることがわかりました。購入した本来の目的はフィギュアではなく人物撮影ですが、それはおいおい試していきたいところ。

 しかし、こうやって試してみると、やっぱりちゃんとした背景とか作って写してあげたくなるなぁ……。

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